徹底的に費用を抑えたいから、自力で引越しを考えている。
そんなあなたに自分で引越しする時の具体的な方法を紹介します。
自分で引越しのポイント
荷造りや搬入作業に必要な準備は?
業者のサービスを上手に使ってお得な引越し
それでも自分でやりたい…引越しの具体的な方法
荷物が少なく近距離の引越しなら、自分でどうにかなるのでは?そう思う人もいるでしょう。
業者に頼んでコストを上げたくない、自分の都合に合わせて引越したい。
様々な理由から自力での引越しを望む場合、業者に頼む以上に入念な準備が必要になります。
まずはトラックを用意しよう
荷物を運搬するトラックを手配します。
持っていれば言うことなしですし、知人などに借りられるのも理想ですね。
いずれも無理なら、レンタカーで手配する手段になります。
比較的大きなミニバンに乗っているから荷物は積める!…と思っても、意外と積載できません。
当日になって何度も往復しなくて良いよう、トラックの準備は欠かさずに。
トラックのレンタル料金について
トラックのレンタル料金例
車種 | 6時間まで | 12時間まで | 24時間まで |
---|---|---|---|
スクラムトラック(軽) | 5292円 | 6480円 | 7560円 |
ボンゴトラック 1t | 6804円 | 8316円 | 9720円 |
タイタンダッシュ 1.5t | 9072円 | 11016円 | 12960円 |
タイタン 2t | 10584円 | 12852円 | 15120円 |
タイタン 2tアルミパネル | 16632円 | 20196円 | 23760円 |
出典:標準料金表(トラック) | レンタカーならタイムズカーレンタル
軽トラと1tトラックとでは、大きすぎる料金差はありません。
余裕をもって1tトラック以上を手配するのがおすすめですよ。
当日の天候次第では、シートやロープが必要になる場合も。
こちらもレンタカーショップに尋ねておくのがベストです。
高額にはなりますが、天候に左右されない点ではアルミパネルタイプが理想でしょう。
運転に自信がない時は
普通免許なら4tクラスまで運転可能ですが、大きなトラックを運転する自信がない…。
大型トラックの運転は無理に行わず、軽トラやハイエースなど無難な車を使用しましょう。
近場であれば、数度の往復はそこまで苦じゃないはず。
歩いていけるほどの距離であれば、リヤカーを使う手もありますよ。
必要なものを揃えよう
荷造りに必要なもの
ダンボール箱
ガムテープ
緩衝材
ゴミ袋
ビニール紐
ハサミ
ペン
etc
ダンボール箱はスーパーで無料でもらえるものなどを事前に集めておきましょう。
ただし汚れているもの、種類によって耐久性が異なるのでチェックを忘れずに。
ペンはダンボール箱の中身を記載する時に使います。
衣類はプラスチックなどの小さな収納ケースなら、入れたまま運ぶことも可能です。
その際は引き出しが動かないよう、テープなどで固定しておきましょう。
運搬・搬入などに必要なもの
毛布やタオル(家具・家電保護用)
ロープ
台車
工具類
etc
大きな家具や家電には傷をつけないよう、古い毛布やタオルで覆いロープで固定します。
工具類は家具を分解して運ぶ時に必要なので、状況に応じて準備を。
部屋からトラックまで荷物を運ぶ時は、台車を使うのがおすすめです。
エレベーターを要するマンションなどなら尚更ですね。
荷物の積み込み、積み下ろし
トラックに荷物を積み込む際は、家屋や家財に傷をつけないよう慎重に運びます。
運搬中の落下事故を防ぐため、無理な積み込み方も厳禁。
特に平ボディタイプのトラックは、荷物をしっかり固定する必要があります。
人手がある場合も最終チェックは自分で
知人、友人に手伝いを頼む時は、遊び半分にならないよう注意が必要です。
ふざけあって荷物が破損した、時間が大幅にかかってしまった…せっかく自力で低コストの引越しをしようにも、かえって不要なコストがかかるハメになるかも。
最後まで責任も持って、自分で作業を終える心構えをしておきましょう。
大人数で行うとより騒々しくなるでしょうから、事前に近所への挨拶も済ませておくこと。
手伝ってもらった後は、お礼も忘れずにしてくださいね。
必要な部分だけ業者に依頼する方法
大きな荷物だけを業者に任せる
予算は抑えたいけど、大型家具や家電は1人じゃ不安…。
そんな時は大きな荷物だけ業者に頼み、ダンボール箱に詰められる荷物は自分で引越しする方法があります。
これなら必要なところにしっかり予算を使え、完全自力での引越しよりも安心感がありますよ。
積みきりプランの利用
引越し業者によっては、“積みきり”というお得なプランを用意しています。
全ての荷物を運ぶ一般的な引越しプランと違い、“トラックに入る分だけ”の荷物を運ぶのが積みきりプランの内容です。
多少荷物が残っても自力で運べる、そんな人におすすめです。
ただしある程度経験がないと、どのトラックにどれほど荷物が入るかわかりにくいもの。
最悪の場合、残った荷物が多すぎて1人では運べないことも考えられます。
業者としっかり相談して、荷物の量を把握しておきましょう。