イスト値引き相場と交渉の進め方

新車のイストを買う際の値引き交渉の進め方やイストの買取・下取り市場について元ディーラー営業マンの視点から解説する。
イストの写真

イストの値引き交渉の進め方

 多くのコンパクトカーをラインナップするネッツ店において、主流とは言えないのが「イスト」。「アクア」や「ヴィッツ」そして「スペイド」が次々と売れる中、「bB」とともに陰に隠れた存在だ。車のコンセプトからすれば、マツダの「ベリーサ」は実際には競合車となりえないかも知れないが、値引きを引き出すためには絶好の合い見積もり車種である。40万円近い値引き条件も出かねないので、「イスト」もかなわないと思うが、最大限の条件は引き出せるはず。

 ネッツ店では値引き勝負よりも、燃費が良く、価格の安い新しい他の車種「ヴィッツ」などを勧める方向にもっていくとみられ、「イスト」を購入する意思が固いことをハッキリと伝えることも重要です。

値引き目標 30~32万円

イストを買う前に一度は検討しておきたい競合車

トヨタ bB

 「イスト」「オーリス」と同じネッツ店扱い。発売は「イスト」よりも古い2004年。同じディーラー扱いなので値引きを引き出す競合相手にはならないが、実際に購入する際には必ず検討するでしょう。これら以外にもネッツ店にはコンパクトカーが数多くラインナップされており、他社以上に悩むことになりそうだ。

トヨタ オーリス

 これまた、「イスト」「bB」と同じくネッツ店扱い。「bB」と同じく1.5L1.8Lをラインナップし、価格も同等。しかし、2012年にモデルチェンジされており、スタイリングやスペックも新しいものになっており、2007年から変わらぬ「イスト」には不利な相手だが、同じ店舗で扱うのが幸い。

マツダ ベリーサ

 「イスト」が少し変わったイメージで、長寿モデルということで、同車を挙げてみました。発売は「bB」と同じく2004年。姉妹車にあたる「デミオ」が3度のフルモデルチェンジを行う中、今でも販売し続けている。クラスを超えた高級感が特徴で、2015年4月には本革シートを装備した特別仕様車、『Noble Couture(ノーブル・クチュール)』を設定している。

イストの下取り相場とリセールバリュー

 新車販売が低迷する車種ではあるが、下取り相場は意外と堅調だ。同排気量クラスの「オーリス」は、「イスト」よりも新しいモデルであるが、少なくとも現行モデルは「イスト」よりも低い相場だ。「イスト」には長期間モデルチェンジをしていない車種特有の価格維持傾向がみられる。
7~8年落ちの射手でも新車と変わらない外見というのは、中古車ユーザーには魅力だ。そして、独特のSUVテイストあふれるルックスは独自の雰囲気を持ち、時代が一巡して、今話題になっている「ヴェゼル」や「アクアX-URBAN」に近いと言ったら言い過ぎか。
ともあれ同年式の、コンパクトカーよりも存在感があることは、購入者にアピールする要素が十分で、下取り価格が高くても売りやすい状況でもあるようだ。

買取参考価格表

車種 グレード 年式 駆動方式 新車価格 買取参考相場
150 G 2015 2WD 170.0 102.0
2013 2WD 170.0 83.0
2010 2WD 170.0 55.0
2007 2WD 170.0 38.0
180 G 2010 2WD 180.0 82.0
2007 2WD 180.0 42.0
150 G 2015 4WD 190.0 164.0
2013 4WD 190.0 123.0
2010 4WD 190.0 75.0
2007 4WD 190.0 46.0
150 X  2015 2WD 151.9 97.0
Cパッケージ 2013 2WD 151.9 77.0
2010 2WD 151.9 54.0
比較対象車種
オーリス150X 2015 2WD 170.4 143.0
2013 2WD 170.4 106.0
2010 2WD 170.4 56.0

参考:toyota.jp ご購入サポート | 下取り参考価格情報

他サイトによるイストのレビュー等の紹介

オートックワン、モータージャーナリスト竹岡圭女子による試乗レポート。
http://autoc-one.jp/toyota/ist/report-56967/

「外から見ると全高は低めに見えるが、実際に座るとアイポイントが高くSUVっぽい感覚をもたらしてくれる。」

 使い勝手の面でも一般的なコンパクトカーを超えている印象である。あくまでも発売当時ではということになるが。

イストのモデルチェンジ情報

 2007年デビューであり、販売台数も月100台に満たない状況。そのため、いつフルモデルチェンジされてもおかしくないが、2012年6月に一部改良を行って以来、まったく情報が聞こえて来ない。北米で展開するサイオンブランドとの兼ね合いがあり、日本国内の事情では動けないのが現状。「bB」とともに今後サイオンがどのようなラインナップの変化があるのかにかかっている。

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