洗顔って何だろう

代表的な洗顔料の種類と特徴

あなたはどんな洗顔料を使っていますか?

一言に洗顔料といっても、元々の形状などによっていくつかの種類に分けられます。

洗顔料の種類と特徴のポイント

一般的な6種類の洗顔料の特徴をご紹介

比較的スタンダードなのがフォームや固形石鹸、メンズ用にはスクラブも多い

泡立てるのが基本だが、唯一泡立てて使わないタイプも存在する

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フォーム(クリーム)

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最もスタンダードと言っていいのが“フォーム(クリーム)”タイプの洗顔料ですね。

チューブに入っていることが多く、出てきたフォームをしっかり泡立ててから使うことになります。

そのまま顔に塗るのはNGですよ。

泡立てネットを使って十分に泡立ててから使いましょう。

一般的な洗顔料なので、種類もたっぷりと選べるほど豊富です。

オーガニックのアイテムもあり、敏感肌の人でも使いやすいでしょう。

何度か使ううちにどれくらいの量で十分な泡立てができるかがわかると思います。

慣れないうちは少量ずつ取り、一度に大量に使いすぎないよう気をつけてくださいね。

固形石鹸

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“固形石鹸”も種類が多く、見かけることの多い洗顔料です。

石鹸は脂肪酸と油脂を原料としており、アルカリ性であることが大きな特徴です。

健康的な肌表面のphは弱酸性、これは有名ですよね。

その反対であるアルカリ性の石鹸を使用すると、肌に負担になるのでは?と思う人も多いでしょう。

アルカリ性の石鹸は、界面活性剤を肌に残すリスクが最も低いと言われています。

さらに本当の“石鹸”にはそもそも界面活性剤が含まれておらず、肌へ余計なダメージを与えずに済むメリットがあるのです。

ただ、市販されている安価な石鹸の中には界面活性剤を含んでいるもの(複合石鹸)もあり、見た目だけでは区別が難しいのが現状です。

また、石鹸は洗浄力が強いため、敏感肌の人や使用後にヒリヒリ、かゆみを覚える人は使用を控えた方が良いでしょう。

固形に限らず成分が石鹸のものは“石鹸”として売られているので、液状などの場合もあります。

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ジェル

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一般的な洗顔料に比べて水分が多く、手に取った時の質感も独特の“ジェル”タイプの洗顔料。

洗った後にサッパリとした感触を得られ、オイリー肌向けに用意されていることも多いタイプですね。

皮脂の多い男性用として、メンズ洗顔料でもよく見かけるはずです。

ジェルタイプもしっかりと泡立ててから使うのが基本。

ジェル特有のヌメリが残らないよう、すすぎも丁寧に行ってください。

特にオイリー肌向けのジェル洗顔料は洗浄力が強いことも多いので、使用量や使用頻度にも注意した方が良いでしょう。

パウダー

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唯一水分を含まないタイプの“パウダー”洗顔料。

パウダータイプは製品によっても使い方が異なり、水などで泡立ててから使うもの、他の洗顔料に混ぜて使うものなどがあります。

当然ながら、製品ごとの使い方を守ることが前提です。

水分状にする必要や固形に固める必要もないパウダータイプ。

その分余計な成分を省いた洗顔料とも言えます。

ただ、泡立てにコツが必要なので注意して。

慣れていないと泡立てが不十分なまま洗顔することになるため、パウダーが直接皮膚につき刺激になりやすいことがあります。

また、洗顔料の中ではそれほどメジャーではないため、相性の良いアイテムを探すのにも苦労しそうです。

お風呂場では使いにくいこともデメリットと言えるでしょう。

スクラブ

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洗顔フォームの中に微粒子を配合した“スクラブ”洗顔料は、毛穴の汚れを取るのに効果的と言われています。

基本は泡立てて使いますが、含まれている粒子が汚れをしっかり除去する役目を担うのです。

毛穴汚れや皮脂を取り去る作用が高く、男性向け洗顔料にもスクラブタイプが多い印象。

一方で、洗浄力が強いということは肌へ負担にもなりやすいということ。

スクラブの粒子が肌へ刺激となり、そのせいで角質を傷つけて必要な潤いまで逃すリスクもあります。

このためスクラブ洗顔料は、毎日行う洗顔には適していません

実際に洗う際には、いつも以上に優しく慎重に洗うこと。

すすぎもしっかりと行い、汚れを落とした後は優しく保湿をすることも大切です。

泡立たないもの

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泡立てることが常識といっても過言ではない洗顔料。

そんな中で、“泡立たない”タイプの洗顔料は最も特殊な部類となるかもしれません。

通常なら泡が汚れを吸着してくれますが、泡立たないタイプは直接皮膚につけてマッサージするように洗うことになります。

泡による刺激がない分、洗浄力はかなり低い洗顔料になります。

そのためほとんどメイクをしない人、泡がどうしても刺激になる人には向いているでしょう。

ただ、それ以外の人が敢えて選択する必要性は低いかもしれませんね。

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公開日:
最終更新日:2017/04/26

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執筆者:rihira

一般社団法人 日本スキンケア協会
認定:スキンケアアドバイザー

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