理学療法士になるにはどうすれば?

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一度、一般企業に就職してからの転職率も高い理学療法士ですが、理学療法士になりたい?といっても、準備が必要です。専門的な知識を習得するため学校に行き国家試験に合格することが必要です。

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理学療法士とは

「身体に障害のある方」や「障害が発生する恐れがある方」に対し、基本的動作能力の回復や維持や悪化の予防のために医師の指示のもとで自立の支援を行います。

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向いてる?向いてない?

患者さんの不便さを理解する気持ちや包容力、患者さんを支える忍耐力、患者さんにあった方法を考え工夫し説得する力などが必要になってきます。
・人と話をすることが好きな人
・人の話を上手に聞ける人
・好奇心が旺盛な人
・体力に自信がある人
・繊細な心を持っている人
人を支える仕事ですから、優しさと強さをあわせもつような方に向いている仕事です。

理学療法士になるには

1.養成校で3年以上、必要な知識と技術を学びます。
養成校とは4年制大学、3年制短期大学、専門学校があります。目の不自由な方には特別支援学校が用意されています。

2.国家試験を受験し合格する。

社会人からの転職

数ある養成校の中には、社会人入試制度を設けている学校があります。狭き門にはなりますが、書類審査と面接・小論文という試験内容が多くいため、しばらく勉強というものから離れていたという方でも安心です。勤務経験を有することが条件になります。
若い子たちについていけるか・・という不安はありますが、社会人を経て入学した方たちの成績は優秀な方が多いのです。仕事を辞めて・・という覚悟があるためか、現役生よりも優秀な方が多いようです。勇気を出して夢への一歩を進んでみるのもいいのではないでしょうか。
?母子家庭のお母さんにもチャンスです?
母子家庭のお母さんの自立を支援する「高等技能訓練促進費」というものがあります。これは資格を取るために支援をしてくれるもので、理学療法士は受給ができる対象になっています。現在は、支援を受けられる地域と受けられない地域がありますので自治体にご確認ください。

国家試験合格率

平成21年度までは受験者数・合格者数共に増加傾向にあり、平均して90%以上の合格率でした。
ところが平成22年度になると、受験者数は増加していますが、合格者数は例年より15%以上減少。75%を切る合格率でした。

主な就職先は

1)一般医療機関
・大学病院や総合病院など一般的な病院

2)高齢者施設
・老人保健施設などの老人介護施設 

3)児童福祉
・障害児施設 ・養護学校

珍しいところでは、プロのスポーツ選手との個人契約なんていうものもあります。

就職状況

国家試験の受験者数とともに合格者数も上がっていることから、最近では飽和状態だといわれています。しかし、一般的な就職難とは全く違います。
以前は、希望する病院への就職が比較的容易でしたが、現在は希望の病院へ就職することが難しくなってきたようです。就職試験を受けても2?3か所落ちるのは当たり前という状態ではあるものの、それでも、就職率はほぼ100%、医療系はやっぱり強いということです。

収入はどの位

やっぱり気になるところは収入ではないでしょうか。
理学療法士の給料は高いというイメージがある方がおおいのではないでしょうか。しかし医療系の資格としては低いといわざるをえません。
・初任給・・・約18万円?23万円
・平均年収・・・300万円?450万円程度

病院より介護福祉施設の方が給料が高いといわれていますが、やはり人気があるのは病院です。
?給料よりやりがい?
・福祉施設の場合は維持期の患者さんが多く症例数が少ない。
・病院の場合は回復期の患者さんが多く症例数が多い。

診療報酬の引き下げにより、給料が高いといわれていた時代は終わりつつあります。

以前は「金の卵」とまでいわれていた理学療法士ですが、技術のない方は就職ができないという時代が来ると思われます。
経験を重ねること、知識・技術の向上は避けることができない条件になってくるでしょう。
しかし人の役に立ちたいという気持ちがあれば、おのずと成長していくことは間違いありません。

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