美容って何だろう

      2016/12/09


「肌断食」で肌本来の治癒力を取り戻そう

一定期間食べ物を断つことで体内の浄化を図ることを「断食」といいますが、肌においても同様のことを行う事で良い効果が得られるそうです。

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 「プチ断食」などが話題になった昨今。食事を断つことで体内をリセットするという健康法は程度はあれど、広く知られている方法かと思います。これが肌においても通用する方法だということで注目されていますが、ご存知ですか?その名も「肌断食」。食物を断つのと同様に、いつも行っている肌へのケアを断つという大胆なスキンケアが肌断食です。

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肌断食を行う理由

 なぜ肌断食に注目が集まっているのでしょうか。肌には本来、肌自身が持っている自然治癒力というものがあります。何をしなくとも肌が自らダメージを修復し、元にも戻そうとする力のことです。しかし、過剰なスキンケアによってその力は衰える恐れがあり、かえって肌トラブルを招きやすくすることにもなります。肌トラブルを補おうともっとスキンケアに力を注ぐ、自然治癒力が失われる・・・こういった悪循環に陥ることも、現代人の肌では充分考えられるでしょう。

 肌断食は、そんな弱った自然治癒力を取り戻すために行うというのが一番の理由です。余計なスキンケアを一切断つことで肌を休ませ、本来の力を引き出してあげることが最大の目的となります。肌断食を行う事で自然治癒力が向上すると、肌年齢が若返って肌質自体が改善することもあるようです。肌の水分と油分のバランスも安定し、トラブルが起こりにくい状態に近づけることができます。肌の再生能力が上がることで起きたトラブルの回復も早く、乾燥などの予防にも繋がります。また、肌断食を行った後の方が、スキンケアの効果がよりよくあらわれるそうです。

肌断食の方法

 肌断食の方法はその程度によって様々あるようです。例えば朝はぬるま湯で洗顔するだけで、その後のケアは一切なし。化粧水、乳液、クリーム、メイクも勿論すべてなしで過ごします。夜は石鹸を軽く使用しての洗顔で、同じくその後のケアはなし。この方法は仕事の日などは難しいかと思うので、週末や休日を利用すると良いでしょう。

 スキンケアの中でも肌に最も負担が大きいとされるクレンジングを抜く、ということを中心に考えるのも良い様です。クレンジング剤には界面活性剤と呼ばれる、肌への刺激が懸念されるものが含まれていることが多いのです。これを抜くことで肌への刺激を抑え、その後の保湿もごくシンプルなものに留める。急に肌断食をするのに不安や抵抗がある人は、まずこの様な方法から始めてみても良いかもしれませんね。

 クレンジングを避けるという事で、メイクは石鹸で落とすことになります。その為、普段よりも薄いメイクを心がけたり、石鹸でも落としやすいベースメイクだけにする、など工夫すると良いでしょう。どうしてもメイク残りが気になるという人は、クレンジングの中でも強力とされるオイルタイプは使用せず、代わりにミルクタイプやジェルタイプといったクレンジング力には劣るものの肌への刺激も少ないタイプを使うという手もあります。朝はぬるま湯洗顔で化粧水などを使用し、メイクを施す。夜は石鹸、又は低刺激のクレンジング剤を使用し、何もつけずに就寝、といった方法もあります。乾燥が気になる人は、気になる部分にのみワセリンを塗るなどしても良い様です。

 肌断食は3日間続けて行うと非常に良い効果が得られるようです。週1日は何もつけない、という日をつくって徹底するのも◎。まずは続けることが大切なようですね。また、全く何もつけないことが難しい人でも、極力必要以上にケア用品を使いすぎないよう気をつけるだけでも違うようです。シンプルなスキンケアを極めるのであれば、肌断食は究極の方法かもしれませんね。肌の健康にとって欠かせない正常なターンオーバーのサイクルも、肌本来の治癒力あってこそといえるでしょう。

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プライバシーポリシー

 - 美白・美肌

執筆者:rihira

一般社団法人 日本スキンケア協会
認定:スキンケアアドバイザー

執筆者のプロフィール 

注:2016年3月以前の記事はスキンケアアドバイザー資格取得前に書かれたものです。

イラスト:harunaluna

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