貯蓄をしすぎるとどうなるのか

   2014/12/04

この記事の所要時間: 218

貯蓄。それはとても大事なものです。
将来の備えはもちろんですが、いざという時のために現金を貯めておきたいと思うのは当然です。
子供がおられる家庭であれば、子供の成長に合わせて何かとお金がかかってくるでしょうから、貯蓄は必須とも言えるのですが、一方で過度な貯蓄が現在の日本経済の停滞を招いてしまっている部分もあるのです。
日本経済は言うまでも無く大変な事になっています。
かつては「完全雇用」とまで呼ばれていたほど安定していた雇用問題も、今ではとんでもない数字の失業率となってしまっているのです。

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これがなぜ貯蓄と関係あるのでしょう。
実は今、日本経済はデフレにあるのです。
デフレーション、それがデフレですが、なぜ貯蓄がデフレを生んでしまったのか。
それは貯蓄をするという事は、同時にお金を使わないという事でもあるのです。

お金を使わないとどうなるのか。
お金を使わないという事は消費が鈍ります。
物が売れないという事になるのですからそれも当然でしょう。
結果、物が売れなかった企業は利益を確保する事が出来なかったのですから、体制維持のためには残業代のカットなどの人件費削減を進める事になります。

そのため給料が下がったり、職を失ってしまった人もいるでしょう。
そのような人は、更に物を買えない事になってしまいますよね。
物が買えない、つまりは企業が利益を得られない…。

このような悪循環が生まれてしまったのです。
もちろん、貯蓄だけの問題ではありませんし、現実的に貯蓄はとても大事なものです。
ですが、過度な貯蓄がこのような事態を生んでしまったのも事実なのです。
「金は天下の回り物」という言葉がありますが、この言葉を「昔の言葉」と一笑に付す事は出来ないのです。

お金を使うという事は、無駄遣いに思えてしまうかもしれませんが、そのお金は必ず経済の世界を「循環」する事になりますので、決して「無駄」ではないのです。
もちろん、過度な利用は「浪費」となってしまうのですが、それでも多くの人が貯蓄ばかりを行っていた結果が今の日本経済なのです。
今の景気不安を政治家のせいにしている人もいるのですが、この状況を生んでしまったのは我々一般庶民でもあるのです。
デフレの問題を解決するためには、政治に頼るのではなく、まずは我々一般庶民がデフレの構造を知る部分から始めなければならないのです。
知らないままですと、どのような対策が行われても貯蓄に回って終ってしまうだけですから。

2013-05-10再編集

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