スイフトスポーツの値引きとリセールバリュー
目次
スイフトスポーツの値引き交渉の進め方
割と交渉しやすいか
新型ですから値引きは当然のように厳しいのですが、値引きゼロを貫く車種ではありません。
どちらかといえば拡販をもくろむ車種ともいえます。
新設定されたストロングハイブリッド車があまり台数は出ていないこともあり、よりスイフトらしさが感じられるスイフトスポーツの方が販売においては訴求力がありそうなのです。
具体的には標準タイプのスイフトと同程度の15万円程度は確実と思われます。
ヴィッツGRやジュークなどとの競合も利用しましょう。
値引き目標15万円
スイフトスポーツのスペック表
車両価格(円) | 1,836,000~ |
---|---|
JC08モード燃費 | 16.2~16.4 |
全長 全幅 全高(㎜) |
3,890 1,735 1,500 |
室内長 室内幅 室内高(㎜) |
1,910 1,425 1,225 |
ホイールベース(㎜) | 2,450 |
エンジン型式 排気量 |
直列4気筒 1371ターボ |
最高出力 kw(ps/rpm) |
103(140)/5,500 |
最大トルク (N・m[kgf・m]/rpm) |
230(23.4)/2,500~3,500 |
駆動方式 | 2WD |
スイフトスポーツを買う前に一度は検討しておきたい競合車
トヨタ ヴィッツGR
スイフトスポーツも真っ青なホットハッチ
新シリーズの”GR”は、各車種にラインナップされますが、ヴィッツには気軽にスポーツドライブを楽しめる「GR SPORT」、よりスポーツ志向の「GR SPORT”GR”」、 そして1.8Lエンジンにスーパーチャージャーを搭した「GRMN」が設定されています。
この「GRMN」は最大出力210PS以上、最大トルク250Nmというスペックのホットハッチとなっています。
その他にも、・専用フロントスポーツシート、ザックス製ショックアブソーバー、BBS軽量鍛造アルミホイール、そしてLSD(リミテッド・スリップ・デフ)が装備されます。
価格も比較的リーズナブルで、「GR SPORT」が208万円台、「GR SPORT”GR”」でも230万円台からとなっていて、1.5Lに加え「GR SPORT」ではハイブリッド車も選択できます。
スイフトスポーツとの価格差も少なく、注目の一台となるでしょう。
日産 ノート e-POWER NISMO
新時代のホットハッチ
大ヒットモデルのノート e-POWERにもスポーツモデルのNISMOがラインナップされています。
専用のボディ補強や専用サスペンションを採用するとともに、専用チューニングコンピューター(VCM)を搭載し、ノーマルモードとSモードはNISMO専用設計を行っています。
EVによる未知の走行体験と低燃費に、NISMOのチューニングによるスポーツマインドが加わったノート e-POWER NISMOは、まさにこれからのホットハッチといえるでしょう。
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スイフトスポーツの下取り相場とリセールバリュー
スイフトとは異なるリセールバリュー
コンパクトカーとしての評価としては、販売成績から見てもわかる通りスイフトよりヴィッツの方が上。
しかし、スイフトスポーツと、ヴィッツの唯一のスポーツモデル「RS」との比較ではその評価は変わってきます。
前モデルではスイフトスポーツの方が各年式でヴィッツを上回っています。
しかし、前々モデルでは逆にヴィッツが上回るように、スイフトスポーツの高い評価は前モデルからということがわかります。
スイフトスポーツの特徴的なMT車は、MT仕様の販売比率が7割に上ったという人気であり、下取り相場でも常にAT車を凌ぐように、リセールバリューはMT車も方が良く、この傾向は新型になっても変わらないでしょう。
スイフトスポーツの買取参考価格表
スマホの方は画面を横にしてご覧下さい。
車種・グレード | 年式 | 駆動方式 | 新車価格 | 買取価格 |
---|---|---|---|---|
スイフトスポーツ6MT | 2016 | 2WD | 160.0 | 116.0 |
2013 | 2WD | 160.0 | 90.0 | |
2011 | 2WD | 160.0 | 85.0 | |
5MT | 2010 | 2WD | 155.0 | 36.0 |
