エルグランドの値引きとリセールバリュー

エルグランドの値引き交渉の進め方

大幅値引きを狙うべき車種

3.5L車ともなると、中心となる価格帯が400万円台、購入にあたっては総額500万円は必要な高額車種だけに、値引きもそれなりに期待したいのが本音でしょう。

エルグランドは2010年のデビューですから、ライバルのアルファード/ヴェルファイアと比較するとかなり古さを感じます。

そのために販売成績はライバルとは雲泥の差。

つまり売れていない古いモデルですから、ディーラーとしても、在庫車種を中心に大幅な値引きは覚悟しています。

半分近くは特別仕様車のようなグレード展開のため非常に分かりにくいのですが、2.5Lのハイウェイスターを選ぶのがベスト。

約339万円でこのLサイズミニバンが手に入るのはかなりお買い得です。

しかし、各種パッケージを選ぶとあっという間に400万円台になってしまうので、ベースモデルの価格でパッケージ分を値引きさせる交渉をするのが理想的です。

値引き目標 30~35万円

スペック表

350 250
車両価格(円) 4,125,600~ 3,213,000~
JC08モード燃費 9.0~9.4 10.2~10.8
全長
全幅
全高(㎜)
4,975
1,850
1,815
4,975
1,850
1,815
室内長
室内幅
室内高(㎜)
3,025
1,580
1,270~1,300
3,025
1,580
1,270~1,300
ホイールベース(㎜) 3,000 3,000
エンジン型式
排気量
V型6気筒
3,498
直列4気筒
2,488
最高出力
kw(ps/rpm)
206(280)/6400 125(170)/5600
最大トルク
(N・m[kgf・m]/rpm)
344(35.1)/4400 245(25.0)/3900
乗車人員(人) 7  8 7  8
駆動方式 2WD 4WD 2WD 4WD
トランスミッション エクストロニック
CVT-M6
エクストロニック
CVT-M6

エルグランドを買う前に一度は検討しておきたい競合車

トヨタ アルファード/ヴェルファイア

ライバルというには差がありすぎる

販売台数を見ると、エルグランドが1500台/月なのに対して、アルファード/ヴェルファイアはそれぞれ4千台前後を売り上げ、その差は非常に大きくなっています。

先代モデルでも大きな差がありましたが、アルファード/ヴェルファイアが2015年にフルモデルチェンジを受けてからは一方的な展開となっています。

現行モデルの開発テーマは「大空間高級サルーン」で、「ミニバン」としてではなく一つの「高級車」として磨き上げ、開発されました。

通常、トヨタ車によくあるエクステリアの違う2種のボディタイプの場合、よりスポーティーなデザインのヴェルファイアの方が人気があるはずなのですが、実はアルファードの方が売れているのです。

その要因はアルファードのフロントデザインにあります。

アルファードは、ロアグリルが一体となったメッキ加飾の大型フロントグリルを採用していることで、エルグランドのお株を奪うような迫力を持っています。

高級セダンからの乗り換えを考えている人にとっては、このデザインこそが重要であり、エルグランドを抑えて大型ミニバンの人気№1となっている理由なのです。

エルグランドの下取り相場とリセールバリュー

同クラスでありながらも、あまりにも差が大きすぎる相場

もともとが高額な車種であるために、下取り相場の価格を見る限りはかなりの金額になるのですが、その年度による価格の落ち幅は大きく、例えば2016年式と2013年式の差額は、2.5L車では新車の軽自動車ほど、3.5L車ならコンパクトカーほどのの金額にもなります。

また、ライバルのアルファードとの比較では相場は低いと言わざるを得ず、非常に大きな差がついており、ここだけ見る限りはリセールバリューが高い車種とは思えません。

特にフルモデルチェンジされたアルファードとの差は今後さらに広がる可能性があり、エルグランドがフルモデルチェンジされて高評価を得ない限りは、改善されることはないでしょう。

エルグランドの買取参考価格表

スマホの方は画面を横にしてご覧下さい。

車種・グレード 年式 駆動方式 新車価格 下取り相場
250XG 2016 2WD 297.5 186.0
2013 293.0 107.0
2010 293.0 77.0
250XG 2016 4WD 324.5 207.0
2013 320.0 121.0
2010 320.0 91.0
250ハイウェイスター 2016 2WD 314.4 199.0
2013 322.0 156.0
2010 322.0 118.0
250ハイウェイスター 2016 4WD 341.4 ///
2013 349.0 170.0
2010 349.0 143.0
350ハイウェイスター 2016 2WD 382.0 254.0
2013 374.0 149.0
2010 367.0 111.0
350ハイウェイスター 2016 4WD 409.0 288.0
2013 401.0 176.0
2010 394.0 135.0

