美容って何だろう

      2018/03/15


プロアクティブって効くの?実際に感じた効果や感想、使用の目安など

ニキビケアで有名な化粧品といえば「プロアクティブ」でしょう。

実際に使ったことのある筆者の体感、感想などをお届けします。

ニキビで悩む人なら、誰しも「プロアクティブ」の使用を検討したことがあるのでは?

メディアでも度々見かける、ニキビケアに特化した化粧品ですね。

「効果を感じた!」という使用者の声を聞くと、自分のニキビにも効くかも…と思ってしまいます。

もしあなたがプロアクティブの使用を考えているなら、私が実際に使った経験が少しでも役立つかもしれません。

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ニキビケアで有名なのが「プロアクティブ」

プロアクティブは、もともとアメリカの企業「ガシー・レンカー社」の商品です。

日本で発売されたのは2003年。

現在の「ザ・プロアクティブカンパニー」から販売されており、商品名は2014年から“プロアクティブ+(プラス)”へと変わっています。

私が使っていた頃(2004年頃)は、まだプラスの名前はついておらず、商品内容も異なっていました。

参考サイト:ザ・プロアクティブカンパニー株式会社 ■会社案内 沿革■

アメリカのニキビケア用品なのに、日本人の肌に合うの?

そんな心配もあるでしょう。

確かにアメリカ生まれではありますが、日本で販売されるものは配合成分が違っているのです。

Q11 プロアクティブはアメリカのスキンケア商品なので、肌に合うかどうか心配です。
日本人の肌に合わせて成分の配合を見直してつくられております。
ご心配な方は、まずは60日間返金保証がありますので、お試しください。

「商品に関するご質問」FAQ|プロアクティブ【公式】

アメリカ人ではなく、日本人向けに改良されたものであるうえ、60日間の返金保障もついています。

こうした点は、初心者にとって手に取りやすいポイントと言えるでしょう。

プロアクティブは本当にニキビに効くのか・私の体験談

前提として、あくまで個人的な感想や体感であること。

現在のプロアクティブ+とは、3ステップのラインアップが違っていること。

特別にプロアクティブを贔屓する意図などはないことを明言しておきます。

私が初めてプロアクティブを使用したのは、高校3年生くらいでした。

テレビCMで頻繁に目にするようになり、興味が沸いたことを覚えています。

当時から返金保障もついていたので、「効果がなければ返金すれば良いか」という気持ちで通販にて購入しました。

洗顔、トナー、クリームの3点セット

当時(2004年頃)の内容ですが、洗顔料、リバイタライジングトナー、クリームの3つだったと記憶しています(名称は覚えているもののみ記載)。

洗顔料で顔を洗い、トナーをつけ、最後にクリームをつける3ステップのニキビケアです。

上述の通り現在のプラスとは内容が違っていますが、3ステップという点は共通ですね。

使った感想、使用の経過について

洗顔料にはスクラブが入っており、洗い上がりがかなりサッパリするタイプです。

トナーはわずかにとろみがあった記憶ですが、塗布すると乾燥しやすかったように感じました。

クリームは、以前別の乳液をつけすぎてニキビが増殖…という失敗をした経験があったので、少なめに塗っていた覚えがあります。

使い始めて1週間くらいだったと思いますが、すーっとニキビが減っていくのが目に見えて、感動した記憶が。

特に副作用もなく、ニキビ改善に大きく貢献してくれたアイテムでした。

今まで行ってきたニキビケアの中でも、特に鮮烈に印象付けられているのがプロアクティブです。

徐々に効果を感じられなくなり、使用を中断

学生の頃はプロアクティブで大きな効果を感じた私ですが、社会人になり成人になり…と時間が経つにつれて効果が低くなってきたように思えてきました。

大人になりニキビの症状が落ち着いていたことも関係しているかもしれません。

ただ、急にやめてニキビが再発するのが怖かったので、ほかの化粧品と並行しつつ使っていた記憶があります。

他のものを取り入れたのは、プロアクティブのトナーによる乾燥が気になったのも理由の1つですね。

21歳くらいの頃だったと思いますが、ニキビの大量発生を経験。

その時もプロアクティブを使用していましたが、ニキビは一向に良くなりませんでした。

これをキッカケにプロアクティブの使用を完全に中断したと記憶しています。

プロアクティブの化粧品、成分などについて

繰り返しになりますが、現在は私が使っていた頃とラインアップが違っています。

新しい製品であるプロアクティブ+において、基本の3ステップとなる3商品とその成分を調べてみました。

以下の成分表記は、プロアクティブ+の公式HPからの引用です。

薬用洗顔料 スキンスムージングクレンザー
有効成分:サリチル酸
主な配合成分:グリコール酸
主な配合保湿成分:ブドウエキス、ユキノシタエキス、オウゴンエキス、クワエキス

