ステップワゴンの値引きとリセールバリュー

ステップワゴンの値引き交渉の進め方

スパーダはあきらめて標準モデルなら買い得に

今回のマイナーチェンジでは、スパーダとは異なり、あまり代り映えしなかった標準モデルのステップワゴンは、ミニバンクラスでも劣勢が続いていることもあり、値引き交渉も柔軟に対応してもらえるはずです。

ハイブリッド車も加わり、メイン車種となったスパーダは渋めですが、標準モデルならトヨタのミニバン3兄弟やセレナとの競合により思い切った価格も期待できるでしょう。

それでもライバル各車は販売好調なために、提示額に多くは望めないのですが、セレナならS-ハイブリッドではない車種といったような比較的値引きが出やすいグレードで見積もりを取ることが必要となります。

値引き目標15~20万円

ステップワゴンのスペック表

車両価格(円) 2,455,920~
JC08モード燃費 15.4~17.0
全長
全幅
全高(㎜)
4,690
1,695
1,840~1,855
室内長
室内幅
室内高(㎜)
3,220
1,500
1,425
ホイールベース(㎜) 2,890
エンジン型式
排気量
直列4気筒 1,496㏄
最高出力
kw(ps/rpm)
110(150)/5,500
最大トルク
(N・m[kgf・m]/rpm)
203(20.7)/1,600~5,000
駆動方式 FF 4WD

ステップワゴンを買う前に一度は検討しておきたい競合車

トヨタ ノア

王道の勝利か

マイナーチェンジで人気の好調さを維持する3兄弟の中で、もっとも変化が大きかったのがノア。

ステップワゴンと異なり不調だった標準モデルにあたるノアのエクステリアを、人気の高いヴォクシーに近いイメージに変えて大成功しています。

売れ行きが好調なだけに王者の戦略ともいえますが、不人気車種を切り捨てず、全体でさらに台数を積み増すことになります。

ハイブリッド車の低燃費性能は、ステップワゴンがどうしても勝てなかった要因です。

その他の使い勝手などでは目新しいところもないのですが、低燃費とミニバンに必要なすべての機能を備えた優良商品といえます。

ただし、先進安全装備のパッケージである「Toyota Safety Sense C」は基本的コンパクトカー用であり、機能的にはステップワゴンの「Honda SENSING」に劣り、全車標準装備ではないという問題もあります。

日産 セレナ

独自路線が大成功もパワーユニットに不満

セレナが大ヒットした要因は、自動運転機能も持たせた「プロパイロット」だけではなく、「デュアルバックドア」や「キャップレス給油口」など、ステップワゴンのお株を奪うような、わかりやすい機能をふんだんに取り入れたことにあります。

さらに、ステップワゴンやトヨタの3兄弟のような完全なボックス形状のデザインではなく、長めに見えるフロントノーズや、立体感のある再度の造形など、他車との差別化を鮮明にしたことも見逃せません。

ただし、パワーユニットはセレナの最大のアキレス腱となっており、デビューから一年を過ぎ、徐々にその欠点が鮮明になってきました。

ステップワゴンの下取り相場とリセールバリュー

新車は売れなくても高い評価

ステップワゴンを始めとする5ナンバークラスの下取り相場とリセールバリューは依然として高い水準です。

ブームも頭打ちになった新車よりも、中古車での人気が高いことが要因といえるでしょう。

ステップワゴンの評価も高く、特に「Honda SENSING」が搭載された現行モデルは、新車では販売が不振続きであっても、下取り相場ではノアやセレナと肩を並べ、時に上回ることもあります。

中古車ユーザーは時に新車ユーザーよりも冷静に比較検討することがあり、価格だけでなく、性能や使い勝手、そして使いやすい装備を的確に品定めした結果、ステップワゴンに新車ユーザー以上の価値を見出すようです。

