システムエンジニアへの就職・転職

この記事の所要時間: 352

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システムエンジニアは、日本において、情報システム業界において、上流工程、つまり要件定義や設計、さらに開発・運用の統括を行う技術者のことです。むしろ、仕様書を書くのが主な仕事とも言えます。

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システムエンジニアの適性

システムエンジニアは、開発を統括しますので、プログラマーの業務がどんなものか、知識が必要です。できれば、経験があったほうが、より良いでしょう。
しかし、プログラマーは眼の前にあるものをコツコツと作り上げる、いわば職人的な気質の方が向いているのに対し、システムエンジニアの場合、コミュニケーション能力が、重要となりです。

システムエンジニアの担当は、上流工程です。つまり、要件定義とが主な仕事となります。
構築するシステムの仕様を、決定するため、クライアントと打ち合わせをし、どんな業務をしていて、それがどのような問題があり、どう改善したいのか、を聞き取り、それに合わせたシステム仕様を考える必要があります。そして、それをプレゼンしなければなりません。
これが、要件定義です。

これは、職人気質とは、正反対の能力が必要とされます。また、クライアントの業種の特色を、把握する必要もあります。金融業と、販売業では、業務の進め方が異なりますので、必要とされるシステムも、大きく異なります。そのため、経営に関する知識や視点が、必要とされます。

なり方・キャリアパス

システムエンジニアは、プログラマーの上位職の用に認識し、事実、そのようなキャリアパスを敷いて、社員を育成している企業も、少なくありあせん。しかし、プログラマーとして有望な社員を、リーダーにつけた途端に、精神を病んで潰れた、というケースを良く聞いたと思います。
前述のように、システムエンジニアと、プログラマーは、全く適正が違います。そのため、「名選手や名監督にあらず」と同じ事が、そのキャリアパスでは、発生してしまうのです。
そこで、最初からシステムエンジニアとしての育成を考え、プログラマー業務をやらせない企業もあります。
しかし、「名選手上がりの監督やコーチでないと、言うことをきかない」という日本人の性質は、業界を変えても存在するようで、そうした育成方法は、まだこれからのようです。

日本の場合、システムエンジニアになるには、プログラマーとして勤務しつつ、推奨される資格を取得し、その後に社内募集に手を上げるか、他者のシステムエンジニア募集に、応募しするかの、どちらかとなるでしょう。
ただし、プログラマーとしての勤務は、非常な体力と精神力を要求されますので、余程の大企業に就職しない限り、資格取得の時間は、持てないでしょう。

主な資格

IT業界では、経験と能力、体力が重視されますので、この業界に入るにあたり、必須な資格はありません。しかし、転職を考えれば、資格が必要なことも事実。資格があるということは、その知識があると客観的に、認めることができるからです。そうなれば、社内募集や転職の際に、有利となるでしょう。

ITコーディネータ
ITを経営に活かすための方法論を、実現するサービスを提供する者の、資格名です。ITと、企業経営の知識、両方を持つことになります。この知識は、要件定義や仕様の決定といった、上流工程に必要な知識となります。
特に、次の段階である、プロジェクトマネージャーには、この資格が必須となります。

上級システムアドミニストレータ
ITステラジスト
かつて、システムアナリストと言われていた資格です。いずれも難しい資格ですので、取得できるとは限りませんが、あれば大きな助けとなるでしょう。
それぞれ、企業会計と情報戦略に関する知識、ITを活用して経営や業務の改革、高度化、最適化を行うための基本戦術を、提供する人材であることを示す資格です。

中小企業診断士
中小企業の、経営状態や業務について、診断や助言を行える者であることを示す、国家資格です。
要件定義の際に、こうした資格で必要な知識があれば、業務上、大きな助けとなります。また、将来、中小企業診断士としてのキャリアパスも開けます

情報処理 システム監査技術者試験
情報処理の最高位資格です。
経営者の視点で、ITシステムを監査し、経営に貢献できているかを、判断する能力を、認定するもので、要件定義に関わる業務に必要なスキルを含みます。
上のキャリアを目指すにも、必要と言えます。

2013-03-28作成
2014-08-21再編集

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