買取専門店の方が高く売れる事実-車買取相場の仕組み

新しく車を購入する際に、今まで使用していた車をディーラーの下取りに出すよりも、「買取専門店」を利用される事が多くなっています。新しい車を購入する店舗で全て任せず、どうしてわざわざ別の店舗に出向いてまで売却する事を選ぶのかと言うと、その方が高く売れる場合が多いという事実があるからです。

1.下取りと買取の違い。基準価格を自ら作るか、市場で作られるか。
2.買取専門店の方が高く売れる理由。早い回転率と低コスト。


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下取りと買取の違い 基準価格を自ら作るか、市場で作られるか

下取りとは、車をディーラーに売った金額を新しく購入する費用に使用することで、車をそこで購入することが大前提になります。下取り価格はディーラーが作成した資料をもとにして、各店舗の査定員が算出するために、人気や市場動向による変動幅が少ないと言われています。買取とは、車を買取ってもらい、現金化することが目的の方法です。買取金額はその時のオークションでの相場がもとになるので、市場の状況に応じて金額は流動性を持っており、人気のある車は高く買取られる傾向があります。

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買取専門店の方が高く売れる理由 早い回転率と低コスト

業者間で行われるオークションでは、4WD車の需要や車の人気などがリアルタイムで現れます。また、売り買いの回転も早く、在庫車を抱えるリスクが少なくて済みます。オークションでの相場がもとになるということは、人気のある車なら多少高い金額であっても、必ず売れる、利益は出るとい裏付けになるので、結果的にディーラー査定より高い買取金額が可能ということがあります。

元ディーラーマンの一言

買取専門店の登場した直後は、下取り金額よりも確実に高かったのですが、ディーラーも査定基準の見直しや、考え方を変えてきており、メーカー自ら買取専門(トヨタのT‐UP,日産のカウゾーなど)を組織するなどして、ディーラー下取りは損をするという風潮は変わりつつあるようです。

車の買取相場が形成される仕組み

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