スイフトスポーツCVT | 2016 | 2WD | 166.5 | 102.0 |
2013 | 2WD | 166.5 | 76.0 | |
4AT | 2010 | 2WD | 160.0 | 33.0 |
参考:toyota.jp ご購入サポート | 下取り参考価格情報
スイフトスポーツの評価
他サイトによるスイフトスポーツのレビュー等の紹介
オートックワン、モータージャーナリスト小鮒 康一氏によるスイフトスポーツのレビューより
http://autoc-one.jp/suzuki/swift/newmodel-5000127/「トルクの出方もフラットなトルク特性のエスクードに対し、新型スイフトスポーツは低回転から強大なトルクを立ち上げた後にさらにもう一段階トルクをアップさせており、圧倒的なトルク感を感じることができる。」
元ディーラーマンによるスイフトスポーツの評価
ホットハッチの復権なるか
現行スイフトは2016年12月にフルモデルチェンジ、2017年7月にストロングハイブリッド仕様を追加設定、そして今回のスイフトスポーツ発表と、次々と進化してきました。
新型になったスイフトは日本車にはまれな欧州車風の味を持ち、その走行性能に磨きをかけており、パワフルな1.4Lターボエンジンを搭載したスイフトスポーツは、間違いなく従来型よりホットな性格となっています。
輸入車を除くと国内で手に入るホットハッチといわれる車種は少なく、スイフトスポーツは貴重なモデルといえます。
そして、欧州市場を重点に置いていながらも、日本国内向けに充実した仕様を用意していることもうれしい限りです。
スズキでは唯一の本格スポーツモデルということもありますが、常に一貫してベース車よりパワフルなエンジンを採用し、MT車を用意。
そしてリーズナブルな価格設定であることも変わりません。
そして、若者の車離れを食い止めるためには、かつて若者が熱狂した、このクラスのホットハッチこそが重要な役割を持つのかもしれません。
スイフトスポーツの長所と問題点
安さが武器だが中途半端なダウンサイジング
スイフトスポーツは4ドアであることも長所といえます。
スポーツタイプといえども日常使いでの使用がほとんどですから、2ドアのクーペボディやオープンカーでは手が出ません。
その点、スイフトと同じボディであることが強みになります。
さらに、他のスポーツタイプより割安な180万円台ということも長所といえるでしょう。
問題点としては、1.6Lにかわって搭載されたのが1.4Lターボエンジンであること。
ダウンサイジングされたといっても中途半端で、パワー、トルクともに1.6Lエンジンと大差がありません。
ダウンサイジングするのならせめて標準車より小さな1.0Lエンジンでのパワーが欲しかった。
しかもハイオク仕様というおまけつきなのも興ざめ。
スズキの持ち合わせるエンジンの都合によるものですが、この先5~6年のモデルサイクルを全うするにはいささか頼りない感じがします。
スイフトスポーツのモデルチェンジ情報
2017年9月13日 フルモデルチェンジを発表9月20日から販売開始されました。
エンジンは1.4L・ブースタージェットエンジンとなり、ダウンサイジングされたものの、最高出力・最大トルク共に向上した。
併せて、点火制御とターボ過給圧制御に専用チューニングが施され、ウエストゲートバルブの開閉にノーマルクローズ制御を採用。
トランスミッションは3代目のCVTから2代目以来となるATに戻され、継続設定のMTと同じく6速に多段化しています。
先にモデルチェンジされたベース車、4代目スイフト同様にプラットフォームには「HEARTECT」が採用され、内装部品やシートなどの最適化などを行ったことで、3代目に比べて70kg軽量化。
4代目スイフトに対してトレッドを拡幅したことで3代目スイフトスポーツに比べて車幅が拡大され、日本仕様のスイフトスポーツで初めて3ナンバーとなります。
安全面の強化も行われ、「デュアルカメラブレーキサポート」をはじめとする装備をひとまとめにした「セーフティパッケージ」をメーカーオプションとして設定。
また、「全方位モニター用カメラパッケージ」とのセットオプションも同時に設定されています。
「セーフティパッケージ」では、スズキ車では初採用となる車線逸脱抑制機能が追加されました。
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