デイズの値引き相場と競合車との比較

新車のデイズ購入時の値引き交渉の進め方やデイズと競合するライバル車との比較、買取・下取り相場(リセールバリュー)について元ディーラーマンの視点から分析。またモータージャーナリストによるレビューやデイズの評価を紹介します。
デイズ

デイズの値引き交渉の進め方

全てのトールワゴンが競合相手

 マイナーチェンジされても飛び抜けた要素のない「デイズ」は、全ての軽トールワゴンが競合相手になる。

「ワゴンR」「ムーヴ」「N-WGN」は当然として、「ハスラー」や「キャスト」も含まれる。

値引きといっても上限が低いので、いかに限界レベルの値引きを手っ取り早く引き出せるかが決め手。

他社の見積もいいが、姉妹車である三菱「ekワゴン」と相見積もりするのが得策。

それもサブディーラーとなる販売協力店の活用が望まれます。

三菱ディーラー自体が少ないということもありますが、三菱車取扱店の看板を掲げる修理工場や独立系の中古車販売店などでは、商談のペースが早く、可能な限りの値引きが初期段階に提示される傾向なので、「デイズ」の値引きを引き出すには好都合です。

同じような理由でスズキやダイハツのOEM車を取り扱うマツダやスバルもお勧め。

お近くの行きやすい店舗を利用しましょう。

日産ディーラー自体も登録車同様に積極的な営業を行うので、値引きにも柔軟に対応してくれる。

値引き目標12~15万円

デイズを買う前に一度は検討しておきたい競合車

スマホの方は画面を横にしてご覧下さい。

車名 車両価格(円) JC08モード燃費
(㎞/L)
最高出力
(kW[PS]/rpm)
日産デイズ 1,150,200~ 30.4~ 36(49)/6500
デイズターボ
(ハイウェイスター)
1,563,840~ 26.2~ 47(64)/6000
スズキワゴンR 1,078,920~ 30.8~ 38(52)/6,000
ワゴンR
Sエネチャージ
1,372,680~ 33.0~ 38(52)/6,500 +モーター
ダイハツムーブ 1,134,000~ 31.0~ 38(52)/6,800
ムーブターボ 1,317,600~ 27.4~ 47(64)/6,400
ホンダN-WGN 1,090,000~ 29.4~ 43(58)/7,300
N-WGN
ターボパッケージ
1,340,000~ 26.0~ 47(64)/6,000

スズキ ワゴンR

クラストップの低燃費33.0㎞/Lが武器

ワゴンR

 「S-エネチャージ」による低燃費33.0㎞/Lは文句なくクラストップ。

全車種とはいかないのがみそだが、クラストップの低燃費という看板の効果は絶大なものがあり、2015年10月の販売速報ではライバルのダイハツ「ムーヴ」、ホンダ「N-WGN」を抑えている。

ホンダ N-WGN

ホンダらしさ希薄で苦戦

N-WGN

 同社の「N」シリーズでは「N-BOX」に次ぐ主力モデルであるが、「N-BOX」ほどの圧倒的人気を得られていない。

スペック自体は他車にひけを取っていないのだが、ホンダらしさがやや希薄であり、販売台数も伸び悩んでいる。

ダイハツ ムーヴ

身内の影響大

 「ワゴンR」とともに軽トールワゴンの歴史を塗り替えてきたモデル。

特徴的だった横開きのテールゲートが無くなるなど使い勝手は向上したものの、「ワゴンR」との差別化が少なくなり、現行モデルにチェンジした直後と比較して販売は失速気味。

