就職活動と転職活動の違いと具体的な準備の方法

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 転職をする際には、当然ですがまた一から新たな企業に就く為の活動を始めなければなりません。転職活動と就職活動、要は同じことと考えてはいませんか?就業先を探して、その為の準備をするという意味では同じですが、具体的な準備の方法は異なるものと考えておかなくてはなりません。転職活動と就職活動、何がどう違うのかをあげてみましょう。

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 学生であれば、普通秋ごろから本格的に就職活動をスタートさせる人が多いのではないでしょうか。学校が主催する説明会を始め、周りの友達などと一緒に就職に向けてスケジュールを組めることでしょう。先生や先輩などからのアドバイスを受けられたりと、迷った時にも心強い味方が周囲にいるのではないでしょうか。一方転職を考える時期というのは決まっていません。言うなれば自分次第であり、時期の調整や現在の仕事の段取りなど全て自分で判断して行わなければなりません。

 応募先を選ぶ際に、就職活動であればまずその企業のイメージや知名度などで選考する人も少なくないでしょう。詳細な仕事内容よりも、自分がその企業に対して興味があるか、企業の活動に参加したいかなどが優先されるのではないでしょうか。転職を考えている人であれば、そういった外面的な印象よりも、詳細な仕事内容や時間、企業の実態などに目を向けることが多いかと思われます。特に現在の職場の環境などが原因での転職希望であれば尚更でしょう。勤務時間や待遇など、いかに自分の希望する環境と合致しているかが最大のポイントとなるのではないでしょうか。

 さて、企業に応募する際に作る書類と言えば履歴書ですが、転職活動の際には明確に違うものが一点あります。それが“職務履歴書”です。職務履歴書というのは、これまでの就業経験の内容を分かり易く記したもので、これにより自分が持っているスキルや経験を相手にアピールします。また、就職活動の際、一字一句乱れがない様に何枚も履歴書を作成したという人もいるでしょう。小論文を書いたり、証明写真を何枚も取りなおしたりしたこともあるかもしれません。これをまず判断してくれる学校の先生などがいるという点では、客観的なアドバイスをもらうことができ改善し易いでしょう。転職の場合、作成した書類のチェックも基本的に全て自己判断ということになります。

 ここまでは転職活動と就職活動の違いの前半をとりあげてみましたが、いかがでしたでしょうか。応募する前までの段階で、ここまで違いがあります。同じ様に考えていた方も改めて考え方を切り替えて、転職にのぞんでもらいたいものです。

 新規卒業者が行う就職活動と、現在就職している人が行う転職活動。希望する企業の選択から応募書類の作成まで、様々な部分で違いがあります。応募するまででもかなり違いがありますが、それ以降の面接や採用の流れなど、実践的な部分でもかなり差が出てくるようです。

 まず、面接の際のアピールポイントはどの様な所になるでしょうか。学生であれば、主に学校生活で培ってきた内面的な長所を主に打ち出していくことになるでしょう。生徒会活動、部活動などの功績、学校外であればアルバイトや習い事などです。これらをすることによって、自分のどんな部分が成長した、どんな役に立った、どんな力を身につけたなど、体験を通しての自身の成長の観点からアピールしていくのが主な面接の進め方になるのではないでしょうか。入退室の仕方からお辞儀の角度、声の出し方まで学校の先生や友達と協力して練習できるのは励みになることでしょう。

 一方中途採用となる転職者の場合、やはりこれまでの職務経験を踏まえて自分の持っている力をアピールしなければなりません。できるだけ具体的に、かつ分かり易く伝えられるかも重要です。そして、企業に対して貢献することができる力やスキルを持っているということをどれだけアピールできるかが最も重要になります。勿論、挨拶など基本的な印象が大切なのは言うまでもありませんが、それは出来て当然の部分。更に競争相手はスタートラインが同じな新卒者と違って、キャリアなど全く未知数の社会人です。そんな中でいかに自分が即戦力になるかどうか、アピールすることが重要でしょう。

 無事に内定をもらうことができた時ほど、安心することもないですね。学生の場合、通知には比較的長い期間を要すると思います。また、複数の企業から内定をもらい、その中から選択することができた人もいるでしょう。早い人であれば、大学4年生の前半で内定をもらい、あとの1年近くの期間を有意義に過ごすこともできるかもしれません。転職の場合、内定の通知も比較的早く数日から10日程度など、早い段階で可否が分かります。万が一駄目でも素早く切り替えをし、次に繋げることが大切です。

 いよいよ入社することになりますが、新卒者であれば事前の研修やオリエンテーションなどが待っていることになるでしょう。中途採用者であれば、詳細な仕事内容についての研修や教育はあっても基本的な仕事のやり方は自分の能力の見せどころです。新卒者は「育てる」、中途採用であれば「即戦力」というのが、基本的な考え方といって良いでしょう。

 転職活動と就職活動、よく理解しておかなければ自分の希望する企業に就くことはおろか、活動自体がうまく進まないということにもなりかねません。似て非なる双方の区別を明確にし、自分の道を進んで頂きたいと思います。

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