洗顔って何だろう

   


洗顔Q&A ダブル洗顔は日本人だけ?本当は不要?

Q:クレンジングの次に洗顔をする“ダブル洗顔”という方法。

これは日本人だけが行うもので、欧米人など外国の人は2回も洗わないと聞きました。

本来はダブル洗顔を行う必要性はないのでしょうか?

A:日本人の皮膚と外国人の皮膚は性質が異なるため、一概にダブル洗顔が不要とは言い切れません。

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日本人と外国人の肌

皮膚の上層部には4つの層からなる“表皮”があります。

表皮のうち角質層が最も外側、つまり皮膚表面になる部位。

洗顔などスキンケアの影響を直接受けるこの部位ですが、日本人の角質層は白人の3分の2ほどの厚さしかないのです。

また、皮脂分泌量は白人に比べて20%多いことも報告されています。

参考:日本人の肌と外国人の肌|皮膚の解剖と生理|明治通りクリニック

もともと角質層が薄く、皮脂が多い傾向にある日本人。

これに生活習慣やストレス、間違ったスキンケアが加わると、角質へのダメージや皮脂過剰といったトラブルが増加すると考えられます。

アメリカのニキビ用洗顔料などに刺激が強いものが多いのは、角質層の厚い外国人向けに開発されているからでしょう。

日本人が使うと刺激が強すぎて、負担になることも珍しくありません。

実際、私も外国製のニキビ用洗顔料を使ったことがありますが、直後に皮膚が真っ赤になった経験があります。

さらに白人に比べるとメラニンの量が多く、色素沈着しやすい肌であることもわかっています。

クレンジングや洗顔不足が原因でメイク残りがあれば、肌に刺激となる恐れも。

肌への刺激=色素沈着リスクが高まるので、こういった刺激に対しては白人よりも敏感に避ける必要があるでしょう。

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ダブル洗顔は日本人向けのスキンケア?

皮膚構造の違いから考えても、外国でダブル洗顔が珍しいケアであるのは頷けます。

角質層が厚いため外敵からの刺激に強い一方、皮脂量が少ないので洗いすぎることが一番のリスクに繋がるからでしょうね。

しかし、構造が違う日本人にも合っているかといえば、疑問も生まれます。

外国人視点で見ると、日本人女性は化粧が濃い風に見えるのだそう。

確かに日本ではコスメが豊富で、次から次へ試してみたくなりますね。

メイクが手軽にできる環境にあるのも理由かもしれません。

特に社会人ですっぴん状態という人は少なく、メイクも一種のマナーとさえ言われます。

参考:日本人女性の容姿って、外国人からどう見られてる? | マイナビニュース

メイクを頻繁に行う日本人の環境では、洗いすぎの懸念よりもメイク汚れが残る懸念が多いと思われます。

海外に比べても、日本は清潔な環境が整っていて、綺麗にするのが当たり前という風潮もあるはず。

肌質やお国柄が、今日のダブル洗顔に繋がっているのかもしれませんね。

結局ダブル洗顔は必要?不要?

日本人でもダブル洗顔しない派、する派に分かれるように、個人差があります。

全体的な肌質を見れば外国人とは異なるものの、方法や状態次第ではダブル洗顔が必ずしも必要とは言い切れません。

しかし、厚いメイクをした場合は別。

通常の洗顔料では落としきれないリスクが高いため、やはりクレンジングと洗顔料で落とした方が良いですね。

絶対に必要or不要にこだわらず、肌やその時の状態に合わせて使い分けましょう。

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 - 洗顔Q&A

執筆者:rihira

一般社団法人 日本スキンケア協会
認定:スキンケアアドバイザー

執筆者のプロフィール 

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