
開いて目立ってしまう毛穴より、キュッと引き締まった毛穴に憧れる人は多いはず。
なぜ毛穴は開いてしまうのか、主な原因や対策を知っておきましょう。
毛穴が開くのにも様々な理由がある!開き毛穴の種類と原因
自分の毛穴開きはどのタイプかを知り、原因を突き止めよう
体質でも諦めない!大切なのは原因ごとの適切なケア
毛穴が開く原因は1つではない
顔の毛穴が開いてしまう悩み、一見どれも同じ毛穴が開いたトラブルかもしれませんが、よく観察すると違うことがわかります。
自分の毛穴開きは一体どのような種類で、何が原因なのか。
それを知ってこそ、解決策が見えてくるはずです。
主な開き毛穴の種類
それだけで厄介な毛穴開きですが、1つ1つ種類を見ていくとより手強い相手だということがわかります。
でも、相手を知れば自ずとケア方法も理解できますよ。
あなたの毛穴開きがどれに当てはまるのか、一緒に見ていきましょう。
たるみ毛穴
毛穴が開く原因の1つが、皮膚のたるみです。
加齢などの影響で皮膚がたるむと、そこについている毛穴も引っ張られてたるんでしまいます。
伸びた毛穴は広がり、下垂した状態に。
年齢を重ねると雫のような形に毛穴が広がるトラブルは、皮膚のたるみにより引き起こされていたのですね。
帯状毛穴
たるみ毛穴が進行すると、より大きな毛穴開きが発生することがあります。
それが帯状毛穴。
毛穴同士が伸びて連結したような状態になり、まるで1つの大きな穴が空いたように見えてしまいます。
帯状毛穴はシワのような見た目にもなるため、老け顔に拍車をかける恐れもあるでしょう。
皮脂過剰によるもの
毛穴の内部には皮脂腺が付属しており、そこから皮脂を分泌し毛穴開口部から排出されます。
出る皮脂の量が多いほど毛穴も開きやすくなり、目立った状態になりやすいのです。
元々オイリー肌の人は毛穴が目立ちやすいと言われますが、皮脂腺の発達により毛穴から出る皮脂量が多いためなのです。
詰まりや乾燥によるもの
毛穴の出口を塞ぐ角栓。
その内部で皮脂が溜まれば、毛穴は内容物に押し広げられますね。
角栓が取れた時に毛穴がぽっかり空いてしまった、というのも経験があるでしょう。
皮脂や汚れなども関係していますが、角栓の大部分は角質成分であると言われています。
また、皮膚表面には皮溝と呼ばれる網目状の溝と、その溝によって作られる盛り上がった皮丘があります。
毛穴は皮溝と皮溝が交わる部分に開口しているため、皮溝の状態にも影響されるのです。
潤っていて健康な皮膚は皮溝と皮丘が綺麗に並び、皮溝の幅が狭い状態。
キメが整っているとも言われますね。
乾燥によってキメが荒くなり、皮溝の幅が広がると毛穴も開きやすく、目立つようになります。
体質の影響
元々の毛穴の大きさや形状、肌や代謝能力なども毛穴の状態に影響を与えるでしょう。
例えば親がオイリー肌である場合、子供にも受け継がれる可能性があります。
オイリー肌ということは皮脂腺が発達しやすい体質だと言えるため、毛穴も開きやすくなるのです。
また、生まれ持った毛穴の大きさは自力で変えることはできません。
少しでも目立たなくする、開かないようにするケアが重要です。
あなたの毛穴開きはどれ?まずは原因を突き止めることが大事
間違ったスキンケアやケア不足など、様々な影響が毛穴開きを悪化させているかもしれません。
自分の毛穴開きはどの種類に当てはまるか、毛穴の状態や日頃の生活を振り返ってみましょう。
例えば洗いすぎによる潤い不足は、皮脂過剰やターンオーバーの乱れによる毛穴詰まりを生みます。
紫外線ケアを怠っているなら、年齢より早く老化が現れても不思議ではありません。
このようなNGケアを改めれば、今の毛穴開きも改善へつながっていきます。
原因ごとに適切なケアを実践しよう
毛穴開きの種類と原因がわかったら、それぞれ適切なケアで開きを解消しましょう。
ただ、体質的な要素が大きい場合は長い目で見てその体質と付き合っていく勇気も必要です。
自分の肌としっかり向き合うことで、毛穴開きを上手にコントロールする術も見えてきますよ。
闇雲に様々な毛穴ケアを実践するのではなく、毛穴開きの種類・原因と自分の肌に合ったケアが大切なのです。