IT営業への就職・転職

この記事の所要時間: 334

IT営業とは、ベンダーやSIなど、情報システムを提供する企業で、営業を行う、職業のことです。新規開拓や、客先を回り、新しいシステムを提案したり、客の要望を訊いたりします。また、プロジェクトに対し、エンジニアを集め、現場に紹介するのも、重要な役回りです。
基本的には、一般的な企業の、営業職と変わりありません。

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適性

必要な資格は、ありません。ITへの知識もないまま仕事をしているIT営業も、たくさんイます。そのため、特に情報系の学校の学歴なども、必要はありません。

本来、ITの知識は、客先での会話や、必要なエンジニアを選ぶときなど、ITの知識は必須です。しかし、それを全く知らないまま業務を続け、顧客のみならず、自社の社員の信頼を得られないことも多いのですが、それでも生き残る人は多いです。
それは、営業職の適性である、顧客とのセールストーク、プレゼン能力、そしてなにより、体力と勢い、憎まれ役を買って出られる、精神的な打たれ強さの方が、より重要だからです。特に、コミュニケーション能力は、職人気質のエンジニアは、あまり持っていない性質ですので、重宝されます。顧客の立場を慮り、自社のシステムエンジニアとの橋渡しを上手くこなせれば、IT営業として、充分な成果を挙げられるでしょう。

そのため、むしろ他業種での営業経験が豊富な方が、IT営業に適性あり、といえるでしょう。また、損耗が激しい職種でもあるので、常に新規募集がかかっています。

しかし、リーマンショック以降、IT業界は縮小傾向が著しく、人員削減をしている会社も、数多くあります。そのため、適切な知識を持ったIT営業でなければ、生き残れないかもしれません。

なり方・キャリアパス

IT営業のキャリアは、まず営業職を募集しているIT企業の求人に応募し、採用されることから始まります。IT業界での経験、知識は、全くなくても構いません。前述のように、損耗の激しい部署なので、常に新規求人が行われているので、営業未経験、職務未経験でも、構いません。
IT営業を続け、より良い仕事をするには、情報処理系の資格を取り、知識を身につけるべきでしょう。そうすれば、顧客との対話がうまくいきますし、適切な提案や説明もできます。また、エンジニアと話すにも、「話が通じない」と思われるよりは、理解があると思われる方が、信頼が得られるでしょう。
知識と業務経験をつむことで、プロジェクトマネージャへの道がひらけます。この職種は、経営的な視点で、ITシステムを俯瞰的に見ることと、顧客の業務を分析し、必要なシステムを定義する能力が、要求されます。資格は、情報処理系では上位資格となる、難解なものばかりですが、管理職を目指すのであれば、避けては通れない道です。

資格

IT営業職に就くにあたり、必要な資格はありませんが、仕事を円滑に進めるにあたり、役立つ資格と、キャリアップに使える資格を、ご紹介します。

○初級システムアドミニストレータ
エンドユーザー視点で、情報システムの利用と運用を、提案する能力を、認定する資格です。ITに対する知識を網羅的に得ることもできるので、顧客や、自社エンジニアとの会話にも、困らなくなります。

○ITコーディネータ
経営者視点で、ITを活かすための能力を認定する資格です。これも、顧客への提案や、業務をリサーチし、システムに必要な仕様を考えるのに、役立ちます。
また、プロジェクトマネージャには、必須の資格です。取得により、キャリアアップの道が、ひらけるでしょう。

○プロジェクトマネージャ
システム開発計画の、責任者となる能力を、認定する資格です。
情報系では、最難関の資格ですが、マネージャ業務の経験を積んだら、受験してみると良いでしょう。

○上級システムアドミニストレータ
初級システムアドミニストレータがエンドユーザー視点であったのに対し、これは経営者視点での、企情報戦略に関する知識を認定するものです。

○ITステラジスト
、企業の経営および業務の高度化、最適化などを、ITを活用して行うための基本戦術を、立案する能力を、認定する資格です。

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