フリードの値引きとリセールバリュー

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フリードの値引き交渉の進め方

無理でも相見積もりはすべき

2016年9月16日に初めてのフルモデルチェンジを迎えた「フリード」。

これまでも人気のある車種でしたが、2015年にトヨタの「シエンタ」がフルモデルチェンジしてからは販売も苦戦していましたが、ついに新型が登場しました。

差を付けられていたハイブリッド車の燃費性能も「シエンタ」に並び、4WDも加わったことで予約販売も好調だということからも、納期もかなりかかるという事です。

そんな状況ですから値引きという事ではしばらくは無理でしょう。

しかし、ライバルの「シエンタ」との競合は折り込み済みですから、何らかの販売対策はあるはず。

とにかく「シエンタ」の見積りを手にホンダディーラーへ赴けば、下取り対策や「シエンタ」に限定した多銘柄競合対策など、「値引き」とは決して言わないお得な条件が出る可能性があります。

「シエンタ」の見積りを取る際にも「フリードと比較する」ことは伝えましょう。

トヨタディーラーにも「フリード」対策が容易されているはずですから。

値引き目標 0(?)

フリードを買う前に一度は検討しておきたい競合車

トヨタ シエンタ

ガチンコ勝負のわかりやすい競合車

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2015年7月に12年ぶりのフルモデルチェンジを行い、それまで「フリード」の独占上だったコンパクトミニバンのシェアを一気に奪い取りました。

状況は一転、燃費も使い勝手もデザインも全てに上回り大ヒットを続け、現在では「プリウス」「アクア」に次ぐ主力車種になっています。

「フリード」との違いは高さ。

35ミリ「フリード」の方が高い。

全長は「シエンタ」の方が長かったが、新型ではむしろ「フリード」の方が長く、「シエンタ」は長さ「フリード」は高さが特徴であったものが、どちらも「フリード」のサイズが上回り、そのまま室内空間の差となっています。

燃費も「フリード」に並ばれると、「シエンタ」の強みが帳消しになり、ハイブリッド車に4WDの設定がない欠点が浮上してしまいました。

残る武器はその斬新なデザインのみ。

コンサバすぎると言われる「フリード」に対して、斬新なデザインと思い切った派手なカラーリングで、若いファミリー層には「シエンタ」の評判がいいのです。

ライバル車比較表

フリード1.5 フリード
ハイブリッド
フリード+1.5 フリード+
ハイブリッド
車両価格(円) 1,880,000~ 2,256,000~ 1,900,000~ 2,276,000~
JC08モード燃費 17.6~19.0 25.2~27.2 17.6~19.0 25.2~27.2
駆動方式 2WD 4WD 2WD 4WD 2WD 4WD 2WD 4WD
乗車定員(人) 7  8 7  8 5 5
全長
/全幅
/全高(㎜)
4,265
/1,695
/1,710~1,735
4,265
/1,695
/1,710~1,735
4,265~4,295
/1,695
/1,710~1,735
4,265~4,295
/1,695
/1,710~1,735
室内長
/室内幅
/室内高(㎜)
3,045
/1,455
/1,275
3,045
/1,455
/1,275
1,310
/1,455
/1,285
1,310
/1,455
/1,285
ホイールベース(㎜) 2,740 2,740 2,740 2,740
エンジン型式
・排気量
直列4気筒
1,496
直列4気筒
1,496
直列4気筒
1,496
直列4気筒
1,496
最高出力
kw(ps/rpm)
96(131)/6,600 81(110)/6,000 96(131)/6,600 81(110)/6,000
最大トルク
(N・m[kgf・m]/rpm)
155(15.8)/4,600 134(29.5)/5,000 155(15.8)/4,600 134(29.5)/5,000
モーター出力
kw(ps)
22(29.5)/1,313-2,000 22(29.5)/1,313-2,000
モータートルク
N・m(kgf・m)
160(16.3)/0-1,313 160(16.3)/0-1,313
ミッション CVT 7AT CVT 7AT

フリードの下取り相場とリセールバリュー

供給過多が心配な旧型フリード

前モデルの「フリード」は、低床・低重心技術やフィットなどコンパクトカーのノウハウを凝縮し、使いやすいサイズと両側スライドドアなどの装備を採用して、コンパクトミニバンとしての地位を確立しました。

また、2011年に追加設定された低燃費性能に優れるハイブリッド車は、モデル後期にはそのスペックも十分ではなくなっていましたが、ライバルの「シエンタ」がフルモデルチェンジされるまでは、比較する競合車種もいないため人気を維持していました。

下取り相場においても、3列シートを備えたコンパクトカーは「フリード」と旧「モビリオ」、「シエンタ」のみの状況のため、 高い水準を保っており、デビューした2008年式であっても十分な価値が残っています。

