ASUSのZenfone2を使用せず放置していたところ、充電器を挿してもランプが点灯しない、充電しないという現象が発生しました。
ふと思い立って使用せずに保管していたZenfone2を使おうと、充電器を挿入。
あれ?充電ランプがつかないぞ…。
もちろん電源ボタンを押しても長押ししても反応なし。
焦った筆者は色々と調べて、バッテリーの完全放電という現象に行き着きました。
ASUSのZenfone2を使用せず放置していたところ、充電器を挿してもランプが点灯しない、充電しないという現象が発生しました。
ふと思い立って使用せずに保管していたZenfone2を使おうと、充電器を挿入。
あれ?充電ランプがつかないぞ…。
もちろん電源ボタンを押しても長押ししても反応なし。
焦った筆者は色々と調べて、バッテリーの完全放電という現象に行き着きました。
Zenfone2のバッテリーですが、内部バッテリーが完全放電状態(蓄積電力が全く無い状態)になると、バッテリーの保護機能が働きます。
その保護機能が、すぐに電源が入らないという状態。
内部パーツへの過電流を防ぐためで、いわゆる“仕様”なのだそう。
ASUSのサポートページには、完全放電後の再充電手順が書かれています(下記参照)。
ちなみに筆者ももちろん実践してみたのですが、この時点ではうまくいってなかったようで反応なしでした…。
1 専用のUSB ACアダプターを端末に接続し、プラグをコンセントに挿す。
2 充電LEDが点灯していなければコネクタを抜き、10秒待機。
3 10秒後再度コネクタを挿す。
→点灯なしなら再び抜いて10秒待機。
4 3を繰り返す(筆者は3分間ほど繰り返しました)。
5 点灯したら10分以上充電し、電源を入れる。
1 方法1を試した上で、Zenfone2をACアダプターにつなぎ充電状態にする(点灯しなくてもOK)。
2 30分~24時間その状態で放置。
3 24時間後に電源を入れてみる。
それで電源が入らなければ、1分間充電ボタンを押しっぱなしにして起動するか確認。
方法2はカスタマーサービスに電話した時に確認した方法です。
充電したまま放置はすでに実施していたのですが、時間が不足していたのと方法1がうまくできていなかったため起動しなかったようです。
担当さんいわく、平均で5~6時間かかるとのこと。
どのみち最高24時間は我慢しましょう。
この方法でも電源が入らない場合、故障の可能性があるとのことです。
・ カスタマーサービスに電話した後、改めて説明された方法1と方法2をやり直しました。
方法1はタイマーで10秒測りながら抜き差しを約3分間実施。
・ ・では点灯しなかったので、方法2に切り替え。
10:00頃から12:20分頃まで、約2時間20分後にスマホを見るとランプがついてる!手に持つとめっちゃ熱い!
・ 電源ボタン長押しで起動しました!急速充電中になっており、それが熱の原因だったようです。
ただ抜き差しするのではなく、ちゃんと10秒置いて挿す、抜くをしたほうが良いです。
充電器は純正の専用品を使いましょう。
USB ACアダプターは他のスマホでも充電できるので、充電器に不具合がないか別端末でチェックしてから使うと良いですね。
月曜の9:40分ごろ、カスタマーサービスに電話。
待たされるだろうなと思ったところ、あっさりつながりました。
この時シリアルナンバーを確認されるので、手元に本体が入っていた箱を用意しておきましょう(Zenfone2はSN:から後ろの番号)。
担当さんの対応は丁寧で穏やか。
とても好印象でした。
あらかじめ名前と電話番号を伝えるのですが、次回問い合わせ時は電話番号を伝えれば今回の件を把握して対応してくれるとのこと。
運良く再びお世話にならずに済みましたが、わかりやすく対応してもらえて助かりました。
完全放電してから充電したほうが良い、というサイトもあるようですが、今のスマホのバッテリー(主にリチウムイオンバッテリー)はその必要はないそうです(Zenfone2もリチウムイオン)。
バッテリーの劣化を防ぐには、なるべく高温にさせない、電池が低残量になってからこまめに充電する、といった方法が好ましい様子。
ともあれZenfone2の充電できない現象に陥ったら、まずは紹介の手順で冷静に対処してみてください。