あん摩マッサージ指圧師になるには

この記事の所要時間: 46

せわしない現代のストレス社会では、数年前から「癒し」がブームになっています。
街にも、多くのマッサージ店を見かけるようになりました。

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クイック・マッサージやリフレクソロジー、整体にカイロプラクティックなど、その種類は多岐にわたっています。
従事する人もたくさんいますが、その中でも、唯一の国家資格者が「あん摩マッサージ指圧師」です。

一生はたらける仕事であることと、世間での需要から、注目が高まっています。
社会人の中にも、働きながら資格をとる勉強をする人たちが増えているようです。

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あん摩マッサージ指圧師ってどんな仕事?

その名が示すとおり、「あん摩」と「指圧」と「マッサージ」をおこなう仕事です。
基本的に器具などは使わず、手技で人の体をケアします。

マッサージ関係の資格は、民間のものは数多くありますが、国が正式に認めているのは「あん摩マッサージ指圧師」のみです。
医師のほかに、自らの判断で人にマッサージをおこなえる唯一の資格となっています。

どんな職場があるの?

おもな勤め先としては、治療院や、各種マッサージ店、そして病院のリハビリテーション科などがあります。
病院での求人は、それほど多くないようですが、東洋医学が見直されている風潮もあり、今後は増えるかもしれません。
ほかにも、スポーツ選手に施術するトレーナーの仕事や、介護施設などで働く道もあります。

また、あん摩マッサージ指圧師の大きな魅力のひとつが、開業できる資格だということです。
多くの人が、最初は治療院などで修行を積みながら、いずれ自分のお店を開くことを目標にしています。

あん摩マッサージ指圧師になるには?

独学で試験を受けられる資格とは違い、あん摩マッサージ指圧師になるためには、専門の学校に通わなくてはいけません。
その数は決して多くなく、全国にわずか20校程度となっています。
まずは、勉強ができる学校を探して、受験することから始まります。
夜間部のあるところや、社会人歓迎の学校も多いようです。

なぜ学校が少ないのかというと、もともとこの仕事は、視覚障害のある人々が従事することが多かったからです。
あまり一般に門戸を開いてしまうと、資格者が増えすぎてしまい、問題となるおそれがあったのです。
しかし最近では、そういった垣根が徐々に取り払われてきており、規制緩和の方向にあるようです。

学校で学んだ後は、卒業前に国家試験を受けます。
毎年、平均して85%くらいの人が合格しています。
学校できちんと勉強することが前提ですが、合格率は高いほうだといえるでしょう。

あん摩マッサージ指圧師に向いている人は?

この仕事は、まさに「人と触れ合うこと」そのものといえます。
技術はもちろん大切ですが、前提として、患者さんとコミュニケーションをとれる力が求められるでしょう。

またマッサージには、事故後のリハビリや、体の痛み軽減のほかにも、リラクゼーションの目的があります。
人を癒してあげられる資質も、大切といえるかもしれません。

体力のいる仕事でもあり、まだまだ男性の比率が高いのが現状ではありますが、今後は女性の活躍も増えていくと思われます。

気になる収入は?

勤め先にもよりますが、初任給としては16万?20万程度が目安のようです。
経験と技術をみがくことで、さらにアップしていくでしょう。
一般的なマッサージ店では、資格者は優遇され、手当てがつくこともあります。
また、指名の数によって収入が増えるシステムのお店も多いので、患者さんに支持されることが大切といえます。

いずれ独立して、自分のお店を持つようになれば、あとは自らの経営能力と、サービスの質次第です。
成功している人の中には、年収が1000万を越える人もいるようです。
実際は、安定性や、仕事のやりがいを重視する人が多いかもしれませんが、努力次第で高収入も不可能ではない仕事です。

資格は多いほうがいい

あん摩マッサージ指圧師の専門学校には、「はり師」と「きゅう師」の勉強もできるところがあります。
共通する試験科目も多く、これら3つの資格を同時にとる人もいます。
3つの資格がそろうと、「鍼灸マッサージ師」もしくは「三療師」と呼ばれるようです。

資格は、多ければ多いほど、就職の際や、独立する時に役立つでしょう。
さらに、整骨院を開業できる「柔道整復師」の資格まで取れば、かなり仕事の幅は広がります。

癒しブームに、不安定な雇用状況、そして高齢化社会などの条件が相まって、マッサージ師の需要は今後も増えていくと思われます。
人の役に立つ仕事として、また一生の資格職として、あん摩マッサージ指圧師は将来性のある仕事といえそうです。

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