何故洗顔が必要なのか？洗顔の必要性と重要な効果
当たり前の様に行っている“洗顔”
でも、どうして洗顔する必要があるのでしょうか。
本当の意味を知ることで、いつもの洗顔がより意識高いものになるかもしれません。
洗顔が必要な理由のポイント
皮膚の汚れや古い角質を洗い流すのが洗顔の役割
洗顔で汚れや古い角質が落ちれば基礎化粧品の効果を十分に得られる
肌のターンオーバー促し、肌荒れ予防や改善にも繋がる
汚れにさらされている皮膚
皮膚は様々な汚れに日々さらされています。
大気中の排気ガスやタバコの煙、目に見えないホコリなどが直接触れる皮膚。
汗や皮脂が分泌されればそこに汚れが付着しやすくなり、益々皮膚の清潔が脅かされます。
さらに古い角質がお肌に残ったままというのも問題。
皮膚表面はもちろん、毛穴にまで汚れが詰まることにも繋がってしまいます。
こうした様々な汚れが混ざり合い、それが原因で雑菌が繁殖…すると雑菌が増えすぎ、肌荒れなどの炎症を引き起こす元にもなってしまうのです。
その汚れを落とすのが「洗顔」
肌トラブルの元にもなる皮膚や毛穴の汚れ。
それを綺麗に落とすのが洗顔の大きな役割となります。
洗顔をすると、洗顔前の嫌なベタつきやテカリがさっぱりしますよね。
皮膚表面の汚れが取れることで、清潔を保てるだけでなく気持ちも健やかになります。
また、毛穴に詰まったままの汚れを放置しておくと、その中で細菌が繁殖、炎症へと繋がるニキビの元にも。
洗顔で改善できるはずのトラブルも、放置することで洗顔のみでの解消が難しくなってしまうのです。
こうした観点からも、洗顔を習慣にすることは非常に重要ですね。
さらに洗顔は汚れを落とすだけでなく、皮膚表面が綺麗になることで化粧水や美容液の浸透率が高まるなどの二次的な効果も得られるのです。
ただ単に顔を綺麗にするだけではない、洗顔の重要な働きをもっと知っておきましょう。
基礎化粧品の効果を十分にする
洗顔後に化粧水や乳液、クリームなどをつける人がほとんどかと思います。
基礎化粧品は洗顔後に失われがちな潤いを素早く補給できるアイテム。
他にも美白やアンチエイジングなど、様々な有効作用を求めて使う場合が多いはずです。
しかし、そうした有効成分も汚れがついたままの皮膚につけては、十分な効果が得られません。
皮膚表面に残った古い角質、余計な皮脂や汗、それらと混ざり合った大気中の汚れ…。
こうした“壁”があることで、せっかくの基礎化粧品が角質層までスムーズに行き渡らなくなるのです。
汚れを落とす意味で洗顔はかなり重要ですが、基礎化粧品の成分をしっかり肌に届ける意味では汚れを落とすことこそが大切なのです。
そのための洗顔と思えば、これまで以上に丁寧な洗顔が心がけられるのでは？
せっかくの美容成分を無駄にしないためにも、洗顔→基礎化粧品の流れの意味をしっかり理解しましょう。
肌の働きを促す
お肌は古い細胞を脱ぎ捨て、新しい細胞へと生まれ変わります。
絶えず行われているこの働きを“ターンオーバー”と呼び、それが正常であることで若々しく健康的な肌を維持できるのです。
ターンオーバーによって表面に押し出された古い角質。
それが皮膚表面に溜まったままになると、肌がごわつく、肌色がくすんで暗い、なんとなく老けた気がする…。
こうした肌悩みが多発することになるかも。
洗顔は古い角質の排出を促し、ターンオーバーをサポートするのに役立ちます。
古い角質がしっかり除去されれば、様々な肌悩みの解決にも繋がるということ。
皮膚の清潔を保つことは、ターンオーバーをスムーズにすることにも繋がるのです。
肌トラブルを予防・改善する
皮膚表面や毛穴の汚れをとる洗顔。
上述の通り、顔が汚れた状態で放置しておけば、毛穴の詰まりや雑菌の繁殖に繋がります。
ニキビや毛穴の黒ずみ、赤ら顔、老化。
こうしたトラブルをも引き起こしてしまうのです。
嫌な肌トラブルを予防するためにも、やはり洗顔が必要不可欠。
万が一肌トラブルが起きた場合も、正しい洗顔を続けることでその改善を促すこともできるのです。
傷口が汚れたままの状態では、修復の妨げになりますよね。
それと同じく、ダメージを負った皮膚に汚れを放置したままなんてご法度なのです。
肌荒れの予防と改善に繋がる洗顔。
そう考えると、ただ顔を綺麗にするだけでなく、未来のお肌を守る上でも重要な役割を担っていると言えそうですね。
今その時だけのためでなく、将来的なお肌の健康、若々しささえ左右する。
何気なく行っている洗顔ですが、肌の健康を守るために様々な意味を背負っているのです。
洗顔の必要性に関わるQ&A
公開日：
最終更新日：2017/04/26
