入念な引越し準備をしていても、作業員の腕や当日の状況など様々要因が絡んでくると、引越しに思わぬ影響が出ることがあります。
作業員にまつわるトラブルのポイント
繁忙期には要注意。人手不足で新人アルバイトが増加
ひどい時は営業に連絡して応援を回してもらおう
様々なトラブル実例をご紹介
新人ばかりのチームが来た
一般的な作業員の構成ですが、2人の場合はベテランがと新人が1人ずつ。
3人ならベテラン2人と新人という組み合わせが多いと言われます。
ただ、繁忙期にはこの限りではなく、大量の新人アルバイトが雇用されるのが通常です。
とある引越しでは4人のスタッフのうち、1人はベテランらしき年配作業員、あとの3人は若い作業員という構成でした。
いざ引越し作業が始まると、素人が見てもたどたどしいとわかる若い作業員たちの動き。
作業は一向に進まないのに、休憩はしっかりとっている作業員を見ると怒りさえ沸くでしょう。
御察しの通り、3人の若いスタッフはその日が初めてというアルバイトや下請けのドライバーさん。
作業に慣れていないのも当然ですが、正直お客には関係ありません。
作業時間は大幅に遅れ、予定をかなりオーバーして引越し完了に至りました。
繁忙期は新人アルバイトが多い
あまりにひどい場合は担当営業へ連絡しましょう。
こういったケースの場合でも、応援スタッフを回してくれることがあります。
繁忙期は素人アルバイトを雇わざるを得ない業者が多いので、その時期の引越しはある程度の覚悟が必要。
費用が割高になるだけでなく、作業の質にムラがある点でも繁忙期を避けた引越しをおすすめします。
また、同じアルバイトでも経験豊富で腕が良い人。
正社員でも態度やスキルに問題がある人もいます。
肩書きで決め付けず、個人の働きぶりを見て判断したいですね。
無理な計画で作業時間に大幅なズレ
朝9時に開始予定なのに、時間を過ぎても一向に現れないトラック。
当然電話で問い合わせますが、ラチが開かないままお昼を過ぎた頃にようやくトラックが到着しました。
その理由はなんと、来る前に別件の引越し作業をしていたから。
朝9時に予約しているのに、その前に引越し作業を入れていた…こんな無茶な計画のせいで、夜中の1時まで作業が終わらなかったという話もあります。
午後便やフリー便にも要注意
上述の場合は完全に業者側のミスですが、こちらが時間指定できないケースもあります。
それが午後便やフリー便。
午前中を希望するお客が多い引越しですが、逆に午後以降の便にしてもらえば安い費用で提供できるというサービスです。
安さにつられて依頼する人もいるでしょうが、引越し作業の優先順位で言えば当然下にされます。
営業マンは「そんなに遅くなりません」と言うかもしれませんが、この言葉に期待は禁物。
その日の予定の自由度がかなり制限されるうえ、引越しが夜になり荷解きが深夜に…こんな事態も想定しておきましょう。