薬用美容液 ポアターゲティングトリートメント
有効成分:サリチル酸、グリチルリチン酸ジカリウム
主な配合成分:アロエ液汁、スイカズラエキス

薬用クリーム スキンブライトニングハイドレイター
有効成分:サリチル酸、ビタミンC誘導体(L-アスコルビン酸 2-グルコシド)
主な配合成分:ブドウエキス、ユキノシタエキス、オウゴンエキス、クワエキス、マルトース・ショ糖縮合物

プロアクティブ+商品紹介|プロアクティブ公式

サリチル酸について

3つで共通する有効成分が「サリチル酸」です。

サリチル酸を配合する薬品の効能・効果については、京都大学科学研究所金久研究室が開発・提供しているデータベース「KEGG」にて以下の通り記されています。

軟膏または液剤として
乾癬、白癬(頭部浅在性白癬、小水疱性斑状白癬、汗疱状白癬、頑癬)、癜風、紅色粃糠疹、紅色陰癬、角化症(尋常性魚鱗癬、先天性魚鱗癬、毛孔性苔癬、先天性手掌足底角化症(腫)、ダリエー病、遠山連圏状粃糠疹)、湿疹(角化を伴う)、口囲皮膚炎、掌蹠膿疱症、ヘブラ粃糠疹、アトピー性皮膚炎、ざ瘡、せつ、腋臭症、多汗症、その他角化性の皮膚疾患
(中略)
薬効薬理
サリチル酸は、抗真菌作用を有し、特に白癬菌に対して1000~4000倍で発育を阻止する。
また、角質溶解作用も有する。

医療用医薬品 : サリチル酸(KEGG2009)

サリチル酸を含む薬品は、ざ瘡(ニキビ)へも効果があることが記されています。

また、薬効薬理に関しては抗真菌作用、角質溶解作用があるとのこと。

これらの働きから考えると、ニキビの炎症の原因となるアクネ菌の繁殖防止、毛穴を詰まらせる不要な角質の除去に役立つと推測できます。

3ステップすべてに配合されているので、ニキビケアに特化していることが伺えますね。

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グリチルリチン酸ジカリウムやビタミンC誘導体

その他の有効成分としては、美容液にグリチルリチン酸ジカリウム、クリームにビタミンC誘導体が配合されています。

『グリチルリチン酸ジカリウム』は、漢方の原料としても知られる甘草の根に含まれる成分で、炎症を抑え、肌荒れやニキビのケアに効果を発揮します。

その特性を生かして、日焼け止めや化粧水、風邪薬などさまざまな製品で使われており、最近はシャンプーなどにも配合されており、頭皮環境を整え、健康な毛髪へ導く効果が期待されています。

グリチルリチン酸ジカリウム | 美容成分辞典 | 資生堂グループ企業情報サイト

国から認められた美白成分の1つであるビタミンC。

美白効果によるニキビ跡の赤み改善が期待できるほか、皮脂抑制にも役立ちます。

有効な成分である一方、壊れやすく不安定というのもビタミンCの特徴。

それを誘導体化させた成分がビタミンC誘導体なのです。

誘導体化することで安定性を高めて肌に行き届きやすくし、ビタミンCの働きがより効率的に期待できます。

サリチル酸がアクネ菌の繁殖や毛穴詰まりに働きかけ、グリチルリチン酸ジカリウムが菌による炎症を抑え、ビタミンCがニキビ跡などの赤みや皮脂抑制にアプローチ

こうした有効成分の効果が、プロアクティブ+の主なニキビケア作用と考えられます。

プロアクティブの使用を振り返って考える3つのこと

当時は肌に関する知識を持たずにプロアクティブを使っていました。

ある程度知識をつけた今の私が使用を振り返って感じたことをもとに、「なぜ学生の頃には効果を感じられたのか」、「大人になって効果を感じられなかったのはなぜか」、「プロアクティブはどんなニキビ(肌)に使うのが良いのか」を考えていきます。

学生の頃は皮脂過剰・毛穴詰まりが酷かったので効果を感じた?

