正しい洗顔方法・基本の洗顔
あなたは自分が正しい方法で洗顔ができていると言い切れますか?
意外と知らない人も多い、基本の正しい洗顔を身につけましょう。
基本の洗顔のポイント
正しく洗わなければ、洗顔の有効作用は得られない
洗顔料はよく泡立て、皮脂の多いパーツから擦らず洗う
すすぎはぬるま湯で丁寧に行い、優しくタオルドライを行う
Contents
洗顔は正しく行うことが大前提
洗顔の本来の目的は、皮膚表面や毛穴の汚れを取り去りお肌の健康を守る、肌荒れの予防・改善をすることです。
しかし、この本来の目的は正しい洗顔方法ができていて初めて叶うもの。
洗顔は正しく行うことが大前提というのは、このためなのです。
間違った洗顔をするとどうなるでしょう。
汚れを落とすどころか、肌を傷つけてしまう一方…。
肌荒れはもちろん、肌老化さえ進行させてしまいます。
顔が綺麗になればいいや。
そう思ってただ洗っているだけなら、今すぐSTOP!すぐに正しい洗顔方法に切り替えましょう。
基本的な正しい洗顔方法
【回数は多くても2回まで】
まずは適切な洗顔の回数。
特に汗や皮脂の多くなる夏場などは、1日に何度も顔を洗いたくなる人が多いのでは?
私はオイリー肌だからと、何回も洗っている人もいるはず。
でも、どんな肌質の人でも1日に2回までが洗顔の限度と思ってください。
1日に何度も洗顔したほうが清潔なのでは…そう思うかもしれませんが、それは大間違い。
何度も洗うことで肌に必要な皮脂がどんどん奪われ、乾燥が進行。
肌乾燥はニキビ、シワ、しみ、くすみなどあらゆるトラブルの元になります。
洗顔は朝と夜の2回で十分。
それ以上は必要な潤いを取り去る原因になるので絶対に控えましょう。
【洗顔料をしっかり泡立てる】
ほとんどの洗顔料は、泡立ててから使うのが普通です。
でも、この泡立て方が雑だと洗顔料の効果も薄れてしまいます。
泡は優しく肌の汚れを取ってくれる存在。
泡立てが不十分だと汚れをとる働きも半減するほか、どうしても手と皮膚の摩擦が起きやすく、ダメージが大きくなります。
洗顔料は必ずしっかりと泡立ててから使うことがポイントです。
【指で擦らずに泡で洗う】
毛穴の汚れをしっかり落としたいから、ゴシゴシ指で擦って洗う。
これは肌へ大ダメージになるだけ!指で擦っても毛穴に詰まった汚れが落ちる訳ではありません。
しっかり泡立てて、それを優しく顔の上で滑らせるだけで大丈夫。
皮膚にとって“擦る”という行為はダメージ以外の何者でもないのです。
刺激から炎症に繋がったり、擦ったダメージが原因で色素沈着にまで発展することも…。
絶対に擦ってはダメ。
洗顔だけでなく、クレンジングやフェイスマッサージなどでも共通のお約束です。
【洗顔場所の順番】
顔を洗う順番、考えたことありますか?
普段は特に気にせずに洗っている人がほとんどかもしれませんね。
でも正しい洗顔方法的には、ちゃんとした順番が存在するのです。
まずは“Tゾーン”。
Tゾーンは皮脂分泌が多く、汚れが付着しやすい部分になります。
しっかり綺麗にしたい部分なので、まずはTゾーンに泡を乗せて洗っていきましょう。
次に“頬やフェイスライン”に泡をつけて洗っていきます。
メイクの範囲的にも広いパーツなので、満遍なく泡を滑らせて。
最後に“目元や口元”を洗います。
このパーツは顔の皮膚の中でもデリケートな部分。
清潔を保つことは大事なのですが、長時間泡を乗せたり洗うこともあまり好ましくない場所なのです。
一番最後にさっと優しく洗うこと。
基本はこの順番での洗顔を心がけてください。
【ぬるま湯でしっかりすすぐ】
意外と手を抜きがちなのが“すすぎ”です。
洗顔自体にはあまり時間をかけすぎてはダメですが、すすぎはしっかりと丁寧に行ってください。
洗顔料が残ってしまうと、肌トラブルの元に。
清潔を保つための洗顔が、逆効果にさえなりかねません。
特にすすぎ残りやすい生え際や顎周辺に気をつけて。
くぼんでいる小鼻部分もしっかりとぬるま湯をかけてあげてください。
ただ、丁寧に行うことは大事ですが、過剰に時間をかけすぎてもダメですよ。
【優しくタオルドライ】
顔を洗ってスッキリ!そのままの勢いで、タオルでゴシゴシ拭いてしまうと今までの苦労が台無しに…。
ゴシゴシ擦ることは皮膚への大ダメージの元。
これは顔を拭く時だって同じです。
洗顔後はタオルを優しく押し当てるように水分を取り除きましょう。
洗顔してから濡れたままにするのもNG。
水分がついているので潤っている気がしますが、水滴が蒸発するのと一緒に潤いも失われます。
手早く優しくタオルドライをして、スキンケアに移りましょう。
基本の洗顔方法に関わるQ&A
洗顔Q&A:洗顔料の泡立てには、体用の泡立てネットを使っても良い?
おすすめ記事
公開日:
最終更新日:2017/04/26
