日産車一覧~車種ごとの価格や相場情報

日産の車種別情報

日産車の特徴

 日産はルノー傘下となってカルロスゴーン社長になってから、売り上げも挽回することに成功し、トヨタに次ぐ日本車メーカーとなった。しかし、ハイブリッドカーで完全に出遅れた日産。ハイブリッド無しでも販売台数を維持できる、「ノート」「キューブ」「マーチ」などの、コンパクトカーのラインナップの多さでカバーしている。また、欧州市場で主流のひとつになるダウンサイジングターボを採用し、トヨタとは違う方向性を示している。

ルノーと三菱とメルセデス

 さらに、ルノーとのシャシーの共用化や、メルセデスからのエンジン供給など、海外メーカーとの関係性が大きいのも特徴だ。また、成功とはまだ言えないものの、「リーフ」などEV車の普及に積極的なのも日産だ。軽自動車では三菱との協業会社を立ち上げるなど、積極的な戦略も取っている。

多品種ながら売り上げは・・・

 「セレナ」「ノート」のような人気車種から、「スカイライン」や「フェアレディ」など息の長いモデルがありつつ、一台限りで消える「ティーダ」や「デューダ」のような車種もある。また、ほとんど需要がないクーペモデルの「クカイラインクーペ」「フェアレディZ」があったり、「マーチ」「ティーダ」のようにタイ生産されたチープな低コスト車もありと、販売台数はともかくバラエティに飛んでいる。

良くも悪くも同じ顔

 日産車のデザイン的特徴は、世界の4カ所の拠点でグローバルにデザインを行っていることが挙げられる。デザインに携わるスタッフの国籍は20カ国以上とされている。そのためか、北米向き、欧州向けの日本人にはなじめないデザインもあるのが特徴と言ってはいいすぎか。新型B「エクストレイル」は、グリルからエンジンフードへつながる「Vモーションシェイプ」とブーメラン型のLEDヘッドランプシグネチャーを採用しているが、これが最新の日産デザインといえ、全ての日産車共通の顔になるようだ。

トヨタと比べリセールバリューは低いとされるが、新車時の人気がそのまま反映されているので、「セレナ」のような人気車種はそん色ない。

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