美容って何だろう

      2016/12/09


秋の時期に心がけたいスキンケア

 9月に入り、めっきり秋らしく…なんて様子は微塵もないまま、相変わらず残暑の厳しい日々が続いています。まだしばらくはこの暑さと付き合わなければならないようですので、紫外線対策など手を抜かないようにしておきましょう。

974_original

 さて、本格的に秋を迎える前に、秋の時期に心がけたいスキンケアを解説しておきたいと思います。秋といえば、厳しい暑さが和らぎ涼しい秋風とともにひんやりとした空気へと変わってくる季節。とはいえ、真冬の様な凍てつく空気とまではいかず、穏やかな気温、柔らかい日差しといった比較的過ごしやすい時期といえるでしょう。お肌にとっても、特に悪影響を及ぼすなんてことはない様に思えますが、本当のところはどうなのでしょうか。

スポンサーリンク

 涼しい秋を迎える前に、1年で最も過酷なシーズンである夏を過ごしたお肌。UV対策や保湿など、徹底的にスキンケアに気をつけている様でも夏のダメージは見えない所で確実にその爪痕を残しているもの。秋の肌状態は老化のリスクがピークに達する時期であり、この原因は勿論「夏」の時期に受けたダメージが元となっています。肌にとって一番最悪ともいえる季節を乗り越えたその状態は、もうすっかりボロボロとも言えるレベルに達しています。秋にどういったスキンケアを行うか。この内容によって1年間の美肌度合いが決まると言っても決して過言ではないのです。

 先ほども述べた様に、秋は肌の老化がピークに達する時期。つまり肌の老化が始まる時期でもあります。これは夏に受けたダメージが表れ始めるものであり、このダメージを秋の間にきちんとリセットできるかできないかでその後の肌状態に大きく影響を及ぼします。更に秋の後には寒さの厳しい「冬」が待ち構えています。ダメージを受けた肌のままで冬を迎えてしまえば、シワやたるみなどが定着してしまい、肌老化は悪化の一途をたどる事に。ここまで来て気がついても、回復するのは非常に難しいと言えます。秋のうち、暦で言うと9月、10月、11月のうちに夏のダメージをリセットしておきたいものです。まずは夏のダメージが原因で起こる肌トラブルについてあげていきます。

 ◆「光老化」による張りや弾力の衰え
 紫外線が及ぼす影響に「光老化」があります。これは数分浴びただけで、コラーゲンやエラスチンといった肌の弾力や張りの元となる成分を破壊してしまう作用のこと。夏が終わる頃に小じわやたるみといったものが気になり始めたことはありませんか?これは光老化によるもので、張りや弾力が失われることでシワの癖がつきやすくなったり、重力に逆らえずたるんでしまうのです。

 ◆乾燥
 肌の乾燥を招く要因は紫外線以外にもあります。それは夏場に最も活躍する「冷房」。冷房の効いた部屋に長時間いたお肌は、乾燥の酷い状態にさらされています。そして秋になると空気自体が乾燥し始めます。冷房などの影響で肌のバリア機能が低下した肌に追い打ちをかけるように、秋の乾燥した空気は襲いかかってきます。これにより肌はより一層潤い不足が深刻化してしまうのです。

 ◆しみやくすみ
 夏が肌にとって一番過酷なシーズンと言われる所以ですが、これまでもあげてきたように強い紫外線や冷房、冷房による内外の気温差や湿度差などにあります。これらによって肌機能は著しく低下しており、中でも肌の生まれかわりのサイクルである“ターンオーバー”がスムーズに進まなくなることもその表れです。これによりメラニンの排出がうまくいかなくなると、しみが発生し易くなります。また、古い角質が残り続けたままになり肌トーンも悪くなり、くすみが目立つ要因になるのです。

 では、夏のダメージをリセットするために、いつものスキンケアに一手間加えてほしいことがあります。まずは「水洗顔」です。夏場に皮脂分泌が多くなり、それが落ち着いてくる頃が秋です。お湯だと必要な皮脂まで洗い流してしまいがちなので、それを防ぐために水洗顔を取り入れましょう。少し冷たいと感じる温度の水で、汚れだけを落とします。

 洗顔後は蒸しタオルを使用して、肌のターンオーバーが正常に働く様促しましょう。蒸しタオルを30秒ほど顔に乗せ、この時拭いたりこすったりということはしない様に。血行やリンパの流れをよくして肌の生まれ変わりを促進し、毛穴が開くことでこの後の化粧水の浸透効果をより高めます。この時、化粧水を冷蔵庫で冷やしておくと開いた毛穴もきゅっと引き締まります。また、化粧水をコットンに馴染ませて、乾燥し易い目元やシミ、小じわが気になる部分に乗せてパックします。パックの時間は最大3分までとし、それ以上は逆に水分を奪うことになるので注意しましょう。

 また、身体の中からケアすることも大切です。夏バテを引きずった状態の身体はその回復に手いっぱいで、肌まで栄養が行き届きにくい状態です。ビタミンやヒアルロン酸、セラミドなどを含んだサプリメントなどを取り入れ、夏に受けたダメージの回復効果を促進させるようにしましょう。

 夏に負ったダメージは秋のうちにリセットする。冬に持ち越してそのまま悪化…なんてことにならないように、外からと内からのケアを並行して行い効果的なスキンケアを目指して下さい。

参考サイト

キレイになれる水の飲み方!美肌と水分の基礎知識

おすすめ記事

技ありスキンケア「ハンドプレス」を駆使しよう

スキンケアの工程の中で一番最初に行うこととなるクレンジング

年齢別スキンケア?20代は肌が不安定になる時期?

スポンサーリンク

プライバシーポリシー

 - 美白・美肌 ,

執筆者:rihira

一般社団法人 日本スキンケア協会
認定:スキンケアアドバイザー

執筆者のプロフィール 

注:2016年3月以前の記事はスキンケアアドバイザー資格取得前に書かれたものです。

イラスト:harunaluna

この記事のタイトルとURLをコピーする

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  あわせて読みたい

スキンケアする女性の写真
加湿器不要の乾燥対策11選!湿度を上げれば温かさもアップ!?

 冬の乾燥対策として重宝する“加湿器”。加湿器を持っていない方は必見、加湿器を使わなくても加湿できる方法をお届けします。  乾燥の激しい季節になると内外の湿度が低くなります。 お肌に悪影響となるだけで

色素沈着しやすい肌…悪化させない為の有効な対策とは?

シミや黒ずみの元になる色素沈着。 人によって色素沈着の起きやすさには差があるようです。 今回は色素沈着しやすい体質である20歳女性・しょうこさんの質問にスキンケアアドバイザーの「rihira」がお答え

no image
梅雨の時期のスキンケア

 一年の中でも過ごしやすい季節である5月ですが、例年よりも暑いと感じる日も多く一概に過ごしやすいとも言えないのが本音でしょうか。それでも晴れた日に吹き抜ける風は気持ちがよく、澄んだ空気や緑の色を感じる