アクセラとライバル車を徹底比較(プレミオ・インプレッサG4・オーリスほか)

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2016年7月14日に行われた「アクセラ」のマイナーチェンジでは、フロントマスクとリアビュー、インパネの形状やメーターの視認性を改め、「アクセラスポーツ」は1.5Lのガソリン、1.5Lと2.2Lのディーゼル、「アクセラセダン」は1.5Lのガソリン、2.2Lのディーゼル、2.0Lのハイブリッドという構成に変更されました。

そこで、多くのラインナップを持つマイナーチェンジした「アクセラ」のセダンとスポーツ、そしてハイブリッドそれぞれのライバルとの比較から、「アクセラ」の魅力を探ってみましょう。

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アクセラセダンとライバル車

アクセラセダン

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ディーゼル・エンジンのノック音を抑制する「ナチュラル・サウンド・スムーザー」や「ナチュラル・サウンド・周波数コントロール」と呼ばれる技術を標準で装備し、静粛性や滑らかさが向上したクリーンディーゼルエンジンは、前期モデルの後半に限定車として設定された2.2Lが正式にラインナップされたことで、1.5Lとハイブリッドのみだったセダンの新しい選択肢となった。

その他、エンジン出力を微調節して車両の安定性や操舵感を向上させ、 いつもよりクルマが真っ直ぐ走ると感じる「G-Vectoring Control」の採用により、本来の走行性能により磨きがかかっている。

また、一部グレードを除く全車に装備されているアクティブ・ドライビング・ディスプレイを改良し、カラー化並びに、高輝度・高精細・高コントラスト化させ、 交通標識認識システム(TSR)など「i-ACTIVSENSE」にも新機能が追加されているなど細かな改良点が多く、インパネの形状やメーターの視認性の向上は言われないと気づかないのだが、確実に進歩しており、日本的なセダンのイメージとは異なる世界品質のセダンといえる。

トヨタ プレミオ/アリオン

トヨタの年配ユーザー専用セダン

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「アクセラ」と同時期の2016年6月にマイナーチェンジを実施した「プレミオ/アリオン」。

今回のマイナーモデルチェンジで両車に大きな違いが無くなりました。

今では希少な5ナンバーセダンであるこの車にとって、既存ユーザー層の多くを占める60~70代の、駐車時の操作ミスなどによる衝突の被害を軽減・回避する「トヨタ セーフティ センスC」と、インテリジェントクリアランスソナーを標準装備したのは大きな長所になるでしょう。

年齢層の高い超保守派のユーザーにとっては、「アクセラ」のアグレシップなデザインはもちろんのこと、「プリウス」でさえ受け入れられません。

これらのユーザーにとって、やや大げさなクラウン似のフロントフェイスの「プレミオ/アリオン」は大好評なのです。

スバル インプレッサG4

10月発売の新型に注目が集まる

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「アクセラ」同様、ハッチバックタイプの「インプレッサスポーツ」が販売の中心になるため、セダンタイプの「G4」の知名度はかなり低く「インプレッサにセダンもあったの?」といわれるほど。

ライバルよりも割安な価格設定で、1.6L車は4WDでも179万円台で、「アクセラセダン」「プレミオ」のエントリー価格より安価な買い得感のあるのも特徴です。

独自の先進運転者支援システムの「アイサイト」も「Vol.3」となり、クラス最高性能の評価を受けており、同車の最大の訴求ポイントになっています。

そしていよいよフルモデルチェンジが2016年10月に決定し、セダンのスタイリングも魅力的なものになっており、各種スペックも向上していることから、一躍このクラスの大本命となりそうです。

セダンまとめ

セダンはあいかわらず不人気ではありますが、そろそろユーザーもハッチバックに飽きてくるころ。

特にこの1.5L~2.0Lクラスのセダンは魅力的な新機種がヒットする可能性を秘めています。

「アクセラ」の1.5Lディーゼルターボは1.5Lハイブリッド車とまともに燃費勝負させずに倉庫高性能を前面に出す個性豊かな車種ですが、日本人のハイブリッド信仰の前には苦戦を強いられています。

むしろ、安価な1.5Lガソリン車がどこまで受け入れられるか、新型インプレッサの登場で波及効果も期待されます。

アクセラスポーツとライバル

アクセラスポーツ

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新たに加わった1.5Lのクリーンディーゼルエンジンは「デミオ」、「CX-3」にも採用されたもので、「アクセラスポーツ」のみに採用された。

強大なトルクが魅力の2.2Lのクリーンディーゼルエンジンは並売されるが、安価な1.5Lの設定によりより多くの人がクリーンディーゼルエンジンに接する機会が増えそうだ。

また、1.5Lのガソリンエンジン車はそのバランスの良さには定評があり、300万円オーバーの2.2Lディーゼル車と見た目での差がほとんどないのも嬉しい。

トヨタ オーリス

多彩なラインナップはアクセラ並み

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ハッチバック専用モデルとしては大柄な「オーリス」は「アクセラ」同様にやはり欧州を中心とした海外での主力車種。

