美容って何だろう

      2016/12/09


肌にやさしい?ミルククレンジングの使い方や特徴、注意点を教えて

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いくつかあるクレンジングの種類。今回は“ミルククレンジング”に興味を持っている20代女性・あみさんからの質問にスキンケアアドバイザー「rihira」がお答えします。

社会人になって化粧をするようになりました。

そこでクレンジングについても色々調べて、種類が色々あることも知ったんです。

中でも、“ミルクタイプ”が肌に優しいみたいで興味があります。

メイクをするなら、やはりクレンジングで綺麗に落とすことも大切ですよね。

ミルクタイプに興味があるとのことですが、どのようなメイクを落とすのに使おうと考えていますか?

今のメイクなんですが、ベースメイクに部分的にコンシーラーを使っています。

あとはルースパウダーで仕上げですね。

ポイントメイクは眉毛とアイシャドウを少しくらいでしょうか。

なるほど。

では、基本的にはそこまで濃いメイクではないんですね。

はい、ナチュラルメイクだと思っています。

ですので、ミルクタイプでも十分かな・・・と思っていて。

ミルクタイプの特徴とか、気をつけた方が良いところなどがあれば教えて下さい。

クレンジングに関して真剣にお考えのようで素晴らしいですね。

では早速ミルクタイプのクレンジングに関してお話しします。

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ミルククレンジングの特徴

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【メリットは肌に優しい】

あみさんが仰るとおり、クレンジングの中でも肌への負担が小さいのがミルクタイプクレンジングのメリットです。

クレンジング自体、スキンケアの中でも肌への負担が大きい工程なので、それを極力抑えられるのがミルクタイプの特徴ですね。

やっぱりお肌には優しいんですね!

クレンジングは油性の成分であるメイクを落とすために油分が配合されます。

同時に、洗い流せるよう水と油をなじませる界面活性剤も必要です。

クレンジングの主な成分はこの2種類なのですが、いずれも扱いには注意がいるんです。

油分と界面活性剤・・・注意が必要とは、どういうことでしょうか?

油性のメイクは水に溶けませんね。

だから同じ油分で落とさなくてはならないのですが、それだけでは肌がベタベタになります。

そこで界面活性剤が必要なんですね。

界面活性剤は水と油分をなじませる“乳化”を起こします。

乳化すると、油分が水と馴染むから水で洗い流せる・・・ってことですね。

そのとおりです。

油分や界面活性剤が多いほど洗浄力が強いことになります。

しかし、それは皮脂など必要な潤いも一緒に奪うリスクも高いということ。

なるほど・・・本来肌にある皮脂まで洗い流しちゃうんだ。

はい。

ミルクタイプは水分が多いクレンジングなので、そういったリスクも少ないと言われています。

このことから“肌に優しい”と言われるんですね。

なるほど、よくわかりました。

ミルクタイプは油分が少ない分、必要な皮脂を奪うリスクも低いってことですね。

【デメリットはオフ力が弱い】

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水分が多めで肌に優しいミルクタイプですが、一方でメイクをオフする力は弱いのがデメリットです。

水分が多い、すなわち油分は少なめということですから、自然とメイクを落とす作用も低くなるわけですね。

そっか!クレンジングの油分が多いとメイクも落ちやすい。

だからオイルクレンジングは濃いメイクでもオフしやすいって言われるんですね。

そうです。

逆に皮脂も一緒に落ちやすいということでもありますね。

だから負担が大きいと言われるのも、オイルクレンジングの特徴です。

ミルククレンジングは肌に優しい分、メイクオフ力は弱い。

これを覚えておいてくださいね。

どのクレンジングにも一長一短はあるということですね。

わかりました!

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ミルククレンジングはどんなメイクに使える?

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あみさんは基本的にナチュラルメイクということなので、ミルクタイプでも十分対応できるでしょう。

ただ、ミルクタイプは水分が多いので量が少ないと摩擦も起きやすいと言えます。

量をケチらないことと、優しい力でオフしてくださいね。

へぇ~、量はケチっちゃだめなんですね。

気をつけます。

【転相と再乳化がポイント】

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実際に使う際は、手のひらで温めてから使うのもポイント。

ミルククレンジングは、油が水に包まれた状態になっています。

それが肌の温度が加わることで“転相”され、水が油で包まれた状態に変化するんです。

まったく逆になるってことですか。

でも、それってどんな意味があるんでしょうか?

油分が外側に出てくることで、メイクと馴染みやすくなり綺麗に落とすことができるんですよ。

ミルクタイプの場合、この転相に時間がかかることがあります。

クレンジングは時間をかけすぎても肌への負担が大きくなるんです。

え~!せっかく肌に優しいミルクを選んでいるのに、それじゃ台無しですね・・・。

ですので、先に手のひらで温めておくのが良いんですよ。

それで転相を促せるので、時間をかけすぎず綺麗に落とすことも可能に。

また、洗い流す時もぬるま湯で丁寧に、数回に渡りすすぎましょう。

そこで再乳化が起こり、より洗い流しやすくなります。

再乳化・・・?

皮膚の温度により転相が起きた状態を再び水で油が包まれた状態にすることです。

水で包むことで、油もするっと落ちやすくなるということですね。

なるほど~。

単に肌に優しいから使いたいって思ってたんですが、詳しく説明を聞いて使い方にもコツがあるんだってわかりました。

それも踏まえてミルククレンジングを使ってみようと思います!

少し専門的な説明が多くなってしまいましたが、知っておけば肌に優しいミルククレンジングをより良く使うことができます。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

ミルククレンジングのポイント

  1. ミルククレンジングのメリットは肌に優しい、デメリットはオフ力が弱い
  2. ナチュラルメイクならミルククレンジングで十分
  3. 手のひらで温めてから使い、ぬるま湯で繰り返しすすぐこともポイント

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プライバシーポリシー

 - 基礎化粧品

執筆者:rihira

一般社団法人 日本スキンケア協会
認定:スキンケアアドバイザー

執筆者のプロフィール 

注:2016年3月以前の記事はスキンケアアドバイザー資格取得前に書かれたものです。

イラスト:harunaluna

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