参考:toyota.jp ご購入サポート | 下取り参考価格情報

エルグランドの評価

他サイトによるエルグランドのレビュー等の紹介

オートックワン、モータージャーナリストの渡部陽一郎氏による試乗レポートより。
http://autoc-one.jp/nissan/elgrand/report-1671107/0003.html

「走行安定性も高重心のミニバンとしては良好だ。

腰高感を抑えて左右に振られにくく、ハンドルを切り込んだ時に唐突に傾く違和感を抑えた。」

元ディーラーマンによるエルグランドの評価

ライバルとは魅力にそれほど差は認められない

エルグランドのモデルとしての歴史は意外と浅く、2010年発売の現行モデルになって始めてFFの駆動方式になっています。

「キングオブミニバン」として人気を集めた先代モデルはFRだったのです。

そのために、FFモデルとして2代目に突入して成功しているトヨタのアルファード/ヴェルファイアに先行を許し、販売台数においては大きく水をあけられています。

北米仕様の「クエスト」と同じボディを流用していることからも、モデルチェンジがスムーズに行われないのことがネックとなって改良が進みませんが、2014年に行われたビッグマイナーチェンジにおいて大幅な変更が行われ、ライバルに負けない内容になってきています。

確かに設計の古さは否めませんが、エンジンの性能や装備内容はライバルに引けを取っておらず、デザインも好みの問題でしょう。

それなのにこれだけ差がつくのはハイブリッド車の有無ぐらいしか原因は見当たりません。

今後、e-POWERや可変圧縮比エンジンの「VC-T」のような独自のパワーユニットが採用された新型が登場すれば、一気に形成が逆転する可能性もあるのです。

エルグランドの長所と問題点

とにかく次期型が望まれる

独特の威圧感を持つデザインはエルグランドの真骨頂。

そして、ハイウェイスターやライダーといったスポーツグレードをラインナップするのも長所といえ、特にハイウェイスターは販売の中心となるほどの人気モデルとなっています。

問題点としてはハイブリッド車のないことが上げられます。

アルファードのハイブリッド車はかなりの高額で、低燃費とはいえ、コストパフォーマンスは決していいとはいえませんが、シリーズを販売をけん引する人気となっています。

「ハイブリッド車がないと車が売れない」という国産車の特殊事情はこのクラスでも健在なのです。

もっとも、これも2010年発売という設計の古さからくる最も大きな問題のためでもあります。

エルグランドのモデルチェンジ情報

2010年にフルモデルチェンジされた3代目となる現行モデルは、北米向けのクエストや、プレサージュとの統合により、駆動方式がFRからDプラットフォームを用いたFFと4WD(オールモード4X4)になることで低床化と全高の抑制が図られ、車内が広くなり、乗り心地が向上しました。

エクステリアでは、2段式ヘッドランプや大型フロントグリル、横一文字のリアコンビランプとガーニッシュなどにより、一目で「エルグランド」とわかるスタイリングとなっていますが、ボディサイズは先代モデルよりも拡大されています。

エンジンはV6・2.5Lを廃止し、直4・2.5LとV6・3.5Lとなり、エクストロニックCVTが組み合わされています。

2014年1月のマイナーチェンジでは、フロント周りのデザインが一新され、フロントグリルを大型化するとともに、全周をクロームメッキで囲むことで押し出し感と高級感を高め、ヘッドランプはシグネチャーLEDポジションランプを備えた新デザインに変更するとともにヘッドランプそのものもLED化されるなど、大幅な変更がなされました。

また、天井の形状を見直すことで、全高を変えずに室内高を25mm拡大させ頭上の空間に余裕を持たせ、さらに、荷室の床を下げて3列目シートにスライド機能も設けるなどの工夫も凝らされています。

すでに発売から7年目に入った古参モデルですが、フルモデルチェンジの情報は聞こえてきません。

直4 2.0L ターボで、最高出力200kW(272ps)、最高トルク390Nm(39.8kgfm)という 可変圧縮比ターボエンジンがV型3.5Lエンジンに変わるパワーユニットと言われており、2018年から採用が始まるとしているので、タイミング的には2018年中のフルモデルチェンジが有力とみられています。

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