ガラケーからスマホに移って大きく変わった点はいくつかありますが、複数もの“センサー”が搭載されていることもその一つ。方角、近接、磁場、直線加速、ジャイロ、重力、気圧や温度など、端末にもよりますが多くのセンサーが内蔵されています。この小さな機械の中には、現代の最先端技術がふんだんに詰め込まれているのです。数あるセンサーの中でも加速度センサーを利用したアプリというのが「振るだけホーム画面」。その名のとおり、スマホを振るだけでホーム画面へ移行する、スマホならではの便利アプリとなっています。
アプリ起動。ここで感度の設定をする。設定値が小さいほど感度が低くなり、大きいほど感度が高くなるため感知しやすくなる。まずは初期設定通りの50で試してみよう。アプリの機能を使うには設定値の下のスイッチをONにしておくこと

50だと思いのほか反応しない時があります。加速度センサーに反応させるため、振り幅よりも素早く振ると良いみたいですね。他の数値でも何パターンか試してみました。

「1」・・・ブンブンと振る感じで素早く振れば感知。最低値でもちゃんと感知してくれました。

「20」・・・ブンッと振って2~3分の1で感知。

「80」・・・ブンッと振ってほぼ1発で感知。通常のスマホ操作も問題なく行えます。

「100」・・・80よりも緩めの速度でもしっかり感知。上記数値では横に振る方が感知確率が高い気がしましたが、100では縦でも横でもほぼ確実に感知してくれました。
ほかのアプリも内臓センサーを利用しているものが数多くありますが、このアプリはまさにそれだけを売りにしたシンプルすぎるアプリ。ネット使用時やアプリ起動中でも振ればホーム画面へ移行できます。多用する方は70~80あたりだと使いやすいかと思います。エクスペリアZでは、数値が低いほど横に振る方が感度が高かったですね。端末によってセンサー内臓場所も異なると思うので、ご自身の端末で試してみてください。使いこなせばスマホ操作がもっとシンプルに、近代的になること間違いなしですね。