さらにハイブリッド車はベースグレードによっても2011年式で100万円を超える価格が期待出来そうです。

このように高い相場を維持する「フリード」ですが、新型が大好評で多くの代替が発生しており、下取り買取り市場に大量の旧型モデルが流れています。

今後さらにこの状況が続くと見られているので、需要を供給が完全に上回って下取り相場が下がる可能性があるので注意が必要です。

買取参考価格表

スマホの方は画面を横にしてご覧下さい。

車種・グレード 年式 駆動方式 新車価格 下取り相場
1.5G 2015 2WD 161.6 127.0
2011 161.6 64.0
2008 161.0 32.0
1.5Gジャスト
セレクション
2015 2WD 186.3 128.0
2011 174.1 70.0
G Lパッケージ 2008 170 35.0
1.5G 2015 4WD 180.6 145.0
2011 181.3 84.0
2008 185.0 62.0
1.5Gジャスト
セレクション
2015 4WD 205.3 164.0
2011 190.3 86.0
2008 194 64.0
ハイブリッド 2015 2WD 204.6 146.0
2011 204.6 106.0
ハイブリッド
ジャストセレクション
2015 2WD 221.5 152.0
2011 221.5 111.0

参考:toyota.jp ご購入サポート | 下取り参考価格情報

他サイトによるフリードのレビュー等の紹介

東洋経済、モータージャーナリスト森口将之氏による新型「フリード」の評価
http://toyokeizai.net/articles/-/135676
(以下要約)
「個人的に興味があるのはフリード+のほうだ。

国産車には直接のライバルがいない、孤高の存在であるが、車いす利用者の移動からキャンプ場での車中泊まで、クルマが持つさまざまな可能性を教えてくれる貴重な存在である。」

元ディーラーマンによるフリードの評価

派手さはないがライバルより明らかに優れている

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新型「フリード」は最近のホンダ車特有の過激な先進性はありません。

燃費も「シエンタ」並みで特に優れているわけでもなく、オーソドックスなデザインとあいまって、実に地味なフルモデルチェンジでした。

しかし、内容はかなり進歩を見せています。
それは低床化を進め、あらゆる箇所でサイズを拡大し、使い勝手をあきらかに次の次元に引き上げている事に現れています。

2列シート車の「フリード+」は、特に「フリード」と外見を差別化させる必要がないので、「フリード」のラインナップとしたことは「シエンタ」に大きく差を付ける魅力となるでしょう。

また、ハイブリッド車に4WDが加わったのも魅了ですが、他のハイブリッド車を見れば予想が付く範囲であり、驚くほどのことではありませんでした。

見た目もスペックも飛び抜けた派手さはないのですが、ライバルと比べると明らかに優れている。

そんなクルマが新型「フリード」ではないでしょうか。

フリードの長所と問題点

ギリギリ頑張った燃費に伸びしろはあるのか?

「フリード」の長所を語るには、ライバルの「シエンタ」と比較する事になります。

これまで欠点だった燃費(特にハイブリッド車)は「シエンタ」と異なるシステムながらも同水準にしたことで、少なくとも欠点ではなくなり、旧型ユーザーにとっては大きな長所となります。

さらに、ハイブリッド車に4WDを加えたことは、多くのユーザーにとって「シエンタ」にはない長所と見られるでしょう。

もちろんミニバンとしての室内の広さや使い勝手は、後発なだけに「シエンタ」を上回っているのは当然です。

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問題点としては、「シエンタ」とようやく並んだだけで、上回ることができなかった燃費。

車両重量は20㎏ほど重たいだけなので、大きな影響はなさそうですが、燃費最優先のトヨタTHSⅡと、「SPORT HYBRID i-DCD」という名称の通りの走行性能も求めるシステムの差は大きく、今後「シエンタ」が改良によって燃費を向上させても、対応しきれないかも知れません。

また、コンサバすぎたといわれるデザインも問題点といて挙げられます。

見た目で旧型と区別が出来ないくらいのオーソドックスなデザインに、ガッカリしたユーザーも多いかも知れません。

しかし、「シエンタ」に比べて年齢層の高いユーザー層を持つ「フリード」にとってはこれがベストとも言えます。

せめてボディカラーだけでももっとポップなものがあれば良かったのですが、今後の設定に期待しましょう。

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フリードのモデルチェンジ情報

2016年9月16日、初めてのフルモデルチェンジを行い発売。

同時にこれまで「フリードスパイク」として派生車扱いだった2列シート車を、「フリード+」としてラインナップに加えている。

パワートレインはガソリン車・ハイブリッド車共に新型となったほか、ハイブリッド車には「SPORT HYBRID i-DCD」を採用したことで燃費を向上しFF車で27.2㎞/Lの低燃費を実現した。
また、世界で初めてとなる重希土類完全フリーのネオジム磁石を採用したほか、IPUを小型化したことにより、ハイブリッド4WD車の設定を実現した。

4WD車はガソリン車・ハイブリッド車共に電子制御式「リアルタイムAWD(インテリジェント・コントロール・システム)」を採用する。

「フリード」の室内においては、1~3列目のヒップポイント間距離を初代モデルから90mm拡大されたほか、6人乗り仕様はキャプテンシートのスライド量を120mm拡大して360mmとしている。

また、スライドドア開口幅も拡大して665mmとなり、ステップ高を下げて390mmとした。

2列シート車の「フリード+」は、荷室の開口部地上高をフリードスパイクよりも185mmも低くしてFF車は335mmの超低床化を実現したほか、6:4分割のダブルフォールダウン機構の採用によりフルフラット化を実現。
また、ユーティリティボードを用いてシートアレンジをすることでフルフラットスペースとなり、フラットスペース下を床下収納として使用するなど、「N-BOX+」同様に車中泊に対応した仕様となっています。

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