リンクスの「ユーザー辞書」とは一体なんなのか

 リンクスの機能の中で、未だに存在理由がわからない機能があるのです。それが「ユーザー辞書」機能。ん?ユーザー辞書って単語登録して変換時に候補として呼び出すことができる、誰もが知っている便利機能じゃないか。はい、その“便利機能の方”のユーザー辞書であれば、私も当然知っているのですが。リンクスにはそうではない方のユーザー辞書が存在しているのです。

「MENU」ボタンで設定画面を開き、「言語とキーボード」を選択
ユーザー辞書1

文字入力設定の中に「ユーザー辞書」という項目がある。タップしてみると…
ユーザー辞書2

現在未登録。「MENU」ボタンで「追加」をタップし、追加してみよう
ユーザー辞書3

Androidキーボードで入力。使いづらい
ユーザー辞書4

どうやら登録された模様…そこはかとなく沸く違和感
ユーザー辞書5

 ここまでの流れでお気づきになりましたか?通常、辞書登録の際には変換して出る「単語」と変換時の「読み」の二つを入力し、登録しますよね?ところが、です。この手順ではどこにも「読み」の登録がありません。一体これはなんなのでしょうか。もしかしたら、ユーザーを試しているだけなのかもしれない。ひょっとすると、次世代型のハイスペックユーザー辞書なのかもしれない。私は徹底的にこの登録した単語がいかにして変換時に呼び出されるかを調べました。結果―――

「わからん」

 どうしても「わからん」の一言しか出てこない。一体どこに登録され、どのタイミングで出てくるのか?ネット上でも同様の疑問があり、それに対する回答は「日本語ユーザー辞書」への登録を促すものばかりで、この「ユーザー辞書」自体に対する回答はありませんでした。

 「日本語ユーザー辞書」とは、リンクス搭載のIME「iWnn」の設定内でできる辞書登録のこと。こっちにはちゃんと「単語」と「読み」が登録でき、変換時に呼びだせるのですが…。手順は以下のとおり。

設定画面の「言語とキーボード」→下画像の「iWnn IME-SH edition」をタップ
ユーザー辞書6

下へスクロールすると「日本語ユーザー辞書」が。ここをタップして登録を行う
ユーザー辞書7

「読み」と「単語」を入力。ここでは変換候補として正常に登録されている
ユーザー辞書8
ユーザー辞書9

 Androidキーボード、iWnnの双方で、色々な角度から試してみましたがやはり出てきません。「l」や「L」の入力候補にも出ない。Simejiのユーザー辞書読み込みでもダメ。何のために存在している機能なのでしょうか。説明書を開いても、「任意の単語を辞書に登録し、Androidキーボードでの文字入力時に、変換候補として表示させます。」としか書かれておらず。このことからAndroidキーボード専用のもの?かとも思うのですが、その肝心のIMEには変換機能ないんですが(ローマ字専用のフルキーボード)。WEB上のサポートページを読んでも解決しないし…ある意味非常に気になる機能には違いないようですけど。


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