美容って何だろう

      2016/12/09


「精製水」と「グリセリン」でオリジナル化粧水を作る方法

 手作りコスメを生成する上で重要なのは、配合するものが自分に合っているかどうか。自分の体質、肌質との相性の見極めや、自分が目的とする効能が得られるのかなどがポイントとなるでしょう。化粧品を作るにあたって、まず最初に始めるとすれば「化粧水」になるかと思います。最もシンプルかつ簡単に作ることができるので、初心者の方でも作りやすいスキンケア用品になるのではないでしょうか。

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材料は最低二つから生成可能

 化粧水を作る場合、最低限「精製水」と「グリセリン」があればできてしまいます。精製水25mlにグリセリン5mlを混ぜ合わせるだけで、一番シンプルな化粧水が完成します。精製水とは蒸留や濾過、イオン交換といった手法を用いて作られた水のことで、ドラッグストアなどで簡単に購入できます。無色透明、無味無臭であり、ものによっては紫外線などで殺菌も行われています。グリセリンも同様に、ドラッグストアで売られています。耳にしたこともあるかと思いますが、乾燥を防ぐ保湿成分であるのがグリセリンです。これら二つを合わせたものが、手軽にできる化粧水となります。

化粧水の元となる様々な材料

 上記の化粧水では物足りないという人も多いでしょう。もちろん、他にも様々な材料があるので挙げていきたいと思います。まずは「芳香蒸留水(フローラルウォーター)」。これは植物を水蒸気で蒸留して精油を抽出する際に出来る副産物です。芳香蒸留水には極わずかな精油の成分も含まれており、その有効成分が既に含まれていると言えます。ですので化粧水の材料にすることはもちろん、単体でも十分使用することができるのです。合わせ方としては、精製水の代わりに芳香蒸留水を用いるという形で使用します。

 芳香蒸留水を購入するにあたって注意したい点は、フローラルウォーターとして販売されていても、厳密には精油と精製水を混ぜ合わせた芳香蒸留水と呼べないものであることも多いようです。その点をよく確認した上で、純粋なフローラルウォーターを選ぶようにしてください。

 「精油(エッセンシャルオイル)」も有効なアイテムになります。植物から抽出された精油にはその有効成分が凝縮されており、非常に純度の高い天然オイルとなります。純度が高いため原液のままでは刺激も強いので、通常は1?2%以内で希釈して使うことになります。ですが体質によりそれでも刺激が強く感じる場合もあるので、臨機応変に対応しましょう。また、妊婦の人は使用できるオイルが限られているため、必ず事前に確認してから用いるようにしてください。

 もともとアロマテラピーにて使われているものなので、その香りは実に豊富。品質や製造年月日、消費期限などに注意するほかは、単純に自分の好みの香りを選ぶと良いでしょう。やはり自分の好きな香りが一番リラックスできるのではないでしょうか。自分の好きな香りと効能などのバランスを考えた上で、信頼できるものをチョイスしてみてください。

 手作り化粧品に多く用いられるものとしては「ハーブ」も欠かせません。これは基本的にフレッシュ、ドライのどちらでもかまいません。自分で栽培しているという人もいるかと思うので、そうしたものを用いるのも愛着が出てよいかもしれませんね。料理や紅茶などで取り入れる機会もあるため、身近で手軽に手に入れられるという点も嬉しいポイント。ハーブそれぞれに様々な薬効・香りがあり、体の内と外の両方からそのエキスを取り込むことで美容と健康に作用してくれます。

 他にもグリセリンに代わる保湿成分として「ベタイン」と呼ばれるアミノ酸系の植物性天然保湿剤や、精製水の代わりにミネラルウォーターを使用するなどのアレンジもできます。ベタインはグリセリンのべたつきが苦手という方にもおすすめです。グリセリンと半量ずつ加えても、程よく保湿力を持った化粧水が作れるでしょう。精製水の代わりにミネラルウォーターや芳香蒸留水を用いれば、ワンランク上の化粧水が簡単に出来上がります。

  こうした化粧水には保存料を使用していないので、必ず少量ずつ作って短期間に使い切るよう心がけましょう。保存は冷暗所にて行い、細菌が繁殖しないように清潔な環境で保管してください。

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プライバシーポリシー

 - 基礎化粧品

執筆者:rihira

一般社団法人 日本スキンケア協会
認定:スキンケアアドバイザー

執筆者のプロフィール 

注:2016年3月以前の記事はスキンケアアドバイザー資格取得前に書かれたものです。

イラスト:harunaluna

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