タクシー運転士への就職・転職

この記事の所要時間: 330

タクシー運転士は、乗用車を貸しきる形で、少人数の乗客を輸送する業務です。近年では、高齢化に伴い、乗客の乗降介助をする、介護タクシーの需要も高まっています。

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適性

タクシーの運転士には、まず運転技能と、安全運転への意識が求められます。乗客を乗せますので、未熟な運転で危険な目に合わせるわけにはいきません。
また、適切な接客態度も重要です。乗客への対応がしっかりしていなければ、クレームのもとになりますし、料金に対しても、不信感を持たれてしまいます。その代わり、道路に出てしまえば、無線連絡以外は会社とのやり取りが少ないので、社内の人間関係への配慮は、希薄で済むケースが多いようです。

そして、担当地域への、地理的知識を要求されます。カーナビが付いている車両は稀ですので、目的地までたどり着けるかは、運転士の裁量しだいです。遠回りして料金が上がればクレームの対象になりますので、適切なルート選択が要求され、時間による渋滞発生への対応など、迅速に目的地に行けるよう、臨機応変な判断も必要とされます。そのため、要領の良さと判断力も、重要となります。

介護タクシーの場合、ホームヘルパーや介護福祉士などの資格が必要となります。これがなければ、車椅子などの乗客の、乗降介助を、業務として行うことが出来ないからです。
また、資格だけでなく、そうした介助業務を行う上での、適切な接客態度も、必要となるでしょう。

なり方・キャリアパス

法人タクシーに運転士として勤務するか、個人タクシーを開業するかの、どちらかとなります。

法人タクシーの場合、タクシー会社の運転士募集に応募して、合格する必要があります。応募にあたり、普通自動車運転免許第二種が必要なので、あらかじめ、取得しておく必要があります。
法人タクシーでは、売上の約半分が収入となります。そのため、実力次第では、働いた分だけ稼げる仕事です。年収は平均350万円ほどと言われていますが、さらに多く稼ぐ人もいるようです。
ある程度の売上があれば、裁量の自由度が増すので、勤務時間や休日など、自分のペースで、働くこともできます。また、年齢制限もないので、運転できるかぎり、何歳でも働くことができます。そのため、仕事に慣れて適正があれば、長期間にわたって働く人が多い職業です。

個人タクシーの場合、運転期間や資金、営業拠点の確保、法令や地理の試験合格など、制限事項が多々あります。そのため、まずは法人タクシー働いて、経験を積んでから独立、ということになるでしょう。とくに、車両は自前の物が必要ですので、資金がなければいけません。
また、個人事業主として活動しますので、各種事務手続きも、自分でやるか、人を雇ってやってもらったり、しかるべきところにお願いしたりする必要もあります。そうしたツテも、作っておかなければなりません。
そのため、個人タクシーでの開業を考えているのなら、それを見据えて、運転士業務をしておかなければなりません。

近年需要が高まる福祉タクシーや介護タクシーについてですが、福祉タクシーの場合、福祉車両に認定されたクルマで営業をするだけなので、特に資格は必要ありません。しかし、介護タクシーの場合は、乗客を介助するので、介護福祉士の資格が必要です。それらを取得しておけば、仕事の幅が、ぐっと広がるでしょう。

また、タクシー会社や個人タクシーで、運転代行サービスを、行っているところもあります。運転代行は、地方では特に需要が高いですので、そうした業務にまわる、または開業する選択肢もあります。

主な資格

普通自動車第ニ種免許
一種取得から3年以上の運転経験が必要で、21歳以上で受験できます。自動車学校での、学科試験と、技能の試験があり、採点基準が厳しく、合格率は10%程度と言われています。
概ね20万円程度のお金がかかりますが、支援してくれる会社もあるようです。

○ホームヘルパー1?2級
介護福祉士
介護タクシーのドライバーに必須の資格です。この資格がなければ、乗客の乗降サービスを行うことができません。

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