複数の引越し業者を比べることで、費用を安く済ませやすくなります。
具体的には、どれくらいの数をどのように比較すれば良いのでしょうか。
比較方法のポイント
状況やこだわりなど、自分の引越しに合わせて業者を選ぶ
一括見積もりを利用すると便利。訪問見積もり後の価格で検討しよう
目次
引越し業者選びの基本となる相見積もり
いくつかの業者に見積もってもらう“相見積もり”は、費用や内容を比較するのに役立ちます。
1社だけの見積もりでは、それが適正相場なのか判断がつきませんね。
競合する相手がいないとわかれば、業者もそれ以上値を下げる必要がありません。
少しでも安く、良い条件で引越しするためには相見積もりが基本となります。
何社に頼めば十分?
正解があるわけではありませんが、少なくとも3社で比較するのが妥当でしょう。
2社では比較対象が少ないですが、何十社と来てもらうのも非効率的。
3社であれば不十分過ぎず、多すぎて迷うこともありません。
具体的な比較のポイント
引越し距離で業者を選ぶ
長距離であればネットワークの広い大企業を中心に。
近距離であれば大企業と地域密着型の業者も含めて競合させましょう。
単身者なら軽貨物運送の赤帽も候補に加わるはず。
サービス内容と料金を比較して、バランスのとれた業者を選定します。
どんな引越しにしたいかを主軸に選ぶ
単身者なのか家族なのか以外にも、荷造りは任せるのか、不用品はどうするか…。
引越しそれぞれに事情があり、優先順位も異なるはず。
まずは自分がどんな引越しを希望しているかを明確にし、それを叶えてくれる業者をピックアップしましょう。
条件に合わない業者を比較対象に入れていては、それだけで時間の無駄になります。
実際の見積もり依頼
一括見積もりサイトを使えば便利
一軒一軒電話して問い合わせるよりも圧倒的に効率的なのが“一括見積もりサイト”の利用です。
ある程度の条件を入力すれば、それに見合った業者を同時に複数ピックアップしてくれるというもの。
業者はこの3社に決めている、たくさんの業者から連絡が来たら困るといった事情がなければ活用してみましょう。
基本は訪問見積もりで比較
訪問見積もり不要の単身者向けパックなどを除けば、基本は訪問見積もりが鉄則となります。
逆に、訪問見積もりもせずに「この料金でできます!」と言い切る業者は怪しいと言えるでしょう。
比較の際にも訪問見積もり後の価格で比べるのが基本ですね。
訪問見積もりにかかる時間ですが、荷物が少なければ1社あたり15分程度で終わることも。
通常は30分~1時間30分くらいかかるのが目安です。
同じ日に数社予定をいれると、場合によっては1日訪問見積もりで潰れることも覚悟しましょう。