引越し作業の中で、不用品の処理が一番困ったと言う人は多い様子。
不用品の処理方法次第で全体のコストを節約できるかもしれません。
不用品処理のポイント
自治体の不用品回収サービスを活用。回収できないゴミに注意
専門業者と引越し業者の引き取りサービスの違い。後者はかなり難易度が高い?
手間とコストがかかりやすい“不用品”の処分
不用品処理のコスト
移動や荷造り、荷物の運搬が大変そうな引越しですが、もっと面倒な作業があります。
それが“不用品の処分”。
手間がかかるのはもちろん、処分するのに費用がかかることも…。
少しでも工夫して、不用品処理にかかるコストを節約しましょう。
荷造りとゴミ収集日を調整
引越しの荷造りが順調に進むほど、不用品も増えてくるはず。
特に小さなものは、荷造り終盤になるほど大量になるかもしれません。
引越し先で捨てれば良いやと思いがちですが、そうするといつまでも段ボールにしまったままになりがち。
思い切って引越し前に処分するために、ゴミ収集日に合わせた荷造りを心がけましょう。
不燃物の不用品に要注意
可燃物の日は毎週やってくる地区がほとんどでしょうから、多少荷造り予定が狂っても処分しやすいはず。
しかし、不燃物の日は月1というところも多いでしょう。
不燃物の日を目処に荷造りが一段落するのが理想的。
燃えないゴミを無料で処分するためにも、余裕を持って荷造りを始めることをおすすめします。
収集日以外は各自治体のサービスを利用
不燃物の日以外に燃えないゴミを処分するには、市町村区などが管轄するゴミ最終処分場などで受け入れしてもらいます。
ただし内容次第では受け入れ不可なゴミもあるため、事前の問い合わせが必須。
料金に関しても同様に確認しておきましょう。
一般的な引き取りサービスを利用するよりは安く処分できるはずです。
特殊な不用品について
家電4品目(エアコン、TV、冷蔵庫&冷凍庫、洗濯機)は家電リサイクル法に従い、購入した店舗等で回収してもらいます。
石油や消化器などの適正処理困難物に関しては、廃棄物処理専門業者に依頼する、メーカーに問い合わせて回収や廃棄方法を確認するなどし対処しましょう。
不用品引き取り、買取専門サービスの利用
不用品の回収、買取を始めている引越し業者も増えていますが、それでも全ての業者が対応してくれる訳ではありません。
引越し業者に依頼できれば理想ですが、無理な場合は別で専門業者に依頼するのも方法の1つです。
業者と料金の一例は以下のとおり。
不用品、粗大ごみ回収の専門業者であるエコピット。
全てのパック価格には、搬出や梱包、エアコン取り外しなどの作業料金が含まれています。
分別していないゴミも回収してくれる便利なサービスです。
(リサイクル家電4品目とPC関連は除く)
http://ecopit-huyouhin.com/
・「片付けエコデュース」 軽トラック定額プラン(2.5平米まで) 29800円
東京、神奈川エリアでは活躍する片付けエコデュースのプランは、荷物が大量にある場合でも安心できる定額制。
大型の不用品が多い場合には重宝しそうですね。
また、状態が良ければ買取サービスも実施してくれます。
http://eco-duce.com/
引越し業者の不用品引き取りサービスは意外と高難易度?
どうせ頼むなら、引越し業者に一任できれば手間もかからず安心です。
引越し依頼と同時ということもあり、料金面でサービスしてくれることもあるでしょう。
ただし無料で引き取りしてくれる条件は意外と難しいと言われているので注意が必要。
例えば製造5年以内で汚れや傷がない、家電であればPSEマークありで取扱説明書もついている…どれか1つではなく、全ての条件を満たさないと無料ではなく有料となることが多いようです。
無料引き取りでもかなりの条件ですので、買取となるとさらにハードルが上がるはず。
新品同様のものでないと値段がつかないと思っておいた方が良さそうですね。