5ナンバーサイズ2Lミニバン徹底比較(ノア・セレナ・ステップワゴン・ビアンテ・D5)

低迷する自動車市場でも、今軽自動車とともに元気なのがいわゆる「ミニバン」だ。

その中でも5ナンバーサイズといわれる排気量2.0L未満で車幅1700㎜をキープして、経済性と取り回しのよさを前面に打ち出したモデル、すなわち「セレナ」「ステップWGN」に代表されるクラスが人気だ。


このクラスはミニバンの特徴である室内の広さやシートアレンジの豊富さは当然のこと、車両価格の手頃さと、低燃費も求められるなど、ユーザーのわがままをどこまでも追及したモデルに進化し、日本特有のクラスに成長している。

ここでは代表的なミニバンの売れ筋車種をピックアップし、ご購入に際しての目安になるようなポイントを解説していきます。

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日産セレナ

ステップWGNとともにこのクラスのブームを作り出したクルマで、とにかくそつがない。

万人うけするスタイルは、必要以上に押し出しの強さもなく、それでいてしっかりとミニバンの広さを想像させる。

また、セダンやコンパクトハッチなどに乗りなれたユーザーにはびっくりさせる広い室内スペースながら、5ナンバーサイズの車幅や見切りのいいフラットなサイドパネルの造形など、運転のしやすさも備える。

シートアレンジの巧みさも、CMの効果とあいまって、特にお子さんには絶大な人気を誇り、購入の決め手になっている。

最近ではアイドリングストップの導入で燃費をさらに向上させるなど、進化に拍車をかけている。

オーナーズボイス

どちらかというと、燃費の良さは当然だが、走っている評価より、子供が立って着替えられるとか、雨の日でも飽きさせないとか停車中の使い勝手の評価が多い。

旧タイプからの代替が多い。

セレナ値引き交渉と下取り相場 2014-09-29

ホンダ ステップワゴン

セレナより先にブームを作ったといえるクルマ。

現行モデルでは「後だしジャンケン」ならぬ、専攻するセレナのいいとこ取りをした仕様で、全てのスペックを少しずつセレナより上回ることに成功し、それはスタイリングにまでおよんでいる。

結果、販売台数でもセレナを上回るまでになった。

室内スペースもクラス最大であり、全高などはセレナより低いものの室内高では逆に、僅かながら高くなっている。

また、シートアレンジにも独自のアイデアを盛り込んでいる。

アイドリングストップの採用は再びスラス最高の低燃費を手にしている。

ホンダらしさはこのクラスでも低重心でハンドリングと走行性能に優れていることにあらわれている。

オーナーズボイス

低重心のフラットフロアは、室内高の高さというより、ステップの低さによる乗降性の良さに評価が集まっている。

代替も多いが、旧タイプからというより、乗用タイプからが多い。

ステップワゴン値引き交渉と下取り相場 2015-02-09

トヨタ ノア

人気ではすっかりセレナとステップWGNに先行されてしまっているが、姉妹車ヴォクシーと合わせた販売台数は劣ることはないのはさすが。

誰にでも受け入れられるデザインはトヨタの得意とするとこるで、ヴォクシーを別ブランドとしているため一層ファミリー向けに集中している。

ミニバンに求められるものは全てそろっており、サイズも十分。

むしろ先行する2車の目標となった基本スペックともいえる。

但し、アイドリングストップなどが装備されないのは、実際の性能はともかく、セールス面ではマイナスポイントになっている。

これはトヨタの戦略の為で、いずれハイブリッドが投入されるはず。

オーナーズボイス

どこが気にいってというよりも、トヨタだから、の安心感で購入する人が多い。

そしてけっして裏切らないのもトヨタ。

不満を感じる人は少ないはず。

他のミニバンは考えもせずに購入しているはずだ。

当然、圧倒的に旧タイプからの代替が多い。

マツダ ビアンテ

なぜ上記の車種ほど人気がないのか不思議なくらい魅力的なミニバン。

人気のない原因はその中途半端な位置付けにほかならない。

マツダはミニバンにも個性と走行性能を与え、居住性とスタイリングのためにはあえて数センチのために5ナンバー枠に執着せず、結果、個性と走行性能では№1のミニバンを作り上げた。

が、ニーズは、誰にでも受け入れられるスタイルと、5ナンバーサイズという判りやすさだった。

それは走行性能より運転のしやすさというもっともな流れだった。

燃費がアイドリングストップを採用しながらも、最低の数値なのはとてもわかりやすくて痛い。

こちらはスカイアクティブ待ちか。

オーナーズボイス

他と違うクルマを、という個性派のみなさん。

走行性能は満足ポイントが高い。

逆に乗り心地が堅すぎるとか、ハンドルが重いとかの不満点も多いが、それでも次もマツダ車をきっと選ぶに違いない。

ビアンテの買取相場とモデルチェンジの推移 2014-03-11

三菱 デリカD:5

同じミニバンとしていいものかどうか迷う。

ステージとしてはSUVクラスなのだが、スペック上は車幅が10センチオーバーしていること以外、十分ミニバンとして対抗できている。

しかし、やはりこのクルマは4WDで悪路も走れるミニバンという独特のジャンルであろう。

デリカD:5値引き交渉と下取り相場 2015-02-10

オーナーズボイス

ビアンテ以上に個性派ぞろいのオーナーさんばかり。

ダンナの趣味でしぶしぶだった奥さんもすっかり虜にする走行性能はさすが。

次は4WDをという感想はこのクルマならでは。

小さなお子さんが居て、平日は奥様が運転する機会が多いのなら、セレナとステップWGNそしてノアはどれも甲乙つけがたい。

人気のカスタムバージョンも重要な条件の一つで、ステップWGNにはスパーダが、セレナはハイウェイスターとライダーまであり、その点ヴォクシーが他系列の専売車であるためノアが不利になっている。

しかし、実際に購入する時には競合させるつもりで検討すればそれほど気にならない。

各車カスタムバージョンを選ぶというご主人主導のご家庭なら、あえて「ビアンテ」「デリカD:5」も候補に入れるといいのでは。

その時こそ「GRANZ」「ROADEST」のパフォーマンスが発揮されるでしょう。

デリカD:5の買取相場とモデルチェンジの推移
デリカD:5の値引きと買取の相場

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スペック比較表

スマホの方は画面を横にしてご覧下さい。

セレナ ステップワゴン  ノア ビアンテ デリカD:5
グレード 20X G・Eセレクション S i stop SMART EDITIONⅡ M
価格 2,331,000円 2,331、000円 2,300,000円 2.260.000円 2,330,000円
車体寸法(㎜) 4685×1695×1865 4690×1695×1815 4635×1720×1850 4715×1770×1835 4730×1795×1850
室内寸法(㎜) 3060×1480×1380 3095×1500×1395 2970×1485×1340 2990×1545×1350 2915×1505×1310
最小半径(m) 5.5 5.3 5.5 5.4 5.7
トランスミッション エクストロニックCVT CVT SuperCVT 5速EC-AT INVECS-Ⅲ CVT
排気量(cc) 1997 1997 1986 1998 1998
エンシ゛ン出力(kw/ps) 108(147) 110(150) 116(158) 110(150) 110(150)
JC08モート゛燃費 14.6㎞/L 15.0㎞/L 13.6㎞/L 12.4㎞/L 13.6㎞/L
アイドリングストップ ECOモーター式 エコアシスト 未装備 i stop  オートストップ&ゴー
カスタムモデル ハイウェイスターライダー SPADA ヴォクシー(姉妹車) GRANZ ROADEST

2012-07-21初稿
2013-06-14再編集

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