フィットの値引きとリセールバリュー

フィットの値引き交渉の進め方

競合相手は慎重に

新型フィットの現金値引きは、6月30日に発売されたばかりなので難しいとみるのが普通ですが、競争が激しいコンパクトカークラスにおいては、フルモデルチェンジで大ヒットする車種以外は、競合相手に合わせるのは普通。
しかし、競合するライバルもそう多くの値引きをしていないのも事実。

ノートはe-POWERに限っては難しい。

デミオはお馴染みになりつつある値引きゼロ。

アクアもマイナーチェンジ後は順調な売れ行きということもあり再び引き締め気味ですが、フィット相手ということならまだ交渉の余地があるかもしれません。

その他スイフトやヴィッツのハイブリッド車も、上記の車種よりは良い値引き提示が出る可能性が高いでしょう。

このところ販売が低迷しているフィットが、このマイナーチェンジでもう一度浮上するために、もっとも値引きをすることも考えられます。

値引き目標 17~20万円

スペック表

ハイブリッド 1.3L 1.5L
車両価格(円) 1,699,920~ 1,428,840~ 1,853,280~
JC08モード燃費 29.7~37.4 20.2~24.6 19.2~22.2
全長
全幅
全高(㎜)
3,990~4,045
1,695
1,525~1,550
3,990~4,045
1,695
1,525~1,550
3,990~4,045
1,695
1,525~1,550
室内長
室内幅
室内高(㎜)
1,935
1,450
1,280
1,935
1,450
1,280
1,935
1,450
1,280
ホイールベース(㎜) 2,530 2,530 2,530
エンジン型式
排気量
直列4気筒
1,496ハイブリッド
直列4気筒
1,317
直列4気筒
1,496
最高出力
kw(ps
rpm)
81(110)/6,000 73(100)/6,000 97(132)/6,600
最大トルク
(N・m[kgf・m]/rpm)
134(13.7)/5,000 119(12.1)/5,000 155(15.8)/4,600
モーター最高出力
kw(ps/rpm)
22(29.5)/1,313-2,000
モーター最大トルク
(N・m[kgf・m]/rpm)
160(16.3)/0-1,313
乗車人員(人) 5 5 5
駆動方式 2WD 4WD 2WD 4WD 2WD 4WD
トランスミッション 7AT CVT 5MT CVT 6MT

フィットを買う前に一度は検討しておきたい競合車

トヨタ アクア

主役は譲る気なし

ほぼ同時期にマイナーチェンジを行い、燃費を38.0㎞/lにまで引き上げたアクア。

このところノートe-POWERや身内のヴィッツハイブリッドなどに人気を奪われた形ですが、今回の改良で再びトップランナーに返り咲くのは明白。

最近のトヨタ車はフェイスチェンジで格段に魅力を増すことが多く、アクアもその例にもれません。

また、フィット同様に先進安全技術を導入、「トヨタセーフティセンスC」の能力はやや物足りないのですが、標準装備化させており、同仕様のフィットより安いのも魅力です。

日産 ノートe-POWER

相変わらずの人気

そのe-POWERは、エンジンを発電のみに用いるハイブリッド車。

昨年の発売以来、従来モデルのアクアを上回る低燃費性能と2.0Lターボエンジンに匹敵するビッグトルクが魅力となるEVです。

マイナーチェンジで、アクアがクラストップの燃費の座を奪い返しましたが、他のクルマが時代遅れに感じるそのEV走行と、優れたパッケージングによる広い室内スペースは、フィットにとっても強敵。

通常のガソリンエンジン車をラインナップするのもフィットと同じで、アクア以上に比較検討される人も多いのではないでしょうか。

トヨタ ヴィッツハイブリッド

アクア以上に手ごわい伏兵

ヴィッツのハイブリッド車は、燃費ではアクアを下回りますが、もともとの車体がコンパクトカーとして優れていることから、フェイスチェンジをされハイブリッド車が設定されて以来販売は急増。

アクアを食ってしまうほどの人気となっています。

フィット、ノート同様、ガソリン車もあるので、ハイブリッド目当てで来店してもコストパフォーマンスの良い1.3L車を購入するケースも多いはずです。

フィットの下取り相場とリセールバリュー

現行モデルは高いリセールバリュー

全般的にリセールバリューの高いフィットですが、ハイブリッド車と1.3Lガソリン車では評価が分かれます。

下取り相場を見てみると、現行モデルのハイブリッド車ではアクアと同程度かそれ以上の高い評価となっていますが、前モデルでは一気に評価を落とします。

前モデルはハイブリッドとしての性能が低く、特に現行モデルとの差が大きいためと思われます。

1.3Lモデルについては現行モデルから極端な差はなく、扱いやすいコンパクトカーとしての人気も高く、ヴィッツの1.3L車との比較でも、フィット1.3L車のほうが高い相場を示しています。

