臨床心理士への就職・転職

この記事の所要時間: 331

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臨床心理士は、臨床心理学を学問的基盤とし、相談依頼者=クラアントの悩みや、精神疾患、心身症、精神的心理的問題などの、援助や改善、予防、そして研究を行い、人々の精神的健康の回復や保持、増進に寄与する、心理職の専門家です。
仕事の内容から、カウンセラーともいいます。

日本では、こうした心理職に、国家資格はありませんが、多くの民間資格が、存在しています。その中で、臨床心理士は、もっとも取得難易度が高く、医療機関での精神科や心療内科、行政機関や司法機関、民間機関での、メンタルヘルス対策部門、国境なき医師団の、メディカルスタッフの資格要件、スクールカウンセラーの任用規定とされるなど、知名度が高い、資格となっています。
また、公務員心理職や教員採用しけんでの加点項目となっていることもあります。

近年の社会情勢による、需要の拡大もあり、より重要性の高い職業になっています。

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適性

人の悩みを聞くカウンセリングを行いますので、高度な知識と、高い適性が必要です。
知識に関しては、資格取得が非常に困難なので、まず難関突破のために、必要です。

適性としては、まず、精神力。カウンセリングには、長い時間がかかります。真面目で優しい人ほど、クライアントに感情移入しがちなので、それを自制する、強固な精神力が必要です。
また、感情移入を自制しつつも、相手の表情から、感情を読み取り、理解する共感力が必要です。そして、クライアントが話しやすい雰囲気を作り、味方であると信じてもらうためには、コミュニケーション能力と、包容力が必要です。
感情移入の自制と、共感という、一見、相反する要素を同時に行う、高い人間性が必要というわけです。
また、クライアントは最初から心をひらいてくれるわけではないので、我慢強く接する、忍耐力が必要です。

もちろん、カウンセリングや、心理療法のスキルを向上させる、学習意欲も、重要となります。

なり方・キャリアパス

臨床心理士の資格を、取得する必要があります。そのためには、大学で心理学を学び、指定大学院で博士号を取り、さらに資格試験に挑戦しなければなりません。この時点で、相当の狭き門と言えます。

心の専門家として、非常に専門的な資格であり、幸か不幸か、需要は年々高まっているので、仕事先や勤務形態は多種多様です。非常勤のかけもちも可能ですので、自分の生活に合わせた、職場を選べるでしょう。

たとえば、小中学校での、スクールカウンセラー。これは、児童や、保護者、教員の相談に乗るものです。
また、大学での学生サポートもあります。幼稚園や保育園では、子育て相談員として、女性の臨床心理士が、活躍しています。
企業でも、メンタルヘルス相談員として、雇用するところが増えています。

司法の世界では、受刑者のケア、犯罪・ハラスメント被害者の相談窓口として、臨床心理士が、活躍しています。

もちろん、医療現場でも、心療内科への勤務医や、他の診療科との連携で、クライアントや高齢者の心のケアをしています。

衛生食の幹部予備自衛官の任用資格ともなっているので、そちらに進む手もあります。

主な資格

臨床心理士になるために、必要な資格を、ご紹介します。

臨床心理士

国家資格ではなく、日本臨床心理士資格認定協会、臨床心理専門職大学院認証評価機関による、民間の認定規格です。
受験資格を得るには、まず心理学系の大学を卒業し、臨床心理士指定大学院に入学しなければなりません。指定大学院には、第1種指定大学院、第2種指定大学院、専門職大学院があり、それぞれ、履修内容や、訓練内容が異なります、
入試の専門科目は、基礎心理学、統計学、応用心理学などで、口頭試問もあります。
臨床心理学の博士号を修得し、そのうえで、臨床心理士資格審査の1次試験と2次試験を突破すれば、臨床心理士の資格を、習得できます。
このように、非常に難しい、難関資格となっています。しかも、5年毎の資格更新が、義務付けられています。

2013-04-08作成
2014-10-22再編集

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