ステップワゴンの買取参考価格表

スマホの方は画面を横にしてご覧下さい。

車種・グレード 年式 駆動方式 新車価格 買取価格
G ホンダセンシング 2016 2WD 241.6 183.0
G・EX ホンダセンシング 2016 4WD 282.0 229.0
モテ゛ューロX 2016 2WD 339.3 276.0
G 2016 2WD 229.6 180.0
2015 229.6 168.0
2014 208.3 98.0
2011 198.8 70.0
G・EX 2016 2WD 282.0 ・・・
2015 282.0 183.0
G Eセレクション 2014 222.0 136.0
L 2011 232.1 8.0
G 2016 4WD 251.6 181.0
2015 251.6 180.0
2014 236.9 161.0
L 2011 224.5 113.0
G・EX 2016 4WD 259.6 ・・・
2015 259.6 180.0
G Eセレクション 2014 250.5 161.0

参考:toyota.jp ご購入サポート | 下取り参考価格情報

ステップワゴンの評価

他サイトによるステップワゴンのレビュー等の紹介

オートックワン、モータージャーナリストの渡部陽一郎氏による試乗レポート(従来モデル1.5Lターボ)
http://autoc-one.jp/honda/stepwgn/report-2183008/0003.html

「発進した後は、ターボのクセをほとんど感じない。

アクセルペダルを踏み込んだ時の反応もおおむね素直で、ターボ車であることを忘れるほどだ。」

元ディーラーマンによるステップワゴンの評価

スパーダ重視の陰で取り残されたステップワゴン

今回のマイナーチェンジでは、丸みのある優しいデザインに手を加えなかった標準モデル。

一方スパーダはヘッドライトやフロントグリルのデザインを洗練させたスタイリッシュなデザインとなっている。

そのスタイリングが不評だと言われていたのになぜ、標準モデルは変更されなかったのか。

現在、トヨタの「ヴォクシー」や日産の「セレナハイウェイスター」といった車種に人気が集中するように、中型ミニバンでは全体の7割がエアロタイプであり、ステップワゴンも2代目から登場した派生車種のスパーダが、発売当初からステップワゴンの過半を占める勢いがあり、今はスパーダの比率が一層高まっているのです。

ホンダとしても販売不振のステップワゴンの中でも唯一売れ筋のスパーダに力を入れることで、一気にこれを打開することにしたのです。

残った標準モデルは3グレード。

全体の三分の一にまで縮小しています。

ファミリー向けのミニバンとして、室内の広さと機能性を売り物にしてきたステップワゴンですが、実用性よりもデザイン性がより求められている流れになっている以上、スパーダに主役の座を渡さざるをえないようです。

しかし、280万円台からのスパーダ、さらに高額なスパーダハイブリッドが新たなユーザーを獲得しても、子育てファミリーが求めるミニバンとしての標準モデルはまだまだ需要があり、「Honda SENSING」の標準装備という新たな魅力も登場しました。

ステップワゴンの長所と問題点

デザインの問題点は手を加えなかったことが最大の問題点

1.5Lターボという、経済性とパワーを両立させた独自のパワーユニットによる走行性能は、ライバルに引けを取らない大きな長所となります。

しかし、実力は高く評価されても、1.5Lターボの認知度は上がらず、低燃費のハイブリッドでないことが販売においての大きな問題点にもなります。

そして、待望のハイブリッドは高性能であっても価格が高くなりすぎる為、上級車種のスパーダにのみ設定されたことも、今回の大きな問題となっています。

ステップワゴンといえば、「らくらくゲート」が有名ですが、開口部が低く独創的で便利なバックドアのおかげで、リアのスタイリングに問題が生じています。

重たく下がったイメージのフォルムと、リアガラスエリアのぎくしゃく感は、スタイリッシュなデザインが求められる今のミニバンにおいて、機能優先のバンの様なイメージになってしまっています。

ステップワゴンのモデルチェンジ情報

9月29日にマイナーモデルチェンジを施し発売。

先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」に歩行者事故低減ステアリング機能が新たに追加されるなど機能強化が行われ、全タイプに標準装備した。

エクステリアの刷新やステップワゴン初のハイブリッド車はスパーダに採用され、話題となったWLTCモード燃費の表記もスパーダハイブリッドだけで、標準モデルは対象外だった。

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