食品衛生責任者になるにはどうすれば?

この記事の所要時間: 332

5276_s

私たちが普段何気なく口にしている食べ物が、本当に安全かどうかを管理している人たちがいます。それが「食品衛生責任者」です。栄養士や管理栄養士も、食品衛生責任者となるのですが、この場合は食品衛生責任者の講習が免除されるため、保健所に登録するのみで食品衛生責任者になることができるのです。ただ、非常に人気の資格なため、毎年志願者は増える一方です。この資格を持つことで、飲食店の運営もできますし、さらに安全にお店の経営をすることができます。消毒や賞味期限、お店の衛生管理などの正しい知識を身に付け、より安全に快適に食事を過ごしてもらえる飲食店を目指しましょう。

スポンサーリンク

主にどんなことを仕事として扱うのか

基本的に、飲食にかかわる衛生管理全般を行うのが仕事です。食中毒はもちろん、表示が適正であるのか、包装はきちんとできているのかなど細かい部分のチェックも必要になります。それに加えてスタッフへの教育指導や営業者に対しての助言なども重要な仕事の一つです。
現代は、食の洋食化が進み「早い」「安い」「旨い」をモットーにファストフードが流行っています。そして24時間いつでも好きなときに手軽に飲食物や生活用品が購入できるコンビニエンスストアも当たり前の世の中になりました。もちろん、衛生管理は行ってあるでしょうし、飲食を扱うところには必ず食品衛生責任者を置く必要があります。ただ、いくら気をつけていても、忙しい中、専門知識がない人からすると「これくらい大丈夫だろう」という甘えが出てしまう場合があります。そこで、ひとつひとつを細かくチェックする必要があり、それは信用を失わないためにも必ず行うべきことなのです。

受験資格

各都道府県によって異なるので、詳細は実施団体もしくは保健所に確認しましょう。ただし、高校生は対象外となります。
※次の資格を持っている方は講習会が免除されます。
 栄養士、管理栄養士、調理師、製菓衛生士、食鳥処理衛生管理者、船舶料理士
申し込みは公式サイトのホームページから申込書を印刷して郵送する方法になります。開催先によって申し込み方法が異なる場合があるので、詳しくは各都道府県の実施団体に確認しましょう。どういった店舗にいたかといったことによっても、大きく経験時間の算定などもかわってきます。小さな居酒屋などでのアルバイトが含まれる場合、そうでない場合などもありますので、詳細な要項についてはあなたのお住まいの地域の保健所に問い合わせましょう。

試験内容

講習は1日で修了し、受講時間は6時間です。全て筆記試験になります。
衛生法規(120分):伝染業、環境衛生など
公衆衛生学(60分):施設基準、管理運営基準など
食品衛生学(180分):食品の取り扱い、施設の衛生管理など

受験料

10,000円です。

試験対策

講習会を受講すれば、よほどのことがない限りほぼ100%合格できます。きちんと講習会を受けて勉強すれば間違いなく合格できるので、これと言った試験対策はありません。

資格があると有利な職場

飲食店や食肉製品加工業などではこの資格を持っていると優遇される可能性も。会社によって優遇されるかどうかは異なるので、経験者がいれば話を聞いてみましょう。

食品衛生責任者と食品衛生管理者の違い

まず受講料に大きな違いがあります。食品衛生責任者は10,000円なのに対し、食品衛生管理者になると350,000円に跳ね上がります。その違いには管理できる場所の違いがあります。食品衛生責任者の場合は飲食店での管理になりますが、食品衛生管理者の場合は食品の製造工程での管理になるので、それだけ責任が重大になるのです。工場は小さな混入物も命取りとなる場所のため、徹底した衛生管理が必要になるからです。また、受験資格としても医師・歯科医師・薬剤師・獣医師のいずれかに該当する方を対象としています。ただし、飲食店を経営する上では、食品衛生責任者の資格のみで問題ありません。

http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/law/sekininsya.html

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする