スマホ解体新書

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格安スマホを始める前に!通信速度やサポートなどを比較

      2016/12/06

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この記事の所要時間: 451

 最近話題の格安スマホが気になるけど、安い分使用感に問題はないのか?キャリアと比較して何がどう違うのか?MVNO未体験の筆者も気になることが山積みです。格安スマホに乗り換える前に、初心者が特に確認しておきたい点を独自にまとめています。

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キャリアと比べて通信速度はどうなのか

 いくら安くても実生活において不満が多いと継続しての使用が困難になります。まず気になるのが通信状況。快適なスピードで利用するためには、やはり一定以上の通信速度が欲しいところ。MMD研究所の調査結果によれば、時間帯によって格安スマホと3キャリアの通信速度に差が見られたそうです。

 同社の調査では、平均5日間の10時~11時、12時~13時、17時~18時の3つの時間帯において、MVNO10社とドコモ、au、SoftBankの3社の通信速度テストを実施しています。

 トラフィックが集中するとされる12時~13時においては、MVNOの一部を除いて1Mbpsを切るまで速度が低下。格安スマホ全体では平均1.8Mbpsという結果に。他の時間帯ではばらつきはあるものの、ほとんどが5~10Mbps以上の速度も記録しています。通信が多くなる時間帯だとダウンロード速度がかなり下がっているようです。3キャリアではいずれの時間でも平均スピードに大きな差はなかったそうです。
参考:2015年4月格安スマホ通信速度調査

 また、この調査は東京・恵比寿にあるMMD研究所の事務所内にて行われています。そのため場所によってはもっと差が開く可能性も捨てきれないでしょう。地方などでも十分繋がる場所が増えており、利用率にも左右されるでしょうから良い方の差か悪い方の差かは不明ですけどね。

フォローやサポート体制について

 大手3キャリアであれば、各ショップにて不具合などの修理や交換の対応、不明点などを店頭で直接聞くことができます。しかし、格安スマホの多くは電話での問い合わせとなり、通販での購入となると届くまでのブランクも生じます。MVNOそれぞれに独自のサポートを用意していますが、不明な点を相談するサービスだけでも有料のところがありますね。

例:
ニフティ・・・訪問レクチャー 480円/月(24ヶ月間)
               初回のみ追加料金なし(延長料金は必要)
               再訪問から6500円必要

イオンスマホ・・・電話サポート 300円/月(税別)
楽天mobile・・・あんしんサポートサービス 500円/月(税別)

 有料オプションのあるイオンスマホですが、各地のイオンにて直接相談や対応に応じてもらえるようなのでその点は他のMVNOより安心感が高いでしょうね。一般的に、緊急時の対応に関しては格安スマホは3キャリアよりも劣るというのが実情です。ショップがないこともそうなのですが、製品ごとに問い合わせ先が違う場合が多いことなども理由と言えるでしょう。

【格安スマホで失敗した人は2割。その中身はサポート体制への不満が多い】

 NTTレゾナンスの調査によれば、格安スマホに乗り換えた人のうち約2割の人が購入後失敗したと感じているそうです。その理由で多かったのが「困った時に相談する先がない」、「端末の使い方がわからない」といったサポート体制に対する不満。何かあったらショップに行けばいいや、というこれまでの概念が通じないのが格安スマホかもしれません。
参考:広がる格安スマホ 購入者の約2割が「失敗した」経験あり

キャリアメールが使えなくなる点にも注意

 格安スマホを実際に使ってみて大変だった事例をいくつか調べてみましたが、キャリアメールが使えなくなったことで起きる問題も少なくないようです。格安スマホの大きなデメリットとして、これまで親しんできたキャリアメールが一切使えなくなるというものがあります(@docomo.ne.jp などのメールアドレス)。

 格安スマホでのメール手段としてはGmailなどが一般的で、最近ではLINEなどのSMSツールを利用するのも主流ですね。ただしSMS機能を使うにはそれに対応したプランかどうかを確認しておく必要があります。

【ドメイン拒否に引っかかったり、サービスの登録に使えない場合も】

 迷惑メール対策として、キャリア以外のドメインを拒否しているユーザーも少なくないでしょう。アドレス変更のための一斉送信メールをGmailのアドレスから送信しても、ほとんどエラーで返ってきた・・・なんて失敗もあるようです。これは事前にキャリアメールから送っておけば対処できますね。

 他にも各種アカウントの取得やサービスの登録の際、キャリアのメールアドレスが必要な場合があります。自分が登録したいと思ったサービスにキャリアのアドレスしか使えない場合もありますから、この点はどうしようもないですね。

特に初心者は2台目として導入するのが無難か

 今回比較した7社のうち、データ通信のみで見ると契約期間の縛りや違約金などがないものがほとんどです。現在使っているキャリアスマホは維持しつつ、データ通信の安いプランから始めて使用感を味わってみると良いかもしれませんね。契約の縛りがないので辞めたい時に解約でき、端末代を除けば出費もかかりません。失敗した場合でも元々使っているものが手元にありますから、リスクは最小限に抑えられるでしょう。無論何も問題ないとわかった場合は、すっぱりと切り替えて節約を徹底するのもありでしょうね。

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