フィットの買取参考価格表

スマホの方は画面を横にしてご覧下さい。

車種・グレード 年式 駆動方式 新車価格 下取り相場
13G 2016 2WD 120.4 76.0
2013 2WD 120.4 60.0
Gスマート
セレクション
2010 2WD 128.5 24.0
13G 2016 4WD 138.4 91.0
2013 4WD 138.4 73.0
Gスマート
セレクション
2010 4WD 145.2 40.0
1.5XL 2016 2WD 160.0 98.0
2013 2WD 160.0 79.0
1.5RS 2010 2WD 161.7 42.0
1.5XL 2016 4WD 178.0 114.0
2113 4WD 178.0 95.0
1.5XL 2010 4WD 159.3 40.0
ハイブリッド 2016 2WD 155.7 101.0
2013 2WD 155.7 76.0
2010 2WD 151.4 28.0
ハイブリッド 2016 4WD 173.7 146.0
2013 4WD 173.7 105.0

参考:toyota.jp ご購入サポート | 下取り参考価格情報

フィットの評価

他サイトによるフィットのレビュー等の紹介

レスポンス、モータージャーナリスト井元康一郎氏によるフィットハイブリッド試乗レポートより
https://response.jp/article/2016/07/24/278931.html

「ボディシェルは強固。
サスペンションは国産Bセグメント中トップクラスのストロークを持ち、高速道路から路面の荒れた山岳路まで、道を選ばない走破力を示した。

長時間連続運転時の疲労感もBセグメントとしては相当に小さいほうだった。」

元ディーラーマンによるフィットの評価

せっかくの燃費と安全装備も残念な新型 

今回のマイナーチェンジでは、ハイブリッド車の燃費がマイナーチェンジ前のアクアに並ぶ37.2㎞/Lに向上している。

ノートe-POWERにも僅差となり、低燃費性能では肩を並べる数値となった。

ところが一足先にマイナーチェンジを発表したアクアは燃費を38.0㎞/Lに向上させたため、僅差には違いないもののイメージ的に37と38では大きな違いがある。

これを知っていたかのように、ユーザーが気にする燃費の向上にホンダはあえて触れず、ホンダセンシングの採用を前面に押し出しているのです。

これも、これまでのフィットから大きな進歩ではあるものの、デミオのような標準装備ではなく、今一つ話題性に欠けてしまう。

性能が良いので標準装備にすると最低価格が高くなるからということですが、どうせホンダセンシングを押すのだから同じこと。

アクアも同じですが、ユーザーもそんな見掛け倒しの価格は十分承知しているのですから、堂々と「うちのは値がはるけど、安全性能は数段上なんです」と言い切って、アクアとの差別化を表明すればよかった。

フィット長所と問題点

どれをとってもクラストップレベルでもトップではない事実

センタータンクレイアウトによる広い室内と独自のシートアレンジ、それによる荷室容量の大きさはコンパクトカー随一。

ハイブリッドとガソリン車の低燃費性能、動力性能も間違いなくクラストップレベルというように、長所はたくさんあるフィット。

ではなぜ今一つブレイクしないのか?
問題は何が訴求ポイントかがハッキリしないことです。

すべてがトップレベルであることは理解できても、初代デビュー当時のようなオンリーワンがないのが最大の問題点なのです。

今回安全性能を前面に押し出していますが、日産のプロドライブのようなインパクトある話題性は望めません。

燃費もトップクラスですが、トップではありません。

これが問題点といえるでしょう。

フィットのモデルチェンジ情報

2017年6月29日 にマイナーチェンジを発表し、6月30日から販売開始。

安全運転支援システム「Honda SENSING」を新たに採用し、ガソリン車の13G・F以外のタイプには標準装備した。

外観は前後バンパーのデザインを変更し、インラインタイプのLEDヘッドランプを採用「13G・S Honda SENSING」と「RS・Honda SENSING」は専用バンパー、大型テールゲートスポイラー、サイドシルガーニッシュなどを採用した。

インンテリアでは、「15XL・Honda SENSING」に本革のような風合いや肌触りの素材を採用し、シート・ステアリングホイール・ドアパネルパッドなどの随所にブラウンを配した「プレミアムブラウン・インテリア」をメーカーオプション設定している。

パワートレインは特性を活かしたチューニングを行ったほか、エンジンの燃焼技術の向上や空力を考慮した形状変更を行い燃費性能を向上、ハイブリッドモデルにおいては37.2km/L(JC08モード)の低燃費を実現している。

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