洗顔後のケアは自分の肌に合った方法で
洗顔で汚れを綺麗に取り去った後には、基礎化粧品を使って正しい保湿ケアを行いましょう。
肌荒れを防ぎ、美肌維持のために必要な行程です。
アフターケアのポイント
洗顔後の基礎化粧品は適切な順番でつけることが大事
洗顔後に酷く突っ張るのは、NG洗顔が原因?
基礎化粧品をつける、つけない…重要なのは肌との相性
洗顔後には保湿ケアを
顔を洗った後は、多かれ少なかれ潤いが失われている状態です。
それを素早くケアすることで、肌の乾燥ダメージも少なくできます。
洗顔してすぐにケアをしない人もいるかもしれませんが、タオルドライをしたらスキンケアに取り掛かりましょう。
保湿ケアの順番
化粧水
スキンケアの最初の工程“化粧水”。
化粧水の大部分は水分でできており、お肌の水分補給のために必要です。
ただし保湿の観点でいえば、化粧水だけでは潤いを維持することはできません。
化粧水は角質層へ水分を与えることでその調子を整え、次に使う化粧品の浸透率を高める働きがあります。
水分を与えて肌を整える。
化粧水にはこうした役割があることを覚えておきましょう。
逆に化粧水で保湿をしようとバシャバシャつけている人は、あまり意味がないので気をつけて。
たっぷりつけることは大事ですが、雑につけても効果が半減。
化粧水は500円玉くらいの大きさを手に取り、少し温めます。
その後ハンドプレスでじっくりと浸透させましょう。
パッティングは肌に刺激になる恐れがあるためおすすめしません。
美容液
高価なイメージもあり、使っていない人もいるであろう“美容液”。
しかし、美容液にはその名の通り美容成分が凝縮されています。
シワやシミ、美白などどうしても気になる人は使用すると効果的です。
ただ、美容液を使えば良いというものでもありません。
中には高価な美容液を何種類も使っている人もいるかもしれませんが、大事なのはお肌に合っているかどうかです。
また、お肌はいつも同じコンディションということはありません。
季節や場所、年齢によって様々に変化しています。
その変化の中で、今まで気にならなかった悩みが出てくる場合もあるもの。
そうした特別な肌悩みに応じて使用するのも良いでしょう。
乳液・クリーム
基礎化粧品の中でも油分の役目を担うのが乳液やクリームです。
一般的に乳液は水分も含んだ油分、クリームの方が油分率は多めになっています。
お肌で言う“皮脂”をサポートするのがこの2つになるでしょう。
乳液やクリームは化粧水や美容液で与えた潤いを閉じ込め、キープしてくれる重要な行程です。
どちらか一方だけを使う場合や、両方使うこともあります。
皮脂分泌が多い人はどちらか一方だけで良いでしょう。
逆に乾燥が酷い人は、化粧水などで水分補給をした後にしっかりと油分をつけるのが効果的です。
乳液やクリームは、ニキビ肌の人が多くつけすぎるとニキビを増発する恐れがあります。
この場合はあっさりタイプの油分アイテムを1つ、少量だけつけるのがおすすめ。
また、Tゾーンには少なめ、乾燥しやすい目元や口元にはしっかりなどパーツごとに量を調整するのもポイントです。
洗顔後につっぱるのはなぜ?
洗顔後、顔がつっぱる感じがする。
あなたも経験したことがあるのでは?
お肌がピンと張ってカピカピするあの感覚は、肌の潤いが減少したため起きるもの。
ただ、洗顔後に潤いが減るのは当たり前とも言えます。
汚れとともに皮脂などの保湿成分も流れているのですから、自然といえば自然です。
軽いつっぱり感程度なら、健康な肌であっても洗顔後ならあり得るものなので心配いりません。
ただ、バキバキに突っ張ってしまう、ヒリヒリ感やかゆみもある。
こうした場合は間違った洗顔方法をしていたり、肌そのものの状態がよくないと考えられます。
例えば、洗浄力の強すぎる洗顔料を使っていたり、熱いお湯で洗顔している。
これらは潤いを急激に奪ってしまう要因なので、早急に改善を。
更にこうしたNGスキンケアを続けていれば、慢性的な乾燥肌に陥ることもあります。
そのせいでどんな洗顔料、方法でもつっぱり感が酷い…。
この場合は根本的なスキンケアを見直し、時間をかけて肌を健康に戻す必要があります。
洗顔後に何もつけないのはあり?
最近は何もしないスキンケアが流行しつつあります。
肌断食などもその一環。
肌は本来何もしなくても綺麗になる力を持っている。
これを伸ばすために、敢えて肌を甘やかす基礎化粧品を使わないという方法です。
確かに、美肌の一番の近道は肌本来の能力がしっかりと作用すること。
バリア機能やターンオーバーが正常であれば、トラブル知らずの肌だって夢じゃありません。
しかし、“じゃあ何もつけない”は少し極論。
大気汚染、人間関係、仕事のストレス、食生活の変化…。
スキンケア以外の様々な要因が肌に与える影響は、無視できません。
「化粧品をつけろ!は化粧品メーカーの策略」と言う人もいます。
実際に、何もつけないスキンケアで美肌になった人もいますよね。
ただ、それが万人に当てはまる訳ではないのも事実。
年齢や環境によって肌のコンディションは刻々と変わるもので、その時によって必要なケアというのも変わるものです。
もっとも大事なのは、“その時の自分の肌を見極める”ということ。
今は何もつけなくても美肌なら、それで良いでしょう。
今日はメイクをしてクレンジングもしたから、保湿ケアはしないと。
今日は日差しが強いから、日焼け止めだけは塗る。
絶対これだけ!ではなく、その時の自分の肌をいたわる柔軟な考えが大事だと、個人的には思います。
洗顔後のケアに関わるQ&A
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公開日:
最終更新日:2017/04/26
