美容って何だろう

      2017/07/28


化粧水の主要な役割は肌への水分補給

 スキンケアの中でも、化粧水の持つ役割は非常に大きなものかと思います。全てのスキンケアの基本となる工程であり、洗顔後は一番始めにつけるということもあって最も肌との相性を考えたいのではないでしょうか。

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 化粧水の持つ最も主要な役割は、肌への水分補給。洗顔後のお肌はメイクなど顔の汚れを落とすとともに、セラミドなど肌本来の保湿成分なども洗い流してしまっている状態です。これを補うために化粧水を使用します。洗顔後に感じるお肌のツッパリなども、水分が不足し肌が潤いを欲しているもの。水分が不足してしまうと、当然ながら肌は乾燥し易い状態になります。肌が乾燥してしまうと毛穴が開き易くなり、キメが乱れるなどの原因になります。更に肌の水分蒸発を防ごうとして、過剰に皮脂を分泌してしまいます。これはテカリやニキビなどの肌荒れの原因にもなってしまうのです。

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 この様に、お肌の水分不足というのは乾燥だけでなく、余計な皮脂の分泌を促して様々な肌トラブルを招く要因になります。肌の水分量を適正に維持することは、スキンケアの基礎となるものです。化粧水でしっかりと水分補給してあげることが、美肌への第一歩となるといっても過言ではないでしょう。

 一般的に化粧水と呼んでいるものですが、最も多く出回っているものを「柔軟化粧水」といいます。柔軟化粧水の目的は保湿です。柔軟化粧水のほとんどは水分でできており、実は保湿成分などのアミノ酸、ビタミン、ミネラル、ヒアルロン酸などの割合は数%程度。その成分の内容や割合は製品によって様々ですが、皮脂バリアを突き抜けて浸透させるために乳化剤や防腐剤の一種のパラベンなどを含んでいるものも多く見られます。こういった成分が、特に敏感肌の人には合わない場合もあるので要注意です。ただ、こうしたアルコール成分が入ってなければ良いかというと決してそうは言い切れず、代わりに乳化剤が多く含まれているなどの場合もあります。

 化粧水の中でも「収れん化粧水」というものをご存知でしょうか。またの名を「アストリンゼン」とも言うものですが、肌につけるとアルコール成分がスーッと浸透し、ひんやりとして肌が引き締まった様な感覚を覚えた人もいるのではないでしょうか。収れん化粧水には「収れん剤」と呼ばれる成分が含まれており、これには皮脂の流失を一時的に抑える作用があると言われています。また、肌を引き締めることでキメを整え、血行を良くするといった効果も期待できます。

 収れん化粧水の主な成分ですが、一般的な化粧水と比べてアルコール成分が多いのが特徴です。これが収れん化粧水独特のスーッとした清涼感の元となります。また、エタノールやクエン酸、オドリコソウエキスなど様々な成分を含む製品があります。

 他にも「アルカリ性化粧水」というものがあります。これは数多くある化粧水の中でもごく僅かな製品であり、グリセリンを5?10%含んでいます。アルカリ度の高い化粧水というのは老化してしまった角質を溶かす効果が強いと言われています。この作用により、皮膚表面を滑らかにして潤いある肌へと導きます。また、グリセリンの持つ吸湿性によって外気の湿気を吸収するため、柔らかく弾力のある肌を保つことができるでしょう。

 この様に、一言に化粧水といっても実はいくつかの種類に分けられることができます。私達が多く使用するものは柔軟化粧水となりますが、他のものを使用する際には柔軟化粧水との併用することをお勧めします。例えば収れん化粧水であれば、潤いを与えるという目的よりも肌のきめを整え美容液などの浸透を手助けする役割の方が大きいので、通常の化粧水や仕上げの美容液などと併せて使用することでより効果を発揮します。収れん化粧水だけでは柔軟化粧水ほど水分補給の役割を果たせないと思いますので、柔軟化粧水でたっぷり水分を補給することを欠かさないことが基本となります。

 健康な肌には十分な潤いが絶対条件。化粧水でしっかり保湿をして、正しいスキンケアを心がけましょう。

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プライバシーポリシー

 - 基礎化粧品

執筆者:rihira

一般社団法人 日本スキンケア協会
認定:スキンケアアドバイザー

執筆者のプロフィール 

注:2016年3月以前の記事はスキンケアアドバイザー資格取得前に書かれたものです。

イラスト:harunaluna

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