引越しでよくある失敗も、事前に対策を知っておけば防げるはず。
失敗例と具体的な予防策を見ていきましょう。
失敗を防ぐ為のポイント
不用品の処分は事前の準備が大事。ゴミの日や処分場の受け入れ日を確認
リサイクルショップや引越し業者のサービスを活用して不用品処分
目次
荷物の搬入にまつわるトラブル
家具や段ボールの荷物を新居に運び込む際、置き場所が“とりあえず”だったり、家具の配置が決まっていないのは非常に厄介。
段ボールで部屋が埋め尽くされる羽目になり、その中で大型の家具や家電を移動させるのは難しくなります。
引越し先の下見と家具の配置決め
あらかじめ家具の配置を決めておくのが大切です。
引越し先の下見を済ませ、その段階で大きな家具や家電の配置を考えておきましょう。
実際に置いてみると、戸が開かなくなる、そこまで持っていけないといった失敗もよくあります。
決めていた配置でうまくいかない場合、様々な引越しを経験してきた作業員に相談してみるのも有効です。
部屋と家具の寸法を計っておく
新居の下見にはメジャーを持参し、間取りの寸法を測ります。
そうすれば家具の配置がより正確になり、失敗を防げるはず。
どうしても下見ができない場合は大型の家具だけでも寸法を測っておきしょう。
当日は業者が到着する前に、少しでも配置を考えておくのが最善の方法です。
段ボールに行き先を書くのを忘れない
荷造りをした際、段ボールに内容物を書いておけばどこに持っていくかが大体把握できます。
ただ、多くの作業員がいる場合、内容物だけでなく行き先まで書いておくのがベスト。
特に当日や翌日からすぐに使うものには特定の印をつけるなど、他の荷物と混在しない工夫をします。
内容物別にカラーマジックなどでマーキングしておくのも有効です。
ただ、あまり神経質になりすぎても困りもの。
中身を事細かく書く必要はないので、運ぶ場所が判別できるくらいで良いでしょう。
ゴミや不用品にまつわるトラブル
要らないものを捨てる良いきっかけになる引越しですが、それは処分がうまくいったらの話。
新居でゴミと一緒に生活したくないなら、あらかじめ対策を知っておきましょう。
リサイクルショップを活用しよう

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あなたにとっては不用品でも、もの自体は十分使える場合は捨ててしまうともったいない。
まずはリサイクルショップに持って行き、買い取ってもらえないか査定してもらいましょう。
その分を引越し費用に当てられれば節約になります。
古本や家電、家具など査定可能な状態のものは積極的に買い取りに出すこと。
引越し業者がサービスの中で実施している場合もありますよ。
前もって段取りを組んでおこう
まずは粗大ゴミとして地域のゴミの日に出せるもの。
そうでないものに判別しましょう。
そのためには、不燃物の日までに荷造りを一段落させたいですね。
ゴミの日に出せない不用品は処分にお金がかかります。
行政の処分場を利用すれば安く処理できるので、HPなどで持ち込み可能日や時間のチェックを忘れずに。
それも難しいなら、専門の業者を手配するしかありません。
引越し業者に全てまかせるのもあり
あっちには不用品、こっちには引越しと別々の業者に頼むのが面倒なら、不用品処分もお任せできる引越し業者を選んでみては?もちろんその分の料金はかかりますが、一度に済ませられるメリットはあります。
訪問見積もりの際にチェクしてもらうので、事前に用意しておきましょう。
急にその場で捨てて欲しいと言っても対応してもらえない可能性が高いので、訪問見積もり後でも早めに連絡してください。
引越し先でのゴミ出しスケジュールに合わせる
旧居のゴミ出し日と調整して荷造りするのも重要ですが、引越し先のゴミ出し日程の確認も大切です。
当日になって思わぬゴミが出ることは当然考えられますから、少しでも早く処分できるよう事前にゴミの日をチェックしておきましょう。
ずっとゴミと一緒に生活…という事態も避けられるはず。