1.5L1.8Lそして2015年の4月のマイナーチェンジで1.2Lターボを追加設定。

さらに2016年に入ってハイブリッドも設定され、「アクセラ」に負けない豊富なエンジンラインナップを持つことになった。

1.2Lのダウンサイジングターボエンジンの評価は非常に高かったのですが、日本国内ではやはりハイブリッド車の需要が大きく、2016年4月にハイブッド車が設定されてからは販売台数も上昇している。

スバル インプレッサスポーツ

さあフルモデルチェンジだ

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セダンの「G4」同様にフルモデルチェンジ待ちの「インプレッサスポーツ」。

「アクセラ」と同じく走行性能を重視していながらも居住性も犠牲にしないパッケ―ジングにより、使い勝手と実用性は現行モデルでも高い評価を受けているだけに、燃費等が向上する新型に期待が集まります。

アクセラスポーツまとめ

セダンと異なり、走りの楽しさも求められるのがこのクラスのハッチバック。

低燃費性能を追及するならひとクラス下の「デミオ」などでいいはず。

その意味ではハイブリッド車のない「アクセラ」にも選択されるよりは十分あるはずです。

特にディーゼル車は男性を中心に指示されつつありますが、まだ普通のエンジンとしての地位は確立していません。

これはダウンサイジングされたエンジンとターボという組み合わせも同じこと。

欧州などでは主流のこれらのエンジンも、ハイブリッド信仰の根強い日本では同じ価格帯であれば、やはりハイブリッドを選ぶ傾向があります。

アクセラハイブリッド

トヨタから技術供与されるハイブリッドシステムTHSⅡを採用する「アクセラハイブリッド」は、まるでOEM車のように宣伝活動が制限されています。

さらに同システムを採用するトヨタ車以上のスペックも許されていません。

しかし、同じTHSⅡを採用する旧「プリウス」や「オーリス」より200cc大きな2.0Lエンジン、しかもSKYACTIVですから燃費は別として、同じ出力だというのは不自然なのです。

もっぱら公表されるスペック以上という評判なのです。

しかも足回りなど走行性能に弱点のある旧「プリウス」に対して定評のある「アクセラ」の走行性能は秀逸で、ハイブリッド車でさえスポーツセダンに変えてしまいました。

走行性能を向上させた現行「プリウス」に対しても、その性能は引けを取らず、「プリウス」の走りやスタイルが好きになれない層を受け止めることの出来る車種と言えるでしょう。

ハイブリッドセダンまとめ

ハイブリッドセダンでは「SAI」「カムリ」「クラウン」「アコード」などがありますが、いずれもベースとなるエンジンは2.4~2.5Lと大きく、車両価格も300万円を大きく超えます。

結局、比較できるのは「プリウス」だけとなり、超低燃費が売り物である「プリウス」だけが突出しますが、冷静に見てみるとセダンとして選ぶ車種としては異形なモデル。

「アクセラハイブリッド」はこのクラス唯一のオーソドックスなセダンとなり、トヨタから新しいハイブリッドシステムが供与されたら面白いことになりそうです。

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スペック比較表

アクセラセダン プレミオ インプレッサG4
車両価格(円) 1,760,400~ 1,908,655~ 1,598,400~
JC08モード燃費(㎞/L) 17.8~19.6 14.8~19.2 15.4~17.6
エンジン型式
・排気量(cc)
直列4気筒 
1,5Lガソリン 
2,2ディーゼル
直列4気筒
1,5L 1.8L 2.0L
水平対向4気筒 
1,6L 2.0L
車体寸法(mm)
全長/全幅/全高
4,580/1,795/1,455 4,595/1,695/1,475~1,485 4,585/1,740/1,465
アクセラスポーツ オーリス インプレッサスポーツ
車両価格(円) 1.5L 1,760,400~ 1,789,855~ 1,598,400~
JC08モード燃費(㎞/L) 17.8~21.6 14.4~ 15.4~20.4
エンジン型式
・排気量(cc)
直列4気筒 1,5Lガソリン
1.5Lディーゼル
2,2Lディーゼル
直列4気筒 1.5L 1.8L 
1,2Lターボ
1,8Lハイブリッド
水平対向4気筒
 1,6L 2.0L 
2.0Lハイブリッド
車体寸法(mm)
全長/全幅/全高
4,470/1,795/1470 4,330/1,760/1,480~1,500 4,420/1,740/1,465
アクセラハイブリッド プリウス
車両価格(円) 2,473,200~ 2,429,018~
JC08モード燃費(㎞/L) 28.0~30.8 34.0~40.8
エンジン型式
・排気量(cc)
直列4気筒
2.0Lハイブリッド
直列4気筒
1.8Lハイブリッド
車体寸法(mm)
全長/全幅/全高
4,580/1,795/1,455 4,540/1,760/1,470

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