美容って何だろう

      2017/07/28


肌免疫の要「ランゲルハンス細胞」を活性化するスキンケア

 皮膚にも立派な免疫機能が備わっているのをご存知ですか?中でも「ランゲルハンス細胞」の働きはお肌を守るために欠かせません。

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 様々な外的刺激から体を守ってくれる皮膚。

最前線で活躍する皮膚“表皮層”には保湿や保護など重要な働きがあります。

表皮の中に存在する細胞のうち、「ランゲルハンス細胞」と呼ばれる免疫力と深く関わる存在。

ランゲルハンス細胞の活躍により、私たちの皮膚は健康を維持しています。

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ランゲルハンス細胞とは?

【免疫細胞に指示を送る樹状細胞の一つ】

 ドイツの解剖学者パウル・ランゲルハンスによって発見された最初の樹状細胞がランゲルハンス細胞と言われています。

樹状細胞とは、ウイルスなどが侵入した際に脳へそれを伝える細胞のこと。

表皮のうち有棘層と呼ばれる層に存在し、異物の侵入をいち早く突き止めます。

ちなみにシミの元として知られるメラノサイトも樹状細胞の一つです。

【細胞自体にも防衛機能がある】

 ランゲルハンス細胞は異物の侵入を伝達するだけではありません。

炎症を沈静化させる“沈静化酵素”を持つランゲルハンス細胞は自らも肌を守るため、炎症などのトラブル因子を撃退するのです。

紫外線や乾燥などの刺激と隣り合わせの肌ですが、ランゲルハンス細胞の沈静化作用で様々な炎症からも身を守ってくれるのです。

皮膚免疫を活性化すれば肌荒れを寄せ付けない!

 外敵の侵入を伝え、それによる炎症を沈静化させるランゲルハンス細胞。

この働きが促されれば、お肌の健康も保つことができるのです。

最近肌荒れなどのトラブルが多いという人は、ランゲルハンス細胞を元気にするスキンケアが必要かも。

それと同時に、免疫力を低下させる原因を作っていないかも見直す必要がありそうです。

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ランゲルハンス細胞を減少させる原因

 大事な皮膚免疫であるランゲルハンス細胞ですが、様々な理由で減少してしまいます。

その大きな原因があなたのスキンケア方法にも潜んでいるかもしれません。

【石油系合成界面活性剤】

 化粧品に広く配合されている界面活性剤。

中でも石油系合成界面活性剤は肌への負担が大きいものとして知られます。

洗浄力が強い分必要な皮脂までも奪ってしまいやすく、細胞を傷つけて乾燥やバリア機能の低下など招くのです。

ランゲルハンス細胞も石油系界面活性剤に弱いため、肌に優しい天然系の成分を意識しましょう。

【紫外線やストレス、乾燥】

 皮膚へダメージを与えるものはランゲルハンス細胞にも悪影響。

紫外線や乾燥などが代表的です。

精神的な要素もお肌を荒れさせる要因。

つまりストレスもランゲルハンス細胞を減少させる一因になるでしょう。

【加齢や偏った食生活】

 加齢や食品添加物の取りすぎにより免疫細胞の働きが低下します。

ランゲルハンス細胞を始め、皮膚を保護する細胞を活性化するためには食生活も重要と言えます。

ランゲルハンス細胞を傷つけないスキンケア

【天然成分の化粧品を使う】

 上述の通り石油系合成界面活性剤などの化学合成成分は肌へ負担になる可能性が高い成分。

特にオイル系のクレンジングには注意してください。

お肌に優しいオーガニック、天然由来の化粧品を使うことで負担を和らげることができます。

【間違ったスキンケアを改める】

 ゴシゴシ洗顔や保湿不足、紫外線対策を怠っているなどNGスキンケアを改善しましょう。

いくら肌に良い化粧品を使っていても、その使い方が間違っていては意味がありません。

正しい顔の洗い方、化粧水の付け方などをマスターすることが皮膚免疫をアップさせることにもつながります。

【免疫力を高める食生活】

 ランゲルハンス細胞を覆う沈静化細胞は加齢により減少すると言われます。

この減少を抑えるには食生活が重要。

粘膜を強化し皮膚免疫力を高めるビタミンA、マクロファージなどの白血球を活性化させる玉ねぎやにんにく、ブロッコリーなどを積極的に取り入れましょう。

参考:肌の免疫力は「ランゲルハンス細胞」が鍵!? – エキサイトニュース(1/2)
 

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プライバシーポリシー

参考サイト

NPO日本免疫美容協会

 - 美白・美肌 ,

執筆者:rihira

一般社団法人 日本スキンケア協会
認定:スキンケアアドバイザー

執筆者のプロフィール 

注:2016年3月以前の記事はスキンケアアドバイザー資格取得前に書かれたものです。

イラスト:harunaluna

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