レースカメラマンになるにはどうすれば?

この記事の所要時間: 40

カーグラフィックやオートスポーツなどでは、レースシーンの素晴らしい画像を見ることができます。

二台、あるいは三台がまるで生命を持った生き物のように、その生命の息吹までが聞こえるような迫力を持って、テールツーノーズでコーナーに飛び込んでくる画像。二台のマシーンがお互いに牽制しあって、前の車はスリップストリームを使わせないように微妙に進路を変え、後ろの車は絶対にスリップから出ないようにくらいついて、第一コーナーに向かう姿。本当に迫力のあるシーンを我々ファンに提供してくれる、臨場感たっぷりな画像ですね。

また別のページでは、驚くほど芸術的にマシーンやティフォジたちをファインダーに収め、これも違う意味での臨場感を与えてくれ、さらにレースの持っているロマンを感じさせてくれます。

こんな素晴らしい、レースファンを感動させる画像を提供するカメラマンが「レースカメラマン」ですね。

一流のレースカメラマンになるためには、相当な覚悟も必要ですし、環境も資質も必要です。また、需要自体がそう高くはないのでほんとに狭き門ですが、自分の撮ったシーンがそのまま有名自動車雑誌のページを飾ることには、本当に興奮を覚えるしやりがいもあるといいます。それだけに、レースカメラマンはやりがのある仕事だといえます。

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レースカメラマンになる道は

レースカメラマンといえど、基本はカメラ技術です。

現代は素晴らしい性能を持ったデジカメがありますから、露出やその他の細かいことは必要がないように思ってしまうこともあるでしょうが、やはりカメラ技術の基本はきちんと持っていなければいけないですね。

いわゆる「物撮り」という静止画像を撮るのとは条件が違い、超高速で移動しているレーシングマシーンを、生き生きとした表情で捉えるためにはそれなりう以上のノウハウが必要です。その技術はすべて基本のカメラ技術の上にあるので、やはり基本は忠実に身に着けるべきです。

レースカメラマンに必要な資格というものは特にはありませんが、基本技術の底辺を身に着けるためにも、専門学校で学ぶことも必要なのかもしれません。
初めは雑誌社の編集部にカメラマンの募集があれば、そこに応募することから始めるのが一般的なようです。競争率の高さは、チョモランマを超えます。

有名カメラマン ―― ビル 大友氏のような ―― に無給で弟子入りする手もあるかとは思いますが、受け付けてくれるかどうかはわからないので、あまり現実的ではないかもしれません。

資格等は

体力的には、結構タフな仕事だといえます。予選前のフリー走行から、各マシーンの状態を把握して、どこのコーナーからどんなアングルでシャッターチャンスを作るか、等ということをすべて足で歩き回って決めます。予選やレース中は、重い機材をすべて担いでサーキットを移動します。時には機材を担いで走ることもあるようです。

またF-1やWEC、WRC等を手掛けるようと思えば、当然語学力はかなり高いレベルで要求されますから、必須条件です。

他にも、ジャーナリストとペアで仕事をすることもありますから、人としてのコミニュケーション能力は当然必要になります。

一定のレベルに達したら「日本レース写真家協会」に登録ができるようですから、そこまで頑張る必要があります。

仕事内容と収入

仕事内容は端的にいってしまうといい写真を撮ることでしかないのですが、フリーで写真を売り込む立場にしても、会社の仕事してやる場合でも、いかにクライアントや会社のニーズに応えられるのかということにつきます。

クライアントのニーズを掴んでいるのは、多くの場合編集者やエディターですから、彼らの求めに応えられるところから、次第に成長していくことが必要になります。

それこそ前述の「ビル 大友」氏のようになれば、編集者やエディターをリードするポジションになれますし、個展だって開けるようになるのですね。

初めはジャーナリストや、雑誌社の記者とペアを組むことも多くありますから、彼らがどんなことを要求するのかということから始まるのかもしれませんね。

各サーキットごとに、どんなところでどんなバトルが繰り広げられるのか、どのドライバーがどんなポイントでどんなバトルを多く繰り広げるのか、等ということを知っておくことも仕事のうちに入るでしょう。

収入はそれこそマイナス収入から、年収ウン千万円まで、カメラマンのランク次第です。

アクシデントに巻き込まれることもある、ちょっと危険な仕事ではありますけれど、現代の社会でも男のロマンを前面に出せる貴重で、やりがいのある仕事だともいえます。

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