ニキビができるということは、毛穴の出口が詰まっているということ。

その内部で皮脂が溜まりすぎてしまい、アクネ菌の増殖でニキビの炎症が起きるのです。

つまり、当時の私は毛穴詰まりが多く、皮脂過剰であったと予想できます。

プロアクティブには毛穴詰まりや皮脂を抑える成分が配合されているので、シンプルに当時の肌に効果を発揮してくれたのかもしれません。

大人になって効果を感じられなかった要因は?

思春期を過ぎて肌が変わっていき、合わなくなったのが大きな理由と考えられます。

先にプロアクティブの洗顔料は洗い上がりがかなりサッパリ、トナーをつけると乾燥気味になると言いました。

加齢を伴い皮脂量がある程度落ち着いた肌には、洗浄力や刺激が強すぎたと考えられるでしょう。

特に角質溶解作用のあるサリチル酸は、わずかであれ角質(皮膚表面)を溶かすわけですから、どちらかというと刺激が強いことが想像できます。

ニキビができる根本的な理由で使用を判断するのも方法の1つ?

毛穴が詰まり、内部に皮脂が溜まり、アクネ菌が繁殖しすぎて炎症が起きる。

ニキビの基本的なメカニズムは、大人でも思春期でも同じです。

違うのは、皮脂過剰や毛穴詰まりを引き起こす根本的な理由

例えば思春期に皮脂が増えるのと大人の皮脂過剰では、理由が異なる場合があります。

思春期はホルモンバランスの変化によるもので、いわば自然な現象ですね。

大人によくある皮脂過剰ですが、乾燥が原因のことも珍しくないもの。

NGなケアで肌が潤い不足に陥り、それを補うため皮脂をたくさん分泌しているケースです。

このケースで単に皮脂を取り除く化粧品ばかり使っても、そもそもの原因は乾燥なので改善に繋がらないことは容易に想像がつきます。

私が社会人になってプロアクティブに効果を感じられなくなったのも、ニキビができる根本的な要因に変化があったからなのかもしれません。

実際に大人ニキビができた時は、プロアクティブよりも化粧水をたっぷりつけることで改善した経験があります。

乾燥以外に、暴飲暴食、夜更かし、ストレス過剰などもニキビを含め肌に悪影響となるでしょう。

ただ、私が使用していた頃と違って、現在のプロアクティブ+には保湿成分を配合した美容液が備わり、トナーが3ステップから除外されています(別商品としてラインアップ)。

大人ニキビにも使いやすいよう、保湿にもフォーカスしているのが伺えますね。

自分のニキビは自然的、体質的なものか、それとも乾燥などNGなケアによるものか、ライフスタイルにも理由があるのか。

そうした点を見極めて、プロアクティブの使用を判断するのも1つの方法でしょう。

合う・合わないがあるプロアクティブ、その時の肌との相性を考えて判断

口コミでは賛否があるプロアクティブの商品。

冷静に考えれば、どんな化粧品にも合う人と合わない人がいます。

そのためのパッチテストであり、企業努力でもあるでしょう。

私のように、同じ人物が使っても状況により体感が異なるケースもあります。

何が理由のニキビなのか、肌との相性などもしっかり見極めて、プロアクティブをニキビケアに取り入れるかを判断してください。

当時と同じラインアップであれば思春期の方におすすめだと思いますが、先に挙げたように現在は保湿も強化されているようです。

その点を踏まえても、やはり自身の肌と相談することが何よりも大切だと考えます。

仮に合わないと感じた場合は返金保障もあるので、それも含めて検討してみてはいかがでしょうか。

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プライバシーポリシー

 - ニキビ体験談

執筆者:rihira

一般社団法人 日本スキンケア協会
認定:スキンケアアドバイザー

執筆者のプロフィール 

注:2016年3月以前の記事はスキンケアアドバイザー資格取得前に書かれたものです。

イラスト:harunaluna

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