ソムリエの資格と仕事の中身

この記事の所要時間: 339

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あなたはソムリエという職業名を耳にしたことがあるでしょうか?
では、どのような仕事をしている人たちなのかは知っていますか?

すでにマンガやドラマなどの題材としても取り入れられ、その名称はずいぶんと市民権を得ています。しかし実際の業務がどのようなものなのか、どうしたらソムリエになれるのか、という部分についてはまだあまり知られていない職業だといえるでしょう。

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ソムリエとは

そもそもソムリエとは、具体的にどのようなことを行う人たちなのでしょうか。

彼らは、主にホテルや大きなレストランなどで、ワインをメインとした飲食物を取りあつかう業務にたずさわっています。
たとえば来店したお客さまには、まず食前酒を用意します。といってもただワインを注げばよいというわけではありません。その日の料理内容や個々の来客に適したお酒を出すことが、ソムリエに求められている仕事です。
そのためには料理やワインに関する豊富な知識にあわせて、お客さまが求められているものをくみ取る洞察力や機転も必要となります。

それだけではなく、事前にはワインの在庫確認や納品、ワインセラーの環境管理を行います。来店客が来る前にはワイングラスの磨きあげや、その日の料理に合うお酒を考えておくことも必要でしょう。
ソムリエがいるようなお店で食事をするお客さまの対応をするのですから、もちろん言葉づかいや接客マナーもそれなりに身につけていなければなりません。

ただお酒を出せば良いというわけではなく、来店客に対して居心地のよい食事の場を提供することが、本当のソムリエの仕事なのです。
人をもてなすのが好きな方、喜んでもらうのが好きな方には、やりがいを感じられるすばらしい職業になり得るでしょう。

ソムリエの資格

ワインの本場であるフランスでは、ソムリエは国家資格として定められています。
しかし日本では、実は国が認定している資格ではないために、持っていなくてもソムリエになることができるのです。

とはいえ資格を持っていたほうが、お店やお客さまに対してのスキルアピールになります。また取得をめざす勉強の課程においても、ソムリエとして働くうえで役に立つ知識を得ることができるでしょう。
取れるものなら取っておいて、決して損をすることはありません。

ワインに関わる資格はいくつもあるので、代表的なもののみ紹介していきます。

まず、日本ソムリエ協会(JSA)が認定するソムリエ認定資格。
一般的にソムリエの資格といったとき、まず思い浮かべるのはこれでしょう。認定試験に合格すると、あのソムリエの代名詞とも言える、金色のブドウのバッジをもらえます。
ただしこの資格には受験資格があります。ワインを中心としたアルコール類をあつかうお店で、最低でも三年以上の実務経験が必要です。

もうひとつが全日本ソムリエ連盟 (ANSA) が認定するソムリエ認定資格。
こちらは実務経験は必須ではありません。規定の講習を受けることで、試験への受験資格が得られます。

その他に、それぞれの上位にあたる資格もいくつか存在しています。
いきなりすごい資格取得を取るのではなく、働きながら経験や知識を積み重ねていく中で、次第にスキルアップをめざすのが望ましいでしょう。

ソムリエになるには

先ほども述べたとおり、ソムリエになるのに決して特別な資格は必要ありません。
求人広告やホームページにもよく募集情報が掲載されています。
もしもあなたがワインに興味があって、人をもてなしたり食事に招いたりすることが好きなのであれば、十分にソムリエになる資格は満たしています。

それでもなにか勉強方法が知りたいという場合、資格取得などの助けになるワインスクールが全国にあります。
また、調理系やホテル系の専門学校に通うという道もあります。この場合、ワインとあう料理を用意するための知識や技術、お客さまをもてなすためのマナーや心構えを学ぶことができるでしょう。

一般的な年収が300万円?600万円と、決して特別にもうかる仕事ではありません。
けれどお客様の思い出に残る時間を提供することができたり、おいしい食事を楽しんでもらったりしたときには、これ以上ない喜びが得られる職業です。

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