引越しの荷造りをスムーズに!段ボールの使い方やテクニックを伝授

引越し作業で最も大変な荷造り。
基本的な知識はもちろん、心得ておくと荷造りがよりスムーズになるテクニックをご紹介します。

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段ボールの使い方のポイント

段ボール箱の大きさ別の使い分け、丈夫な組み立て方を知ろう

あればスムーズな引越しが叶う!必需品と不用品を入れる“魔法の段ボール”

家具の固定や荷造りに重宝。便利アイテム“養生テープ”はこう使う

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段ボールを使った梱包のテクニック

Set of cardboard boxes for shipping goods isolated on white background.

“大”と“小”はどう使い分ける?

業者が用意する段ボールの大きさで一般的なのが、「大」と「小」。
基本は大きな段ボールに軽いもの、小さな段ボールに重いものを詰めていきます。
ポイントは、小さいからといって重い荷物を入れすぎないこと。
安定して持てる程度に留め、本などであれば3分1程度のスペースを空けるのが理想です。

逆に大の段ボールに衣類などの軽い荷物を詰める場合、できるだけ隙間なく梱包するのが良いでしょう。
段ボールいっぱいに詰めても持てないほどの重量になる心配がないので、隙間を空けると損になります。

底が抜けない組み立て方

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段ボールを持った時、最も荷物の重量圧がかかるのは中心部。
底が抜ける失敗を防ぐには、その中心部を補強する組み立て方が重要です。
ポイントは、底の表側に貼るガムテープを十字にすること。
ちょうど底の中心でクロスするように貼り付ければ、抜けにくい段ボール箱が完成します。

必要な段ボールの数、不足分の手配方法は?

1人暮らしの引越しですと、段ボール個数の割合で多いのが10~15個。
家族引越しなどで人数が増えればその分多くなりますが、家庭によっても様々です。
多い家庭は50~70個以上になることも。
訪問見積もりで荷物をチェックしてもらった際に、業者に必要数を聞いておくと良いでしょう。

ほとんどの業者は一定数までの段ボールを無料で提供してくれますが、それ以上は有料、もしくは自力手配となります。
業者にもよるでしょうが、使用済みの段ボールであれば無料で提供してくれることも。
プランに含まれる無料分では足りないことも多いので、必ず確認しておきたいですね。

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荷造りに必須!?“魔法の段ボール”を活用しよう

「大」の段ボール箱を2つ用意し、その2つだけは引越し作業が完了するまで開けておく“魔法の段ボール”とします。
何が魔法なのかは、以下で解説していきましょう。

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生活必需品を入れる段ボール

2つ用意した魔法の段ボールのうち、1つは“生活必需品”を入れておく段ボール箱にします。
ティッシュ類や必要最低限の食事用品、タオルや下着といったもの。
これらは引越し当日まで使うものでもあるので、荷造りを始めても最後まで開けておきましょう。
引越し後には真っ先に空ける段ボールとなるはず。
魔法の段ボールとわかる印や記入も必須です。

不用品を入れる段ボール

もう1つの段ボールには、荷造りの際に出てくる不用品を入れる箱にしましょう。
不用品があらわれる度に処分方法を考えていては、荷造り効率がダウンします。
取り敢えず全て魔法の段ボールに入れておき、後から分別するのが正解。
こちらも中身がわかるよう、段ボール側面への記入を忘れずに。

養生テープとクラフトテープ(ガムテープ)の使い分けテク

便利な養生テープを用意しよう

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引越し業者も使っている養生テープ。
このテープの特徴は手で綺麗に切れるうえ、剥がす際もべったりせず綺麗にとれること。
通常のガムテープでは、跡がついたりべたつくので困る…そんな時も養生テープが大活躍しますよ。
ホームセンターで手に入るので、必ず持っておきましょう。

養生テープの使い方

家具の扉や棚が開かないように固定したり、細かいものをまとめる時に養生テープが使えます。
割れ物を包んだうえから固定する時にも重宝するでしょう。

クラフトテープはいつ使う?

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いわゆるガムテープですが、引越し業者から無料の段ボールと一緒にサービスで提供されます。
ただし作業途中で行方不明になることもしばしば。
別途で用意しておけば万全ですよ。
基本は段ボール箱で梱包するのに使用し、捨てる荷物の梱包もクラフトテープでOK。
跡が残ると困るもの、剥がしにくい梱包用の毛布などには養生テープを使いましょう。

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