健康成分と正しく付き合うための豆知識(コラーゲン・乳酸菌・DHC)

   2015/03/11

この記事の所要時間: 329

年々市場を拡大しているサプリメント。テレビCMなどでも広告を目にすることが多いので、利用したことのない人でも、よく使われている成分名くらいは、いくつか聞いたことがあるでしょう。それぞれにどんな効能があるかも、何となくのイメージを持っているかもしれません。

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しかし、いくら体に良くても、摂り方を間違えると悪い結果を引き起こす場合もあるのをご存知ですか?使用される頻度の高い成分に関する、豆知識をご紹介します。

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最も認知度が高いのは乳酸菌

もはや日本人なら誰でも知っているというレベルなのが乳酸菌です。多く含まれる食品の代表格は、ヨーグルトや乳酸菌飲料でしょう。
乳酸菌は、人間の腸内にもともと多く棲息している善玉菌です。腸の働きを整え、効率良い消化を助けてくれます。健康増進を期待して、ついつい沢山摂りたくなってしまいますが、過剰に摂取しても大丈夫なのでしょうか?

答えは「YES」。乳酸菌自体には、過剰摂取による副作用は一切ありません。むしろ、乳酸菌はとても酸に弱く、すぐ胃酸に分解されてしまいます。余分に摂取したものは、便として体外に排出されるだけですので、どれだけ摂っても問題はないとのことです。

ただし、摂り方には注意が必要。乳酸菌を多く含む食品は、砂糖が大量に入っていることが多いので、それらをドカ食いしていると、糖分が原因で肥満や虫歯を引き起こします。乳酸菌自体には、健康を害する要素は何もありませんから、沢山摂りたいと思った時には、できるだけ無糖の製品を選べば良いでしょう。

間違いがちなコラーゲンの摂り方

次に認知度が高いのがコラーゲン。美肌・美容の代名詞のような存在ですね。コラーゲンは、人間の体を構成するたんぱく質の一種。肌のみずみずしさや、弾力を維持するのに必要不可欠な成分です。しかし、コラーゲンは、ただ摂取するだけでは、肌に効果は表れないということをご存知でしょうか?

コラーゲンは、胃でアミノ酸に分解され、まずは体内器官を優先して吸収されます。肌に回ってくるのはその後です。つまり、口から摂取しなければならず、少なすぎると肌には効果がないということです。コラーゲン配合の化粧品なども販売されていますが、肌に塗っても意味がないんですね。また、大量に食べれば良いというものでもありません。コラーゲンは新陳代謝によって毎日合成と分解を繰り返しているので、俗に言う「食い溜め」では無駄になるだけです。

ちなみに、コラーゲンは動物性たんぱく質に含まれていますが、ビタミンCがないとスムーズに分解・吸収が行われません。肉や魚と一緒に、野菜や果物もバランス良く食べれば、自然に必要な分のコラーゲンが摂取できますよ。

意外に知られていないDHC、もう一つの効能

かつて、某インスタントラーメンに配合されていることでも話題になった、DHC(ドコサヘキサエン酸)。人間の脳や神経組織に多く存在し、それらの発育に必須の脂肪酸です。DHCが少なくなると、脳内での情報伝達がスムーズにできなくなり、学習能力や視力が低下すると言われています。
「賢くなる成分」と言われれば、子どもにいくらでも食べさせたい!などと思ってしまいますが、DHCの適切な摂取量は、多くても一日1g(サンマ1匹分くらい)。何故そう言われているかというと、DHCが持つ、脳の活性化以外の効能が理由です。

あまり知られていませんが、DHCには、血液内の血小板の凝集を抑制する働きもあります。端的に言うと、血が固まりにくくなるということです。量が適切なら脳内血栓ができにくくなるなどのメリットもありますが、あまり摂り過ぎると、怪我をした時に血が止まりにくくなったりしてしまうそうです。他にも、吐き気を催すなどの副作用があります。だから適正摂取量が決められているんですね。サプリメントだと簡単に大量摂取ができてしまいますが、用法・用量はきちんと守りましょう。

手軽に利用できるサプリメントにも、適切な使い方や量があります。健康な生活のお供として付き合うならば、まずは正しい知識を身に付けましょう。

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