美容って何だろう

      2019/03/04


NG保湿ケアと正しい保湿ケア。肌本来の力を高めながら化粧品で補う方法

 あなたは正しい保湿ケアができていますか?間違った保湿ケアでは十分に潤いを得ることができず、乾燥を悪化させる恐れがあります。

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 いつも化粧水や乳液をたっぷりつけているから保湿ケアは十分なはず。そう思っているなら要注意かもしれません。確かにしっかりケア用品を使うことは重要ですが、ただ単につければ良いというものでもないのです。化粧品の成分を効率良く得るためにも、正しい保湿ケアを身につけて乾燥を寄せ付けない肌をつくりましょう。

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やりがちなNG保湿ケア

【洗顔後、時間を空けて保湿する】

 クレンジング、洗顔後は肌の潤いが少なく、乾燥しやすい状態になっています。入浴時に顔を洗うという場合は、着替えを済ませたらドライヤーよりも先にスキンケアを行った方が良いでしょう。角質層の水分量は洗顔後の約3分で洗顔前より乾燥した状態になるそうです。また、顔に水分が残った状態でのスキンケアも効果が低下するため、顔の水分を優しく丁寧にふき取ってから保湿ケアを行いましょう。
http://www.ansage.jp/season_column/vol_2.html

【化粧水をざっとつける】

 化粧水をたっぷりつけなければと、とってはバシャバシャとってはバシャバシャ・・・。これではせっかくの成分がもったいないといえます。化粧水はぱぱっと何度も付けるのではなく、一回一回ハンドプレスでじっくりと浸透させましょう。叩いたり塗り込んだりも刺激が強いのでお勧めできません。手全体を使って肌に密着させ、優しい圧をかけながら保湿成分を与えていきましょう。

【ベタつくのが嫌だからクリームや乳液をつけない】

 化粧水で十分潤ったから、べたつく乳液やクリームは塗りたくない。しかし、せっかく化粧水で潤った肌でもそのままではすぐに水分が蒸発し、乾燥しやすい状態になります。潤いは与えるだけでなく、それをしっかり保持することが重要。そのための行程が乳液やクリームといった油分です。特にオイリー肌、ニキビ肌の人など皮脂過剰が気になる場合は抵抗があるかもしれませんが、あっさりめのクリームを薄く乗せる程度でも良いので欠かさない方が良いでしょう。

【肌へ浸透させようと大量につけたり、何度も叩き込む】

 化粧品が浸透するのは角質層までで、どんなに頑張ってもそれ以上奥へは届きません。逆に言えば、角質層以上に成分がいくようであれば悪い成分も浸透することになるので、大変危険なこととも言えるのです。必要以上の量を使ったり、何度も何度も叩いても肌の奥までは浸透しないのです。角質層に浸透させるには上述のようにハンドプレスでじっくりと押し当てるだけでも十分ですし、使う量も自分の肌質や状態によって適量を見極めなくてはなりません。

【すべての部位を同じ保湿ケアで統一している】

 目元や口元の乾燥が酷いのに、他の部分と同じ量、度合いでしかケアをしていないことはありませんか?顔の中でも乾燥しやすい、テカりやすい部分があるように、部位毎に必要な水分量、油分の量も異なって当然ではないでしょうか。乾燥しやすい部分には多めにつける、皮脂が多い部分には乳液を少なめに。その部位にあった保湿方法で柔軟に対処しましょう。

【化粧品に頼りっぱなし】

 高価な化粧品や美容液を使えば確かにその時は潤った気持ちが大きいでしょう。しかし、肌の力そのものを鍛えなければいつまでたっても根本的な改善はできず、その場しのぎのケアでトラブルを抱えたままになります。化粧品を使うことがいけないのではなく、そればかりに頼ることが危険なのです。食事からの栄養補給や睡眠、ストレス解消、血行促進など化粧品以外の部分でのスキンケアも忘れてはなりません。肌本来の力を高めることで使う化粧品の量も自然と減ってくるはず。内側と外側両方のケアのバランス良く行い、肌が自然と持っている保湿力を引き出してあげましょう。

正しい保湿ケアを行うには

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【正しいクレンジングと洗顔を行う】

 メイクや余計な皮脂、汚れが残った状態で化粧水や美容液をつけても保湿効果は十分得られません。それどころか、毛穴のトラブルや乾燥の悪化を招くことも考えられます。正しいクレンジングと洗顔とは、汚れを落とすだけでなく肌に極力ダメージを与えないよう気を遣うこと。しっかりと、それでいて優しく丁寧に洗うことが大切です。

【自分に合った化粧品とその適量を知る】

 乾燥の酷い人があっさりタイプの化粧水を少量つける。オイリー肌の人が乳液をたっぷりつける。どちらもそれぞれの肌に合った使い方とは言い難いですよね。同系統の肌質でも化粧品が合う、合わないは当たり前のようにあるでしょうし、同じく適度な量というのも異なるはずです。製品に記載されている量はあくまで目安。今の肌の状態、部位などに合わせて適量を調整し、自分の肌に合うと感じるものを使う必要があります。

【皮脂膜が正常に作られるスキンケアをする】

 本来私たちの肌は皮脂や汗が混ざり合ってできる「皮脂膜」という物質によって潤いを守っています。外的刺激から皮膚を保護するバリアの役割のほか、角質層の水分を逃がさず張りや弾力性も保つなど様々な機能を備えているのです。皮脂膜は“天然のクリーム”とも呼ばれ、正常に存在すれば酷い乾燥などのトラブルも起きにくいと考えられます。

 過剰に化粧品の力に頼り過ぎると、この皮脂膜を作る能力も低下する恐れがあります。また、偏った食生活で皮脂が多く出過ぎたり、加齢によって皮脂が減少するなど正常に皮脂膜が作られないことがあります。皮脂膜がうまく作れずに肌が弱っている時には化粧品でそれを補うことも大切です。それ以外でも脂っこい食事の見直し、必要な皮脂が失われないよう洗顔をしすぎないなど皮脂膜を正常に作れるような生活、スキンケアを心がけましょう。
参考:http://cosme-genteel.com/cream.html

大事なのは“今の自分の肌との相性”

 化粧品の付け方や付ける量などに関しては、様々な情報があって困惑する方も多いでしょう。例えば化粧水の付け方で言えばコットンと手、どちらが良いか。コットンで叩くと浸透率が上がるが刺激が強い。手でつけると肌に優しく手の温度で浸透率も高まるが手の雑菌やつけムラが心配、など。どちらも頷ける話ですが、個人的には負担をかけない方が良いと思うので手で使用しています。

 また、何度もつける派とそれは意味がない派、化粧水はいらない派・・・など、やはり人それぞれのスキンケアがあります。大事なのはそれが“今の自分の肌”に当てはまるのかどうかではないでしょうか。

 万人に合う保湿ケアは存在しません。もしあるとすれば、肌本来の力が正常に作動することですがそう簡単にいかないのが現代人の環境やライフスタイルです。もちろん、基本は肌の力を高めることが大事だと思いますが、それまでの過程をサポートする意味で化粧品を上手に使った保湿ケアも身につける必要があるのではないでしょうか。

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プライバシーポリシー

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執筆者:rihira

一般社団法人 日本スキンケア協会
認定:スキンケアアドバイザー

執筆者のプロフィール 

注:2016年3月以前の記事はスキンケアアドバイザー資格取得前に書かれたものです。

イラスト:harunaluna

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