舌を見れば体調が分かります
自分の舌を毎日のようにチェックしている方はどれくらい居るでしょうか?
実はこの舌をみるだけでその人の体調や調子などを分かる、という事をご存知でしたか?
これは中国の医学(中医学)に基づいた考え方で舌診といいます。
まず、ご自身の舌を鏡に映して見てください。色、形、印象を観察してください。
ベストな状態の舌は
色は全体が綺麗なピンク色をしています。
そして形が綺麗、という印象を与えます。
多少の苔がついていても問題はありません。
「どんな舌がいいのかな?」と思ったらお子さんの舌を見てみるといいですよ。
全体がピンク色で柔らかそうな舌ですよ。
それでは実際の舌を見たときに注意したほうが良い状態をお伝えしましょう。
目次
1、舌が全体的に白っぽい印象がある
これは血液が足りていないことを示しています。
きっとまぶたの裏側を見ても白っぽいと思われます。この時は単純に血液が足りない=貧血という事ではなく、睡眠不足や疲れ、などが原因で起こっている可能性があるので、しっかりと睡眠をとることが大切です。
2、舌が全体に大きい感じがある。歯型がふちについている。
これは舌がむくんでいる状態です。
水分を取りすぎているのだけど、上手に水分を外に出すことができない状態だったり
冷えていて、水分代謝が悪いことも考えられます。
胃腸があまり強くない事も原因の一つなので、食べ過ぎいは要注意です。
3、苔がしっかりと表面を覆っている。
これも胃腸の調子が悪い時に起こりやすいです。
冷えている事も考えられるので、体が温まるような飲み物をしっかりと飲んでくださいね。
4、舌の表面に黄色い苔がついている
これは体にとって油分が多過ぎる食べ物を食べ過ぎて居る時に起こります。
胃腸が刺激されすぎているので、少し、刺激の弱いものを食べるようにしましょう。
5、舌の表面に苔が一切ない。
みるとピンク色でいいのですが、これは逆に体にとって栄養が少なすぎる事が考えられます。また、疲れも溜まっていることも考えられるので、栄養のあるものを摂取しながら、ゆっくりと休息する事が大切です。
6、舌の色がくすんでいる
なんとなく紫っぽい色をしている、と感じた時には血液の流れが悪くなっている事が考えられます。その時に頭痛や生理痛を感じる時には 血液の流れをまずよくしないとダメですよ、うっ血性の痛みだと思われます。
このように、ザックリと書いただけでも 思い当たることがあるのではないでしょうか?
体の状態は舌を見るだけで分かります。
ぜひ、参考になさって、舌が黄色くなってきたな と思ったらその時には脂っこいものを控えたりして体調を整えてください。
2013-05-28再編集
2014-04-18画像追加
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