さらに新機種「キャスト」の発売による影響も出ている。

デイズの下取り相場とリセールバリュー

今後は自動ブレーキ等の有無がポイントに

国内市場でも最も激しい販売競争を繰り広げるクラスの軽トールワゴン。

スペックもほぼ横並びの為、下取り価格に反映するほどの評価差が出にくい。

「デイズ」とライバル2車の比較でもほぼ同額という結果です。

まだ発売から2年しかたっていませんが、4WD車の評価は、2WDとの販売価格の差以上にはないようです。

 今後の予想とリセールバリューとしては、運転者支援システムである自動ブレーキの有無、あるいはその性能さというのが評価基準に加わると思われます。

今のところ価格差以上の評価はないようですが、中古車ユーザーであっても、その有無は他の装備以上に重要視される傾向にあり、低燃費性能に次ぐ判断基準になるはず。

そうなると、非装備のグレード下位モデルは大きく値を下げる可能性があります。

したがって、今後同車を購入する際には、グレードを一つ落としてでも、自動ブレーキなどをメーカーオプションで装着された方が得策であり、現実に有意義な選択でしょう。

買取参考価格表

スマホの方は画面を横にしてご覧下さい。

車種・グレード 年式 駆動方式 新車価格 下取り参考相場
J 2015 2WD 101.7 66.0
2013 2WD 101.7 55.0
X 2015 2WD 116.2 71.0
2013 2WD 116.2 60.0
X 2015 4WD 127.4 85.0
2013 4WD 127.4 71.0
ハイウェイスターG 2015 2WD 131.4 87.0
2013 2WD 131.4 74.0
ハイウェイスターG 2015 4WD 142.6 98.0
2013 4WD 142.6 85.0
比較対象車種
スズキワゴンR FX 2015 2WD 106.0 61.0
2013 2WD 105.7 58.0
ダイハツムーヴL 2015 2WD 105.0 67.0
2013 2WD 101.9 50.0

参考:toyota.jp ご購入サポート | 下取り参考価格情報

他サイトによるデイズのレビュー等の紹介

モーターデイズ、編集部によるデイズハイウェイスター試乗レポート。
http://www.motordays.com/newcar/articles/dayz_nissan_imp_20130712/index.php

<以下要約>
「ハイウェイスターに関しては、見た目がとてもカッコいい。

子供っぽくないヤンチャさは、なかなか他社のカスタム系では出来ていない部分。

性能差をつけにくい軽自動車では、やはり見た目がカッコいいのはまず重要なポイント イバル車と比べても一歩リードしてるかも、と思えたのが、乗り心地の良さ。

サスペンションはしなやかに動き、重厚感すらある。」

元ディーラーマンによる評価

デイズと言えば・・・

 「デイズ」は「デイズルークス」を含めたシリーズとしてカウントされているため、「デイズ」単体の販売台数はわからないが、最近の流れとしてダイハツもスズキもハイトールワゴンの方が販売台数が多く、「デイズ」に当てはめると10月度の成績で言えば4千台程度となります。

この数字は、トールワゴンクラスでは「ワゴンR」「ムーヴ」そして「N-WGN」というライバル全てを下回り、大変厳しい状況と言えます。

エクステリアなどの評価は高く、スペック的にはなんら大きな差はないのにかかわらず、今一つ販売は伸び悩んでいます。

 良く出来ているけども、これがあるから、ここがスゴイからという解りやすい箇所がないのです。

燃費ならクラストップの「ワゴンR」。

安全装備は”スマアシ”の「ムーヴ」という具合に、思いつく何かがありません。

これはホンダの「 N-WGN」にも当てはまる事です。

「デイズ」と言えば・・・日産はどう答えるでしょうか。

デイズ

デイズの長所と問題点

差別化がユーザーニーズを捉えきれず

 主婦を中心とした女性がターゲットとなりやすい軽トールワゴンですが、「デイzt」は男性にも好まれるイメージとなっており、ハイウェイスターは特に顕著です。

また、後席の居住性にも配慮がなされ、大人4人が十分くつろげる工夫がなされています。

 問題点としては、今回のマイナーチェンジでも燃費を向上させましたが、発売当初から燃費向上のためにパワーが不足しているという指摘がありました。

その後、弱冠のパワーアップを図る改良も行われましたが、ほとんど横並びのエンジン性能になっている軽自動車において、このイメージダウンは致命的と言えます。

ターボ車は他社と同等で問題なく、同車を選ぶならターボ車がお勧めです。

しかし、ハイウェイスターにしか設定がないためNA車との価格差が大きく、販売にも影響があると思われます。

デイズのモデルチェンジ情報

マイナーチェンジで安全装備を充実

 2013年6月に発売された「デイズ」は、日産自動車と三菱自動車工業の合弁会社「NMKV」が開発した軽トールワゴンの日産でのブランド名。

三菱では「ekワゴン」として発売する。

 2015年10月22日にマイナーチェンジを行う。

今回のマイナーチェンジではフロントフェイスの刷新とともに、 パワートレインでは、エンジンの摩擦抵抗を低減したほか、4WDとターボ車にはアイドリングストップ機能とバッテリーアシストを新たに採用することで、全車の燃費を向上させた。

さらに、「ハイビームアシスト」を軽自動車として初採用。

「エマージェンシーブレーキ(自動ブレーキ)」、「踏み間違い衝突防止アシスト」、「VDC(ビークルダイナミクスコントロール)」などの安全装備を全グレードに標準装備としている。

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