どの業界にも例外なく存在する“正社員”と“アルバイト”。
引越しの作業員においては、両者で大きな違いはあるのでしょうか。
引越し作業員の質のポイント
作業チームの一般的な構成は必ずベテラン&新人を組み合わせる
繁忙期は新人が多い?実作業の質はあなたの目で見て判断を
正社員とアルバイトで作業の質は違ってくる?
引越し作業を実際に行う作業員を大別すると、正社員と非正規社員に分けられます。
聞こえだけで言うと、正社員の方に頼みたい…という人が多いのでは?イメージの力はそれだけ強く、正社員と言うだけで知識や技術がしっかりしている風に聞こえますね。
では、アルバイト作業員は未熟で十分な作業ができない人員なのでしょうか。
そこまでの差はない?
実作業において最も重要なのは、正社員かアルバイトかではありません。
正社員でもダラダラしている、作業が雑な人はいるでしょう。
反対に、アルバイトでも誠心誠意作業に奮闘し、優れた技術をもつ人も存在します。
正社員、アルバイトに限らず、作業員の人柄次第と言えるでしょう。
アルバイトでも“常用”なら経験豊富
繁忙期などで突発的に駆り出されるアルバイトなら、未経験の素人が入ってくることもあります。
ただ、引越し業者は常用のアルバイト作業員を確保しているもの。
そういった方は、アルバイトでも正社員以上のレベルということもあるでしょう。
正社員が休みの日や条件の厳しい仕事などもしっかりとこなしている、引越しのプロなんですよ。
一般的な作業員の構成って?
当たり前ですが、素人作業員だけでチーム編成されることはありません。
2名ならベテランと経験の浅い新人の組み合わせ。
3名ならベテラン2人と、ほぼ経験のない作業員の組み合わせになることが多いようです。
実作業ではベテランが指揮をとり、家具の搬入なども細かくチェック。
新人は1人で運べるダンボール箱をひたすら積み込むなど、単純作業から与えられます。
単純といっても体力的にはキツイ仕事。
実際の作業で体力も着実に養われていくでしょう。
ベテランチームに当たれば幸運
確実に成功が求められる特別な引越しなどの場合、ベテランのみでチームが組まれることがあります。
それ以外にも、閑散期であればベテラン作業員だけのチームに当たる可能性も。
低価格な繁忙期に質の良いサービスが受けられれば、ラッキーな出来事になりそうです。
例外あり?繁忙期には要注意
基本的にはアルバイトでも正社員でも、引越し作業の質はその人次第。
ただ、大量のアルバイトを募集する繁忙期となると、初心者や経験の浅い人員が多くなります。
組み合わせによっては、ベテラン1人で残りは新人ということも。
忙しい時期はそれだけ人手が必要ということを理解しておきましょう。
肩書きだけではわからない。自分の目で見て判断を
引越し業界では、営業など実作業員以外で就職しても、最初は作業員として配属されます。
体で覚えていくことの多い引越し作業。
アルバイトなら、技術力によって日給に差が出てくる業者も存在するのです。
それだけ実際の経験がものをいう業界ということでしょう。
肩書き以上に、その人達の努力が重要視される。
引越し業界に限らず、大切なことといえそうです。