美容って何だろう

      2019/06/10


スキンケアの工程の中で一番最初に行うこととなるクレンジング

 メイクをしている女性にとって、「クレンジング」でそれを落とすという行為を怠るわけにはいきません。クレンジングは「洗顔」とは異なるものであり、クレンジング剤を用いてメイクを落とすのが「クレンジング」、そのあとに洗顔料などを用いて洗い流すのが「洗顔」となります。スキンケアの工程の中で一番最初に行うこととなるクレンジング。この工程がしっかりできていないと、あとのケアをしっかり行っていても意味がなくなってしまいます。

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 特に最近の化粧品の性能といえば、美しく見せるということは勿論、メイク崩れしにくいというものが多くなっています。多くの化粧品には油性基剤が含まれており、これは肌表面にしっかりと密着させるために使用されるものです。肌に密着し、メイク崩れを起こしにくいということは、クレンジングの際にも“落ちにくい”ということが言えます。通常の石鹸や洗顔料だけでは綺麗に落とすことはできませんので、専用のクレンジング剤を用いてしっかりと洗い流すようにしましょう。

 クレンジング剤にはその形状により種類分け出来ますが、クリーム、オイル、ジェル、ローションなどのタイプがあります。クレンジング剤に含まれる油分によってメイクの油性を落とすもので「溶解型」と呼ばれます。流動パラフィンなどの油性物質を30?70%含んでおり、その割合も製品によって様々です。

 特に油分の割合が多いのがオイルタイプのもの。メイク馴染みが良く、落ちやすいというメリットを持っています。ただし、油分が多い分肌に残る油分も多く、普通にすすぐだけでは綺麗に落ちないことが多いと言われています。また、しっかりすすごうとして何度も洗ったりこすったりという行為がかえって肌の水分を奪ったり、余計な刺激を与える要因にもなります。綺麗に洗い流すことは大切ですが、あくまで優しく丁寧にすすぎを行いましょう。

 クリームタイプのものも比較的油分が多いものが目立ちますが、オイルタイプよりもマイルドな使い心地となります。クリームの伸びが悪いとゴシゴシこすりがちにならないよう注意しましょう。オイルやクリームタイプの様に油性の強いものは、主にしっかりメイクを落とす時に使用するようにしましょう。特にオイリー肌の人は、元々持っている油分が多いため、常用はあまりお勧めできません。乾燥肌の人であっても、過剰なすすぎで乾燥を促進させる恐れがある為注意が必要です。

 ジェルやローションタイプですが、他の2つと比べてメイク落ちが弱いイメージがあるかもしれません。確かにオイルなどより力は劣る部分もありますが、油分が少ないかわりに乳化剤などの成分でメイク馴染みを良くしてあるので、クレンジング剤としての力は十分にあります。また、お肌の弱い人でも使用し易い低刺激のものが多く、安心して使うことができます。クレンジングの際にはじっくり馴染ませてメイク浮かせ、落とし残りがないようにしましょう。

 最近では手軽にメイクを落とせるアイテムとして、拭きとるタイプのものもあります。手軽で便利なのは良いですが、基本的には水で洗い流す方式のものを使用するようにしましょう。拭きとるだけでは、やはり毛穴に詰まった汚れなどは完全に落とすことができません。また、拭きとったりこすったりする刺激は角質にダメージを与えてしまう要因になります。メイクを落とすにはクレンジング剤でよく溶かし、水で綺麗に洗い流すということが基本ということを意識しましょう。

 特に“アイメイク”に力を入れている人は多いと思いますが、目元のクレンジング専用の「アイメイク・リムーバー」と呼ばれるものもあります。これには界面活性剤という成分が多く含まれており、これは強力なクレンジング能力を持っているものの、肌荒れを招き易い成分としても指摘されるものです。しっかりメイクになりがちな目元の化粧を落とす為には強い成分が必要なのはわかるのですが、目元の乾燥などを促進させる原因になり、メイクの乗りも悪くなるという悪循環になる場合も。できれば肌に優しい成分で丁寧に落とす手法で洗う様にしましょう。

 クレンジング剤自体の多用があまり肌に良いとはいえませんが、しっかりメイクを落とすことはスキンケアにおいてとても重要なことです。自分の肌に合ったものを使用し、すすぎを十分に行って洗い流すようにしましょう。

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 - 基礎化粧品 ,

執筆者:rihira

一般社団法人 日本スキンケア協会
認定:スキンケアアドバイザー

執筆者のプロフィール 

注:2016年3月以前の記事はスキンケアアドバイザー資格取得前に書かれたものです。

イラスト:harunaluna

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